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まっぷるマガジン編集部

更新日:2020年4月13日

【バリ島】ホテル選びのコツ&予約方法をチェック!

海にするか、山にするか…ロケーションから選んでみてもよいし、旅の目的に合わせて宿泊地を決めてもよい。 近年、ホテルの予約方法も多様化しているので、情報収集は念入りに。

宿泊するホテルはどう選ぶか

アジア有数のリゾート地であるバリ島には、さまざまなタイプの宿泊施設がある。超高級なヴィラから大型ホテル、中級ホテル、格安のロスメンまでよりどりみどりだ。さらに今も開発は進んでおり、今後も新たな宿泊施設が続々と登場してくる。旅行者はまずはじめに、自分のイメージする滞在に合わせて宿泊施設のランクを決めよう。

宿泊施設のタイプ

大型リゾート

ヌサ・ドゥアなどに多く見られる大型リゾートは、大きなプールやジム、スパ、レストランなど充実した施設が揃い、敷地はカートで移動するほど広い。室内の設備も整い、各種アクティビティの手配も可能。ホテル棟タイプのほかに、敷地内にヴィラタイプの客室を持つリゾートも多い。

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ヴィラ

バリ島らしさを味わいつつ優雅に過ごすならヴィラがおすすめ。プライベート・プールを持ち、オープンタイプのリビングやキッチンを備える。パブリックな施設がないところもあるが、ヴィラの中だけで十分に滞在が満喫できる。バトラーが料理などさまざまなサポートをしてくれるのも特徴。

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レンタルヴィラ

オーナーの別荘を借りるレンタルヴィラは、ヴィラに住むような感覚で、より自由な滞在ができる。部屋数があるのでグループでの滞在にも最適。

中級ホテル

ビジネスホテル風やB&B、ヴィラタイプなど、さまざまな種類の宿が揃う。タオルや基本のアメニティ、セーフティボックスなど設備も問題ない。大きくはないがプールのあるホテルも多い。

ホテルを予約する

個人でホテルを予約する際、季節や予約の仕方次第で大幅に料金が変動することを知っておきたい。

ハイシーズンとオフシーズンを知る

だいたい7月上旬〜9月末がハイシーズン、年末年始の12月下旬〜1月上旬がピークシーズンとされ、その期間は宿泊料金も高くなる。それ以外はオフシーズンとして料金設定されている。

ホテル予約サイトを利用する

インターネットのホテル予約サイトを利用して、高級ホテルから中級ホテル、ロスメンまで、主要各国のホテルが予約できる。大概はクレジットカードでの支払いのため、現地で大金を持ち歩く煩わしさもない。ただ、注意したいのは予約サイトによって、割引率が異なる点だ。同じホテルでも提供している部屋のタイプが異なる場合がある。また、連泊の割引特典やリピート割引、ポイント還元など予約サイトごと、ホテルによって受けられるサービスもさまざま。複数のサイトを比較しながら自分にいちばんのホテルを選びたい。渡航先で困ったときに電話で対応してくれるサービスを行なっている会社もある。

●エクスペディア www.expedia.co.jp
●Hotels.com jp.hotels.com
●ホテリスタ appleworld.com
●agoda www.agoda.jp 
●JHC www2.jhc.jp

各ホテルのサイトから予約する

バリ島のホテルはウェブサイトを持っているところが多く、そこから直接予約することが可能。たいていはラックレート(正規料金)より安いインターネット料金を提示しているので、要チェックだ。

日本の予約事務所(レップ)で予約する

世界チェーンなど、大型ホテルの場合は日本の予約センターを構えている。もちろん対応は日本語。大概はラックレートで案内されることが多いが、オフシーズンなどはキャンペーン料金の場合も。

現地旅行会社を通して予約する

現地のツアー会社では、クーポン配布などお得なサービスを行なっている。日本語のサイトから比較的手ごろな料金でホテルの予約などができる。困ったときは現地にいる日本のスタッフに相談できるので、何かと心強い。

現地へ行って探す

空港の到着カウンターを出るとホテル案内所がある。そこでは、当日宿泊可能なホテルを斡旋してくれ、ホテルの情報収集にも役立つ。

部屋の指定

バリ島での部屋の種類は、眺めの良し悪しによってランクが分かれていることが多い。オーシャンビュー、オーシャンフロントビュー、ガーデンビューなどと部屋のタイプが分かれ、料金設定も異なる。海の見える部屋に泊まりたいなど、泊まりたい客室の指定がある場合は、早めに予約をしておきたい。

ホテルの設備とサービス

チェックインからチェックアウトまで

ほとんどのホテルでチェックインは14:00、チェックアウトは12:00となっている。ホテルの場合はレセプションで手続きをするが、ヴィラによっては直接ヴィラの中で手続きをする場合もある。

客室設備

中級ホテル以上であれば、ミネラルウォーターをはじめ、滞在に必要な設備は整っている。ドライヤーや湯沸かし器などが部屋になくても、スタッフに言えば貸し出してくれることもある。
■アメニティ 
ソープ、シャンプー、コンディショナー、歯ブラシ、シャワーキャップなどのほか、高級ホテルではバスフォームやインセンス、虫よけスプレーなどが用意されていることもある。
■バスタブ 
中級ホテルではバスタブがないところもある。給湯器の不具合などでお湯が出ない場合は、スタッフに言えばきちんと対処してもらえる。

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貴重品の管理/セーフティボックス

ビジネスホテル以上のランクであれば、暗証番号を入れて使用するセーフティボックスが部屋に用意されているので、貴重品はその中に入れて保管しておきたい。鍵は外出のときにレセプションに預ければ、紛失の心配をせずにすむ。

インターネット環境(Wi-Fi)

たいていのホテルやヴィラではWi-Fiが使用できる。どのホテルもWi-Fiにつなぐためのパスワードが設定されており、チェックイン時にWi-Fiのパスワードを教えてもらう、あるいは客室に案内が書かれている。部屋で利用できない場合でも、ロビーやレストランなどで接続できる場合もある。またライブラリーなどにパソコンを備えるホテルもある。

バトラー

ヴィラは、バトラーサービスを導入しているところが多い。バトラーとは日本語で「執事」を指す。滞在中ゲストが快適に過ごせるよう世話をするパーソナルサービスがその役割だ。モーニングコールから、スパやレストランの手配、車のチャーター、困ったときの相談、買物、キッチンでの料理にいたるまで、さまざまなゲストの要求に応えてくれる。

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空港までの送迎サービス

ほとんどの宿では空港送迎のサービスがあるので予約時にホテルに問い合わせよう。無料の場合もある。また郊外のホテルでは街の中心部へのシャトルサービスを行なっているところもある。

税金

中級以上のホテルの場合、インドネシアでは税金とサービス料として宿泊料金の10~21%程度が加算される。安宿では税金分が加算されない。

◆ ホテルのマナー ◆

●チップ 
荷物を運んでくれたり、ルームサービスを持って来てくれたスタッフには1回Rp.1万〜2万程度を渡すのが基本。部屋を掃除してくれるスタッフのために枕の下に入れておくチップも1回Rp.1万がおおよその相場。中級ホテルではRp.5000でもいい。

●喫煙 
とくに制約がなかった喫煙場所も、年々少なくなってきている。大型ホテルでは分煙の傾向にあるので、客室で喫煙する場合はあらかじめホテルにリクエストしておいたほうが無難。とはいえ、喫煙に関してまだまだ寛容な島である。

観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。

奥付:
この記事の出展元は「トラベルデイズ バリ島」です。掲載している情報は、2017年11〜2018年1月にかけての取材・調査によるものです。掲載している情報、商品、料理、宿泊料金などに関しては、取材および調査時のもので、実際に旅行される際には変更されている場合があります。最新の情報は、現地の観光案内所などでご確認ください。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。