フランス【グルノーブル】チーズフォンデュが有名な街
最近日本でも、チーズフォンデュ専門店やラクレットが食べられるお店が増えてきましたが、今回はチーズ大国フランスの中でも特にフォンデュやラクレットが有名なオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域(Auvergn...
更新日:2020年4月13日
東京からパリへは12時間を超すロングフライト
東京・大阪からパリへの所要時間約12時間30分〜13時間
2016年10月現在、日本からパリへの直行便は、成田空港から毎日2〜3便、羽田空港からは毎日3〜4便、関西国際空港から水・金曜以外の毎日1便のノンストップ直行便が運航している。運航会社は、日本航空(JAL)、ANA、エールフランス航空の3社だ。一般的なフライト・スケジュールは午前中に出発して夕方にパリ着。深夜便はエールフランス航空の羽田発があり、早朝にパリに着く。直行便以外では、ヨーロッパの都市との経由便が乗り継ぎの待ち時間も少なく、利用しやすい。日本の地方都市からパリへのフライトは、羽田や成田など国内で乗り継ぐか、ソウルや上海、北京などアジアの都市で乗り継ぐルートが便利。どちらも所要16〜18時間ほど。
直行便がある航空会社の連絡先
エールフランス航空
[電話] 03-5767-4143
www.airfrance.co.jp
日本航空(JAL)
[電話] 0570-025-031
www.jal.co.jp
ANA
[電話] 0570-029-333
www.ana.co.jp
成田(NRT)-シャルル・ド・ゴール空港(CDG)
エールフランス AF 1便 12時間45分
日本航空 JL 1便 12時間45分
羽田(HND)-シャルル・ド・ゴール空港(CDG)
日本航空 JL 1便 12時間45分
エールフランス AF 1~2便 12時間50分
ANA NH 1便 12時間45分
関西(KIX)-シャルル・ド・ゴール空港(CDG)
エールフランス AF(KLMオランダ航空 KL) 週5便 12時間45分
2016年10月現在。運航便数は1日あたり。運航便数や所要時間は季節により変動あり。( )はおもな共同運航会社。AF(KL)の場合、予約した便がKLMオランダ航空でも、機材や乗務員、チェックインカウンターはエールフランス航空になる。
成田(NRT)-シャルル・ド・ゴール空港(CDG)
エールフランス航空 AF/KLMオランダ航空 KL アムステルダム経由 14時間20分(待ち時間55分)
大韓航空 KE ソウル経由 17時間20分(待ち時間2時間10分)
ルフトハンザドイツ航空 LH フランクフルト経由 14時間55分(待ち時間1時間10分)
ブリティッシュ・エアウェイズ BA ロンドン経由 17時間10分(待ち時間3時間5分)
ANA/エールフランス航空 AF デュッセルドルフ経由 16時間5分(待ち時間2時間40分)
アエロフロート・ロシア航空 SU/エールフランス航空 AF モスクワ経由 16時間40分(待ち時間2時間10分)
フィンランド航空 AY ヘルシンキ経由 14時間15分(待ち時間45分)
2016年10月現在。所要時間は時期により変更があります。
●液体物
液体物(ジェル、クリーム、ペースト、エアゾールなども含む)は100mℓ以下の容器に入れ、総容量1ℓ以下のジッパー付のプラスチック製の袋に入れなければならない。1ℓを超える場合はスーツケースなど機内に預ける荷物に入れる。漬物、缶詰、歯磨き粉なども対象になるので注意したい。直行便であれば免税店で購入した化粧品、酒類などの液体物は容量にかかわらず持ち込み可能。
●刃物
包丁、カッターなど刃物は、どんな形状でも持ち込み禁止。スーツケースなどに入れ、機内に預けなければならない。
●ライター
1人1個に限り持ち込み可能。内燃式のトーチライターなどは禁止。預ける荷物に入れるのは不可。
ジッパー付のプラスチックの袋。容量1ℓ以下、X+Y≦40㎝
各容器の容量は100mℓ以下に。容器が100mℓを超えるものは中身が100mℓ以下でも持ち込めない
対象となる液体物
シャンプー・リンス
歯磨き粉
缶詰
漬物
スムーズに動くために流れを確認
出発2時間前を目安に空港へ着くようにしたい。成田や関空の場合は、利用する航空会社のターミナルを確認しておく。
航空会社のカウンターや自動チェックイン機で、パスポートと航空券(Eチケット控え)を提出。大きな荷物を預けて、荷物引換証と搭乗券を受け取る。フライトによっては、事前にオンラインでチェックインすることも可能。100mlを超える水分を含む荷物や、刃物類は、機内持ち込みが制限されているので、預ける荷物の中に入れておく。
機内へ持ち込む荷物のX線検査と、検査ゲートでのボディチェックを受ける。小さいものでも刃物類は持ち込めない。
高価な外国製品を持ち出す場合は、税関の窓口で、外国製品の持出し届を提出、承認を得る必要がある。申告する品物は同時に提示するので、手荷物の中へ。
日本国のパスポート所有者はパスポートと搭乗券を審査官に提示。
搭乗券にあるゲート番号を確認し、両替や買物などが済んだら搭乗ゲートへ。
シャルル・ド・ゴール空港は近代的な造りが話題になった
長いフライトを終えてシャルル・ド・ゴール空港に到着し、飛行機を降りたら、「Contrôle des Passeports」の案内板に従って入国審査カウンターに並ぶ。
ブースはEU諸国内パスポート保持者と、それ以外(Autres Passeports)に分かれているので、EU以外に並ぶ。必要な書類はパスポートだけ。念のため、帰りの航空券も用意しておきたい。滞在期間や目的について英語で簡単な質問をされることもあるので、「Sightseeing」「One Week」などと答えればOK。シャルル・ド・ゴール空港の入国審査では、スタンプが押されないこともよくあるので、必要ならきちんと伝えたい。入国カードは不要。
搭乗した飛行機の便名が書いてあるターンテーブルで、機内に預けた荷物を受け取る。破損や紛失の場合は荷物紛失カウンター(Services Bagages)にクレーム・タグを提示して、申し出る。
免税範囲なら検査はなし。「Rien à déclarer(申告なし)」と書かれた緑のランプの出口へ向かおう。範囲外なら「Objets à déclarer(申告あり)」と書かれた赤いランプのブースで持ち込む品物を申告する。
●酒類
アルコール分22度を超える酒類1ℓ、または22度未満の酒類2ℓおよび、非発泡ワイン4ℓ、ビール16ℓなど
●たばこ
紙巻たばこ200本、葉巻50本など
●その他
空路、海路入国は€430、陸路は€300以下の品物(15歳未満は€150)
※ユーロ、外貨の持ち込み制限はないが、€1万以上の現金や有価証券などを持っている場合は出入国時に申告が必要
※17歳未満の酒、たばこの持ち込みは禁止
航空会社によって利用ターミナルが異なるので、必ず事前に確認したい。空港には2時間前までには到着しておくと安心。免税手続きがある場合は、さらに余裕を持って行動するとよい。
航空会社のカウンターで、パスポートと航空券(Eチケット控え)を提出し、荷物引換証と搭乗券を受け取る。日本出国時と同じように、ワインやソフトチーズ、ジャム、化粧水などの水分を含む荷物は、機内持ち込みが制限されているのでここで預ける。免税手続きがある場合は、チェックイン前にパブロ端末または税関窓口で手続きを済ませよう。
パスポートと搭乗券を提示して、出国審査を受ける。パスポートに出国スタンプが押されることは少ない。
機内へ持ち込む手荷物のX線検査でのチェックと、検査ゲートによるボディチェックを受ける。
搭乗便の搭乗口の待合室で待つか、時間があれば余ったユーロの再両替やショッピングなどをするといい。搭乗口は変更になることもあるので、アナウンスには注意しておきたい。
機内で検疫質問票が配られた場合は記入し、検疫で係官に手渡す。体調に異状を感じたら質問票が配られなくても申告。
日本のパスポート所有者は「日本人」の列に並ぶ。順番がきたらパスポートを提示。問題がなければ入国スタンプが押印される。
搭乗した便の掲示があるターンテーブルで機内に預けた荷物をピックアップする。破損や紛失は係員にクレーム・タグを提示し、申し出る。
海外で入手したハムやソーセージ、果物など、動植物とその製品はすべて検疫検査を受けなければならない。植物は禁止品以外は大丈夫だが、肉類の規制は厳しく、原則持ち込めない。チーズは肉類を含まなければ大丈夫。
機内で配られた携帯品・別送品申告書をパスポートとともに提出。日本出国時に外国製品持出し届を提出した場合は、承認印が押されたものも同時に出す。免税範囲内であれば緑、超えている場合は赤の検査台へ。携帯品・別送品申告書は免税範囲内でも記入・提出の必要あり。
免税の対象
海外旅行者の日本入国時の成人1人あたりの免税範囲は下記のとおり。別送品がある場合は、購入した品物は携帯するものと合算して申告する。未成年者は酒類とたばこ類は免税にならない。また、6歳未満の子供は、明らかに子供本人が使用するもの以外は免税されない。
●酒類
1本760mℓ程度のもの3本
●たばこ
紙巻200本、葉巻50本、その他250gのいずれか1種。2種類以上を購入した場合は換算して合計250gまで。日本製たばこは外国製たばことは別に上記と同じ量まで免税
●香水
2オンス(約56mℓ)
オーデコロン、オードトワレは除外
●同一品目
同一品目の合計が1万円以下のもの
(例:1箱1000円のチョコを9箱購入)
●その他
海外市価の合計が20万円以内のもの
物品の課税方法
➀海外市価の合計が20万円を超える場合は、20万円に納まる物品は免税、残りの物品に課税される。
➁1個が20万円を超える場合は、物品全体に課税される。
➂腕時計、貴石、パソコン、ゴルフクラブなどは関税は無税。消費税のみ課税される。
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