更新日:2020年4月13日
シンガポールの首都、宗教、面積などの基本情報と見どころ!
さまざまなルーツをもつ人々が集い、それぞれの文化がモザイク模様を織り成すシンガポール。南国らしい熱気に満ちた街は多種多様の魅力をもつ。特徴や位置関係を把握して、大満足の旅を実現しよう。
基本情報
正式名称 シンガポール共和国 Republic of Singapore
位置 マレー半島の先端で、ほぼ赤道直下。東南アジア全体の中心に位置する。
人口 約578万人(2016年推計) 居住者は70%ほどで、外国人労働者に依存する傾向にある。
面積 約697㎢ シンガポール島とその他の小島からなり、東京23区と同程度の面積がある。
GDP 約4869億US$(2016年推計) 世界41位。1人あたりの数字は、500万人以上の人口を抱える国としてはトップ。
首都 都市国家のため存在しない。
関連リンク
知っておくと楽しいシンガポールの「お国事情」
歴史 ラッフルズの上陸とともに始まった海運の要衝シンガポールの歴史
18世紀以前
古来よりテマセックという名で知られていた。サンスクリット語で「獅子の街」を意味する「シンガプーラ」の名がつけられたのは14世紀頃。16〜18世紀は、漁民や海賊が住む寂れた漁村だった。
19世紀
1819年、イギリスの国営貿易会社・東インド会社のラッフルズが上陸し、商館を開く。以降、イギリスの管理下に置かれ、インドや中国と本国を結ぶ貿易の一大中継地となり、多くの人々が集まった。
20世紀〜現在
第二次世界大戦後に内政自治権を獲得し、1963年にマレーシア連邦に参加し、イギリスから独立。1965年にはマレーシアから分離し、現在の都市国家・シンガポール共和国が成立した。
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シンガポール川沿いに立つラッフルズ卿の像
言語 公用語は4つある、英語が最も一般的
教育は必修の英語に加えて、母語である中国語やマレー語、タミル語が教えられる。シンガポールで使われる英語は、中国語やマレー語の影響を受けたシングリッシュと称されている。
文化 多様な民族が独自の文化をもつ
19世紀のイギリス領だった時代から、マレー系の先住民、中国系、インド系の移民など、さまざまな人種が居住していた。東南アジアでは唯一中国系が多数を占める国。
過去と未来が詰まった中心エリア マリーナ/シティ Marina, City
未来的な高層ビルが内湾を囲むマリーナと、古くから国の中心で歴史的なコロニアル建築が並ぶシティ。ホテルも数多く、交通の便も良い観光の拠点となるエリアだ。
マリーナ/シティ key word
①ランドマークが勢ぞろい
②伝統ある歴史建築が並ぶ
③美しい夜景に感動
最寄り駅
ベイフロント駅 (DT,CE)
シティ・ホール駅 (EW,NS)
ラッフルズ・プレイス駅 (EW,NS)
エスプラネード駅 (CC)
プロムナード駅 (DT,CC)
マリーナベイ・サンズ
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ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
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ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
- 現地名:
- Gardens by the Bay
- 住所:
- 18 Marina Gardens Dr.
地図を見る » - アクセス:
- MRTベイフロント駅から地下通路へ向かい、ドラゴンフライ・ブリッジを渡リ入園。タクシーの場合は、マリーナ・ガーデン・ドライブ沿いにあるメインゲートに到着
- TEL:
- 6420-6848
- 営業時間:
- 5:00~翌2:00
- 定休日:
- 無休
- Webサイト:
- http://www.gardensbythebay.com.sg
マーライオン・パーク
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マーライオン・パーク
- 現地名:
- Merlion Park
- 住所:
- 1 Fullerton Rd.
地図を見る » - アクセス:
- MRTラッフルズ・プレイス駅から徒歩7分
- 営業時間:
- 見学自由
文化が融合したプラナカンの街 カトン Katong
中国、マレー、欧米など多様な背景のもと発展した、プラナカン文化が息づく街。パステルカラーのショップハウスが建ち並ぶ。
カトン key word
①カラフルなショップハウス群
②かわいいプラナカン雑貨をゲット
③ここだけの名物グルメ
最寄り駅
パヤ・レバ駅 (EW,CC)
ユーノス駅 (EW)
クーン・セン・ロード
クーン・セン・ロード
- 現地名:
- Koon Seng Rd.
- 住所:
- Koon Seng Rd.
地図を見る » - アクセス:
- MRTパヤ・レバ駅からタクシーで7分
- 営業時間:
- 外観のみ見学自由
祈りの声が響きわたるおしゃれタウン アラブ・ストリート/ブギス Arab Street, Bugis
スルタン・モスクを中心に、ムスリムのマレー系住民が集まる。籐製品の雑貨、民族衣装を扱う店や、ハイセンスなショップもある。ブギスは若者向けの商業施設などがある流行発信エリア。
アラブ・ストリート/ブギス key word
①神秘的なモスク
②イスラム文化に触れる
③おしゃれなストリートを歩く
最寄り駅
ブギス駅 (EW,DT)
ニコル・ハイウェイ駅 (CC)
スルタン・モスク
スルタン・モスク
- 現地名:
- Sultan Mosque
- 住所:
- 3 Muscat St.
地図を見る » - アクセス:
- MRTブギス駅から徒歩10分
- TEL:
- 6293-4405
- 営業時間:
- 10:00~12:00、14:00~16:00(金曜は14:30~)
- 定休日:
- 無休
- Webサイト:
- http://sultanmosque.sg
インドの香りが通りいっぱいに満ちる リトル・インディア Little India
インド系住民が集う。街にはサリーを着た女性が歩き、カラフルな建物が並び、独特の雰囲気が漂う。比較的安い料金のホテルが多い。
リトル・インディア key word
①ヒンドゥ寺院の彫刻
②本場のカレー
③24時間営業のムスタファ・センター
最寄り駅
リトル・インディア駅 (NE,DT)
ファーラー・パーク駅 (NE)
スリ・ヴィーラマカリアマン寺院
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スリ・ヴィーラマカリアマン寺院
- 現地名:
- Sri Veeramakaliamman Temple
- 住所:
- 141 Serangoon Rd.
地図を見る » - アクセス:
- MRTリトル・インディア駅から徒歩7分
- TEL:
- 6293-4634
- 営業時間:
- 5:30~12:00、16:00~21:00
- 定休日:
- 無休
世界の流行が集まる繁華街 オーチャード・ロード Orchard Road
大規模なショッピングセンターが並ぶショッピングストリート。有名チェーンのホテルも集まるほか、フードコートも多く、旅行者に便利。
オーチャード・ロード key word
①ショッピングするならココ
②旅行者用の施設が充実
③グルメの名店がたくさん
最寄り駅
オーチャード駅 (NS)
サマセット駅 (NS)
アイオン・オーチャード
アイオン・オーチャード
- 現地名:
- ION Orchard
- 住所:
- 2 Orchard Turn
地図を見る » - アクセス:
- MRTオーチャード駅直結
- TEL:
- 6238-8228
- 営業時間:
- 10:00~22:00(店舗により異なる)
- 定休日:
- 無休
- Webサイト:
- http://www.ionorchard.com
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。
- 奥付:
- この記事の出展元は「まっぷるシンガポール’18」です。掲載されている営業時間や表記などのデータは、2017年1月〜3月の調査・資料に基づくものです。諸事情により変更になる可能性がありますので、ご利用の際にはご確認ください。
- その他:
- ●掲載の商品は取材時のもので、売り切れなどで取り扱っていない可能性があります。 ●料金、価格の単位は原則としてシンガポール・ドル(S$)で表示しています。2017年3月現在、S$1=約81円です。なお、一部はアメリカ・ドル(US$)で表示しています。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。