更新日:2020年4月13日
【バリ島グルメ】スパイシーな食の楽しみ方
南国特有の香辛料を使った刺激的なインドネシア料理をはじめ、各国料理やファイン・ダイニングまで、食に飽きることはないグルメアイランド。食を制してバリを知ろう。
どこで何を食べるか
世界各地から旅行者が集まる観光地とあって、バリは「食の宝庫」でもある。バリ料理やインドネシア料理をはじめ、中国料理、日本料理、西洋料理、インド料理、モロッコ料理など多種多様な「食」が楽しめる。レストランの種類もさまざま。地元民が通うワルンと呼ばれる大衆食堂から気軽なカフェ、高級感あふれるファイン・ダイニングまで揃い、すべての旅行者の嗜好に応えてくれる。
店を選ぶ(種類と営業時間)
食堂
ナシ・チャンプルなどインドネシア料理を提供する地元の食堂を一般にワルンと呼ぶ。簡単な造りの店で値段も安い。ただしワルンの文字が店名に入った立派なレストランもあるので注意。
9:00〜22:00
レストラン
各国の料理が味わえる。田園に囲まれたレストランやプールを備えたレストランなど、リゾートならではのロケーションも魅力。最近はオーガニックを掲げるレストランが増えている。
10:00〜22:00
ファイン・ダイニング
いわゆる高級レストランで、厳格ではないがドレスコードがある。ホテルなどのメインダイニングに多い。一流シェフの作る素晴らしい料理が味わえるが、値段は先進国と変わらない。
8:00〜15:00 18:00〜22:00
フードコート
ショッピングモールのフードコートは、ローカル料理を地元の人々に交じって食べられるスポット。店頭にはメニューの写真もあり注文しやすい。
9:00〜22:00
屋台料理
市場などで見られる屋台料理は1皿Rp.2万~3万と非常に安い。ただし、溜まり水で皿を洗うなど衛生状態がよくないので注意が必要。
8:00〜22:00
料理をブンクスする
包むという意味のブンクス(Bungkus)は、屋台などでテイクアウトするときに使う言葉。「ブンクス」と言えば、料理を紙やビニール袋に包んでくれる。
カフェ
街なかには気軽に立ち寄れるカフェも多い。たいていは料理のメニューも充実しており、レストランとしても利用できるので便利だ。
8:00〜22:00
バー
クタやスミニャックなどに多い。ゆったりしたラウンジバーからゲイ・バーまで、個性的なバーがいろいろ揃い、充実したナイトライフが送れる。
11:00〜翌3:00
予約する
基本的に予約はあまり必要ない。ただし大人数の場合や繁忙期は予約するのが望ましい。高級ホテルのファイン・ダイニングや舞踊を鑑賞しながら食事する店は予約が必要な場合も多い。
入店から会計まで
入店して席に着く
ほとんどの店では自分の好きな席に座れる。高級レストランでは入店したら、出迎えてくれるスタッフに希望を伝えて案内してもらうのがスマート。
料理を注文する
通常のレストランでは日本と同様にメニューから選んで注文する。ワルンでナシ・チャンプルを注文する際は、直接ショーケースからいくつか具材を選んで伝えることが多い。ジンバランのイカン・バカールでも、生け簀などからシーフードを選んで焼いてもらう。料金は魚介の種類と重さによって決まる場合がほとんど。
会計(チップ、税金について)
一般に10%の税金が加算され、その合計額にサービス料5~10%がさらに上乗せされる。伝票にサービス料が含まれていれば基本的にチップは不要。ワルンでもとくにチップは必要ない。どちらも細かいおつりを置いてくる程度でOKだ。
飲み物、氷についての注意点
日本と違い、レストランで水がサービスされることはない。水を飲みたい場合はきちんと注文しよう。レストランやホテルの氷はあまり神経質にならなくてもよいが、屋台の氷は蒸留していない生水を使用していることがあるので、避けたい。
服装について
ほとんどのレストランにはドレスコードがないが、街なかの店に水着や上半身裸などで入店するのは失礼。ただしビーチクラブなどを併設するプールサイドの店なら別だ。TPOをわきまえよう。
パダン料理の注文の仕方
スマトラ島の料理。一皿盛りで食べる方法と、小皿から好きなものを選んで食べる方法がある
お皿に盛られたおかず
おかずがショーケース内に積み上げられている。ここから直接選んで一皿盛りにもできる。
ご飯が人数分出てくる
お客が入店すると、人数分の大皿に白いご飯が盛られて、それぞれの席にサーブされる。
おかずが席に並べられる
ショーケース内のおかずが小皿に盛られ、テーブルがいっぱいになるまで次々と出てくる。
好きなおかずをお皿に盛る
テーブルに並んだ小皿のなかから、好きなおかずをいくつか選び、自分の皿に取り分ける。
食べた分だけ支払う
会計は、スタッフが小皿の料理を細かくチェックし、食べた分だけがチャージされる。
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- 奥付:
- この記事の出展元は「トラベルデイズ バリ島」です。掲載している情報は、2017年11〜2018年1月にかけての取材・調査によるものです。掲載している情報、商品、料理、宿泊料金などに関しては、取材および調査時のもので、実際に旅行される際には変更されている場合があります。最新の情報は、現地の観光案内所などでご確認ください。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。