日本帰国 RETURN TO JAPAN

①検疫

機内で検疫質問票が配布された場合は、記入し、検疫で係官に手渡す。検疫質問票が配られなかったときでも、腹痛など体調に異状があったときは申告する。

②入国審査

日本のパスポート所有者は“日本人”の列に並ぶ。パスポートを提示して、問題がなければ入国スタンプが押印される。

③預けた荷物の受け取り

搭乗した便の掲示があるターンテーブルで機内に預けた荷物をピックアップする。破損や紛失は係員にクレーム・タグを提示し、申し出る。

④動植物検疫

海外で入手した果物や生花、ハムなどの動植物はすべて検疫検査を受けなければならない。植物は禁止品以外は大丈夫だが、肉類は日本向け検査証明書がなければ原則持ち込めない。インドネシアの場合、生の果物はパイナップルやドリアンなど一部を除き不可。蘭やサンゴなどワシントン条約対象品も輸出許可書が必要。

⑤税関検査

機内で配られた携帯品・別送品申告書をパスポートとともに提出する。日本出国の際に外国製品の持ち出し届を提出した場合は、承認印が押された届出書も同時に出す。免税範囲内であれば緑、超えている場合は赤の検査台に進む。

日本帰国時の免税範囲

免税の対象
海外旅行者の日本入国時の成人1人あたりの免税範囲は右のとおり。別送品がある場合、購入した品物は携帯するものと合算して申告する。未成年者は酒類とたばこ類は免税にならない。また、6歳未満の子供は、明らかに子供本人が使用するもの以外は免税されない。
物品の課税方法
①海外市価の合計が20万円を超える場合は、20万円に納まる物品は免税、残りの物品に課税される。
②1個が20万円を超える場合は、物品全体に課税される。
③腕時計、貴石、パソコン、ゴルフクラブなどの関税は無税。消費税のみ課税される。

バリ島到着

空港からホテルはタクシーが便利

ングラ・ライ国際空港 NGURAH RAI INTERNATIONAL AIRPORT

2013年大幅リニューアル
空港の敷地面積が現在の2倍に拡張
2013年に国際線、2014年に国内線と両ターミナルが拡張され、モダンで近代的な建物に生まれ変わった。バリ島の波をイメージした波打つデザインが特徴で、以前よりも明るい印象に。ただ、空港内が広くなったため、移動時間は十分に考慮したい。3階建てで、1階が到着口、2階がショップやテナントが入り、3階が出発口となっている。空港内には免税店のほかに、おみやげが買えるショップやカフェ、レストランが建ち並ぶ。物価は街なかより高め。空港内では国営電話会社のテレコム(Telekom)のインターネットが無料で使える。
空港内の施設
●両替所
市内で両替するよりもレートは悪いが、タクシー代をはじめ、当日利用する分だけでも両替しておいたほうが安心だ。
●ホテル案内
万が一ホテルを予約していない場合には、ここで探すこともできる。
●タクシーカウンター
ホテル送迎がない場合には、タクシーを利用して各ホテルに向かうのが一般的。カウンターでエアポートタクシーのチケットを購入する。
ングラ・ライ(デンパサール)国際空港
0361-9351011
bali-airport.com

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リニューアルしたングラ・ライ国際空港

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ポーターに注意!

入国審査を終えて荷物を待っていると、カートを持ったポーターが荷物を運ぼうかとしつこく声をかけてくる。無料サービスかと思ってお願いする観光客も多いが、出口までの数十メートルの距離で数千円の高額なチップを要求されトラブルになっている。できるだけ荷物は自分で運び、ポーターにお願いする際も事前に値段を確認したい。

バリ島発着のインドネシア国内線

インドネシア国内では、ガルーダ・インドネシア航空をはじめ、複数のエアラインが運航しており、国内の移動には欠かせない。LCCも多数運航している。
■ガルーダ・インドネシア航空
www.garuda-indonesia.com
■エアアジアX
www.airasia.com
■ライオン・エア
www.lionair.co.id
■シティリンク
www.citilink.co.id
ジャカルタ 1時間40分
ジョグジャカルタ 1時間15分
スラバヤ 50分
ラブハンバジョ 1時間
ロンボク(アンペナン) 30分

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空港から市内へ ACCESS FROM THE AIRPORT

市内への交通手段

エアポート・タクシー エリアによって支払う料金があらかじめ設定されている。少々割高だが、渋滞による過度な加算やドライバーとのトラブルの心配がいらない。 窓口でホテルの名前を言うと、行き先が書かれたチケットが渡される。それをタクシー・ドライバーに渡すだけでOKだ。

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ホテル送迎

ホテルの宿泊特典で空港送迎が含まれている場合は、ホテルの車が空港まで迎えに来てくれる。基本的に同じホテルの宿泊客と相乗りで、ドライバーがホテルのカードを掲げて到着口で待っていてくれる。日本を発つ前に、ドライバーが空港のどこで待っているか確認したい。

メーター・タクシー

時間がない人は、メータータクシーが便利。しかし、乗車料金の相場や目的地までの行き方がわかっていないと、遠回りされたり騙されたりするケースもある。とくにメーターのついていないタクシーには十分注意を払いたい。

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シャトルバス

空港からホテルまでの距離が遠い場合は、シャトルバスの利用が最も安い。しかし、空港からバス乗り場まで歩いて行く必要があり、下車は飽くまでバス停で、目的地までは直接行ってはくれないので荷物が多い人や急ぎの人には不向き。

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観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。

奥付:
この記事の出展元は「トラベルデイズ バリ島」です。掲載している情報は、2017年11〜2018年1月にかけての取材・調査によるものです。掲載している情報、商品、料理、宿泊料金などに関しては、取材および調査時のもので、実際に旅行される際には変更されている場合があります。最新の情報は、現地の観光案内所などでご確認ください。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。