更新日: 2020年4月13日
ビートルズ好きなら絶対に訪れたいスポット5選
イギリスが生んだロックバンド、ザ・ビートルズ。1970年に解散され、40年以上経った今尚、日本のみならず、世界中の老若男女が未だに彼らが残した音楽を愛してやみません。今回は“ビートルズ好き”なら絶対に訪れたいスポット5つをご紹介しましょう。
【1】アビイ・ロード
Beatles Abbey Road zebra crossing, by Graham C99, CC BY
「まず初めにどこに行きたいか?」と聞かれると、アルバム『アビイ・ロード』のあまりにも有名な4人が歩く横断歩道のあの場所を挙げる人が多数ではないでしょうか。「4人のように横切って写真を撮りたい!」と、ビートルズ好きの方なら誰しもが思うことですよね。ただ、ここは彼らの故郷であるリバプールにあるのではなく、ロンドン市街にあります。ロンドン市街に実際に今もある、その名も“アビイ・ロード”沿いにあり、車の往来が結構多いのですが、ファンがここで写真を撮っている間はドライバーも快く手前で止まって待ってくれます。ですが、あまりにも時間をかけていると軽くクラクションを鳴らされてしまいますので、ご注意を。そしてそのすぐ隣には、彼らがレコーディングを行っていたアビイ・ロードスタジオがあり、「ここであの数々の名作が生まれたのか」という感動に思わず浸ってしまいます。
【2】マシュー・ストリート
ここからご紹介する後の4つのスポットは、4人が生まれ育ち、ビートルズが結成された地、リバプールにあります。“ビートルズ発祥の地”として知られるマシュー・ストリートには、彼らが幾度となくライブを行った伝説のパブ、「キャバーンクラブ」がありました。残念ながら当時のキャバーンクラブは既にありませんが、なんと!オリジナルを全くそっくりに再現した同名のクラブが同じ通りに作られており、そこではお酒を飲みながら、ビートルズをコピーしたギターの弾き語りなどを楽しむことができる、ファンにとってはたまらない場所です。また、通りにはジョン・レノン像や4人がよく行ったパブ、お土産店などが立ち並んでおり、絶対に訪れたいスポットの一つです。
【 3】ストロベリーフィールド
Strawberry Field forever…, by Loco Steve, CC BY-SA
名曲『ストロベリー・フィールズ・フォーエバー』のモチーフとされた、ジョン・レノンが小さい頃にによく遊びにいっていた孤児院です。静かな住宅街にあり、残念ながら外からしか見ることができませんが、真っ赤に塗られた門が“ストロベリー”の赤を連想させ、あの名曲が耳に聴こえてきます。
【4】ペニー・レイン
Penny Lane, by RyanSMcKee, CC BY-ND
こちらも名曲『ペニー・レイン』に出てくる、“ペニー・レイン”という名前の実際に存在する通りです。この“レイン”というのは、“〇〇ストリート”“〇〇ロード”と同じく、少し狭い道のことを“レイン”と呼びます。この通りには、曲の歌詞に出てくる散髪屋や銀行が今も残っており、『PENNY LANE』と書かれた標識を見た瞬間、思わず感動してしまいます。
【5】ビートルズストーリー
The Beatles Story Exhibition – Albert Dock – Liverpool, by ell brown, CC BY
マージー川沿いにあるこのビートルズストーリーは、“ビートルズ歴史館”です。当時の貴重な写真、新聞記事、楽器、衣装などを見ながら、ビートルズ誕生前から解散までの詳しい歴史を日本語によるオーディオガイドで聴くことができるので、かなりのビートルズ通の方でも初めて知るエピソードにきっと出合えるはずです。気づけば何時間でもいてしまい、最後にあるお土産店には、ついつい手を伸ばしてしまいたくなるようなここでしか買えないグッズもたくさんあります。
以上、最後まで読んでいただいた方は、そろそろビートルズの曲が聴きたくなってきたのではないでしょうか。この他にも、通の方なら自分だけが知る、行ってみたい場所もきっとたくさんあると思います。“ビートルズ好き”の方なら絶対に一度は訪れて、彼らの軌跡を耳ではなく、目や肌で感じてみてはいかがでしょうか。
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
SNS
まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!