更新日:2024年9月3日
シンガポール動物園でいろんな動物とふれあおう!
檻や柵を使わない行動展示の先駆け的存在。開園から40年経った今でも日々進化を続ける魅力的な動物園だ。
動物の野性を感じる考え抜かれた環境づくり
熱帯の緑が茂る28haもの敷地で300種、2800頭以上の生物を飼育。自然に近い環境をつくり、可能な限り動物たちと来園者の隔たりを取り払うなど、ユニークなアイデアが満載の動物園だ。希少動物の繁殖や研究、教育にも力を注ぐ。
シンガポール動物園の注目ポイント
●檻や柵がない
人と動物のボーダーはフェンスや柵ではなく水路や木々で仕切るオープン・ズー方式。だから動物との距離が近く、サバンナやジャングルに迷い込んだ気分が味わえる。
●ありのままの姿が観察できる
動物たちのクセや行動を熟知し、自然の環境を再現することに努めているので、動物たちの姿もナチュラル。
●動物とじかにふれあえる
動物の個性や能力を生かした多彩なショーが充実。オランウータンと食事をしたり、ゾウにエサをあげたりと、動物たちと間近にふれあうチャンスがいっぱい。
檻や柵がないから開放的! ゆったりと暮らしてるよ
シンガポール動物園を満喫するツボ!
●アトラクション&ショーのチェック
入園したら、まずは案内板をチェック。エレファント・アット・ワーク&プレイなど、アトラクションや、ショーの時間を把握しよう。
●園内マップをチェック
見逃したくないエリアや動物がどこにいるかをチェック。効率の良いまわり方を考えてからまわり始めよう。
●レストラン&ショップのセレクト
広大で見どころ充実の動物園を完全に満喫するには半日以上が必要。朝食やランチなど、食事の時間も確保し、水分補給も忘れずに。
シンガポール動物園に訪れるときは、ここに注意!
●手洗いは必須
動物とふれあうときは、お互いに病気がうつらないように事前と事後に手洗いを。
●勝手なエサやりは厳禁
人の食べ物は動物に悪影響を及ぼすことがある。近くに来ても絶対にあげてはだめ。
シンガポール動物園のおすすめパーフェクトプラン
滞在時間の目安 3時間~1日
8:30 入園
動物園のショーや餌づけを満喫するなら、朝一番での入園がおすすめ。↓
↓
9:00 ジャングル・ブレックファスト
まずはオランウータンと一緒に腹ごしらえ。ゾウの水浴び場にも近く、ゾウの餌づけ体験も可能。会場にオランウータンが下りてくるのは9時30分頃。
↓
10:45 キリンの餌づけ体験
長~い舌を伸ばしてにんじんを食べるキリンは迫力満点。
↓
12:30 レインフォレスト・ファイト・バック
人気のショー。見やすい中央前方の席を確保するなら早めに会場へ。
↓
13:30 ランチ
アーメン・レストランでシンガポールのローカルフードを味わおう。
↓
15:30 エレファント・アット・ワーク&プレイ
働き者で賢いアジアゾウたちのショー。ゾウは人の言葉も理解しているよう。ショーのあとに行なわれる餌づけ体験を楽しんだら出口へ。
↓
16:30 おみやげ購入
オリジナルグッズも多く、センスの良いおみやげがそろう。
↓
17:00 退園
キュートな表情が間近に!シンガポール動物園で動物とふれあう
動物との距離が近いのが魅力!動物園のアイドル、オランウータンやゾウとのコミュニケーションを楽しもう!
ジャングル・ブレックファスト Jungle Breakfast
ビュッフェ式の朝食。洋食のほか、ローカルフードや、その場で調理してくれるホットステーションもあり、メニューの種類、味ともに充実している。食事中、ダイニング・スペースのすぐそばまでオランウータンが下りてきて、フルーツやジュースなどを食す。彼らとの記念撮影も可。
大きな団体が入ると席が埋まることも。必ず体験したいならWEBから予約しておこう
朝食後にオランウータンと撮影
場所 アーメン・レストラン
時間 9:00~10:30
料金 S$35、子供(6〜12歳)S$25
餌づけ体験もできるよ
ゾウやキリン、シロサイ、カンガルー、マナティーと、さまざまな動物にエサを手渡しするプログラムが各場所で用意されている。餌づけの前後には、近くの洗面台できちんと手を洗おう。
長い鼻を器用に使って食べ物を受け取る
場所 エレファント・オブ・アジア
時間 9:15、13:30、16:30
料金 S$5
人とのほほえましいかけ合い、シンガポール動物園のゆかいなアニマルショー! Animal Show
さまざまな演技で来園者を歓迎してくれる。ふだんと違う動物の顔を発見しよう。
エレファント・アット・ワーク&プレイ Elephants at Work & Play
ミャンマーの奥地で暮らし、木材を運ぶなどの仕事をこなすアジアゾウのショー。力持ちなのに繊細で、人の言葉を理解するなど、知性豊かなゾウの姿に驚かされる。調教師との信頼関係の深さも見どころ。
場所 エレファント・オブ・アジア
時間 11:30、15:30(雨天中止)
料金 無料
勇ましく働くゾウの姿を見学
スプラッシュ・サファリ Splash Safari
大胆なアシカの動きに注目
アクロバティックなジャンプや、盛大な水しぶきをあげてのダイブを見せるアシカのショー。前方の席は、水しぶきがかかるスプラッシュ・ゾーンだ。
場所 ショー・ファンデーション・アンフィシアター
時間 10:30、17:00
料金 無料
臨場感が楽しめるアシカのダイブを見学しよう
レインフォレスト・ファイト・バック RainForest Fights Back
森林破壊を企てボルネオのジャングルに侵入してきた人間に、オランウータンやカワウソ、キツネザルたちがボルネオの人々と力を合わせて立ち向かうストーリー仕立てのショー。
場所 ショー・ファンデーション・アンフィシアター
時間 12:30、14:30(雨天中止)
料金 無料
お目当ての動物は?シンガポール動物園の動物たち
広い園内では目的の動物がいる場所をチェックしておくのがキモ。餌づけ時間の確認も重要!
ジャングルに入って動物に出会ったような感覚
チンパンジー Chimpanzee
アリ塚や長方形の箱に木の枝を入れて、中のアリやフルーツなどを取る。
ワオキツネザル Ring-tailed Lemur
フラジャイル・フォレストの人気者。体長の1.5倍近くにもなる長いシマシマの尾がトレードマーク。
オランウータン Orangutan
飼育員に恋をしたことなどで世界的に有名なアーメンの子孫も多い。
キュートな子ザルの表情
テングザル Proboscis Monkey
葉っぱの束から、一生懸命にエサを探す姿がとっても愛らしい!
オスのほうが鼻が長い!!
キリン Giraffe
世界で最も背が高く、ライオンをキックで撃退するほど強靭。舌の長さは40㎝もある。
ワタボウシタマリン Cotton-top Tamarin
頭を覆う白い毛が特徴。放し飼いにされており、入園してすぐ出迎えてくれる。
アジアゾウ Asian Elephant
アフリカゾウに比べて耳が小さく気性も穏やか。エサをあげると繊細な鼻の動きがわかる。
9:15〜はゾウの水浴びタイム! 水しぶきがかかることも
カンガルー Kangaloo
有袋類を代表する動物。体長は25㎝から160㎝とさまざま。
ヒクイドリ Cassowary
インドネシアからオーストラリア北東部に生息する飛べない鳥。のどの赤い肉垂が火を食べているようなのでこの名になった。
ホッキョクグマ Polar Bear
寒冷地の気候を再現した新エリア、フローズン・ツンドラにいる。餌づけの時間に合わせると活発な姿が見られる。
ホワイトタイガー White Tiger
青い目と白い体毛が特徴。ベンガルトラの変種で、絶滅危惧種に指定されている。
トラは水辺に生息しているので、泳ぐのも得意
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。
- 奥付:
- この記事の出展元は「まっぷるシンガポール’18」です。掲載されている営業時間や表記などのデータは、2017年1月〜3月の調査・資料に基づくものです。諸事情により変更になる可能性がありますので、ご利用の際にはご確認ください。
- その他:
- ●掲載の商品は取材時のもので、売り切れなどで取り扱っていない可能性があります。 ●料金、価格の単位は原則としてシンガポール・ドル(S$)で表示しています。2017年3月現在、S$1=約81円です。なお、一部はアメリカ・ドル(US$)で表示しています。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。