【パリ】ヴィンテージショップ&古着屋めぐり!
今回紹介したいのは、観光名所を回る旅行とはまた一味違うパリめぐり。パリにはたくさんのヴィンテージショップが存在します。人と同じなんてつまらないと、オリジナルであることを重要視するパリジャンたちの多くは...
パリ初の炭酸水飲み場が設置された
最近では美容にも良いとされ、人気の炭酸水が、この公園では無料で飲める。これはパリ市水道局が設置したもので、常温水、冷水、炭酸水の3種類を提供している。ゴミを出さないので、エコロジカルなのもうれしい。
多くの市民が、容器を片手に水をもらいに来る
起伏のあるシンメトリーが美しい
東西をコンコルド広場とルーヴル美術館に挟まれ、南側をセーヌ川が流れる。16世紀に王太后カトリーヌ・ド・メディシスが、ゴミ捨て場だったこの土地を買い取り、イタリア様式の庭園を造らせた。これをのちに造園家ル・ノートルがフランス式庭園に生まれ変わらせた。公園の随所にロダンやカインなどの巨匠による彫刻群があり、見応えがある。
土地の傾斜を巧みに利用して遠近感をつくり出している
セーヌ沿いの水辺のテラスは、かつて王族の遊び場だった
閑静な住宅街にあり、高級感が漂う
もともとはオルレアン公爵が1778年に造らせた庭園があった。当時はピラミッドやオランダの風車、ローマの模擬海戦場など世界中の建物のミニチュアが共存した幻想的な空間だった。のちにイギリス風に改造されたが、往時の建物の一部は現在でも残っている。スズカケやイチョウなどの美しい木々や、随所に配置された彫刻を眺めて歩きたい。
昔から裕福な地区であり、静かでエレガントな雰囲気
歴史的建造物のロトンド・ド・モンソーは元入市税徴収所
気球に乗って空の散歩が楽しめる
15区のセーヌ左岸にある、大手自動車メーカーの創業者の名を冠した公園。1970年代までこの場所にはシトロエンの製造工場があった。その後、首都の都市化計画によって1992年に公園として一般公開された。
天候がいい日は気球に乗ってパリを一望したい。最高で上空150mまで上がることができる
歴史のあるほかの公園とは異なり、ほとんどの建物が近代的で新しい
オスマン改造で造られたイギリス庭園
起伏をうまく利用したこの回遊庭園は、1878年に完成した。グリニッジと子午線を争った旧パリ子午線を示す標識や、現在はなくなっているが中近東風の建物バルドもあった。またこの界隈は、モンパルナスに近いこともあり、20世紀初めにはジョルジュ・ブラックや藤田嗣治など多くの画家たちが実際に住んだ、アトリエ建築群が存在する。
地下にはかつての採石場がなんと3kmも走っている
曲がりくねった道を、建物を見ながら散歩するのも楽しい
採石場跡の名残がそこかしこに
パリの北東、ベルヴィル地区にある公園。当時は採石場であり、石を切り出した穴にはゴミが打ち捨てられ、ひどい状態だった。しかしオスマンらは1864年から3年の月日を費やし、この起伏をまるごと利用して変化に富んだユニークな公園として生まれ変わらせた。池の中央にある、50mの岩山の展望台からは、郊外まで見渡すことができる。
地面に開いた巨大な穴に、サン・マルタン運河から水を引き入れて造成された池は、公園の中心的存在だ
「自殺者の橋」というあまり穏やかでない名前がついている
広大な緑と近未来のコラボレーション
ここには1974年まで食肉処理場・食肉市場があったのだが、故ミッテラン首相のパリ再開発計画により巨大な公園へと姿を変えた。都市公園としては最大規模の55haの敷地内には、ガラスと鋼鉄の外観が目をひく科学産業博物館、迫力満点の3D映画館、多目的ホールを含む音楽の複合施設などがある。カフェやレストランも揃っている。
夏季には野外コンサートも
公園と現代アートの融合
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