スペイン【アンダルシア】の知られざる生活
スペインで一番世界遺産(UNESCO)の多いアンダルシアは、スペインらしい建造物が1番残っていると言われています。 イスラム文化とローマ人の歴史が今も残るところ。 日本からのツアーなどでは、あっとい...
更新日:2020年4月13日
グラナダのレストラン
アルハンブラ観光の前後に腹ごしらえ
多くの観光客が集まる土地なので、飲食店の選択肢は豊富。アルハンブラ宮殿を見ながらの食事も楽しめる。
グラナダでショッピング
アラブ風のおみやげを手に入れる
街の各所でアラブ風の雑貨を扱う店が見つかる。カテドラルの近くやアルハンブラ宮殿へ続く坂道が手軽。
カジュアルで活気あふれる
グラナダ随一の繁華街ナバス通りにある、魚介を中心としたカジュアルレストラン。通りにせり出したテーブル席はグラナダの夜の風景の一部に。エビやイカなどが人気。
道いっぱいに飲食店が並ぶナバス通りにある
エビの鉄板焼き、ガンバス・アラ・プランチャ€12
スペイン人も好きなレタスサラダ€6
よく冷えたサングリアは注文するたびに1杯ずつ作ってくれる
地元客で賑わうセルベセリア
街の中心地ヌエバ広場に近いレイエス・カトリコス通りにある、1900年創業の老舗。天井にはたくさんの生ハムが吊るされていて圧巻。自慢の生ハムやアンダルシア料理も充実。
天井からぶら下がっているのはなんと生ハム!
飲み物を頼むとお通しで出てくるハムやサラミのタパス
郷土料理のフラメンカ・エッグ€9
バルとして飲み物だけ頼むことも可能
アンダルシアの家庭料理を楽しむ
飲食店が集中するプエルタ・レアル広場南側にある、家族経営のレストラン。前菜、メインのセットはリーズナブルな価格なので、地元の常連客を中心にいつも賑わっている。
ガーリック風味の鶏のオーブン焼きは日替わりメニューから
宮殿を眺めながら味わう最高の料理
ロケーションも良いが、郷土料理をベースにモダンで芸術的ともいえる料理は見た目も味も満足度が高く、フレンドリーなサービスと細やかな気の利いた演出に、必ずまた来たい!と思わせるだけの魅力がある。眺めも楽しみたいなら予約を。
窓の外にアルハンブラ宮殿を望む
シェフこだわりの美しい料理
おみやげにも手ごろな幾何学模様の工芸品
オリーブの木などを使ったグラナダの伝統工芸品、タラセア(アラブの寄木細工)のショップ。1877年から続く老舗で、コースターや小物入れなどが並ぶ。
アルハンブラ宮殿の敷地内にある
制作工程を見学できる。日本への発送も可
アラビアン・テイストのスパイス専門店
カテドラル近くのアラブ人街にある小さなスパイス専門店。店頭にはグラナダ名物のハーブティーをはじめ胡椒やクローブ、ナツメグなどアラブ料理に多用するスパイスがそろう。
店頭に並ぶカラフルなハーブやスパイス
パエリアに使うグラナダ産のサフラン€7.50
オリジナルブレンドのグラナダティー€3
無料のタパスで、お腹いっぱいになるまで食べ歩き!
グラナダのグルメで欠かせないのは、飲み物にタパスを付ける昔ながらの習慣が残ったバルめぐり。地元の人に交じって、お酒と食事を、存分に楽しもう!
グラナダのバルでは、ドリンクを1杯頼めば、1皿のタパスが無料で付いてくる。1杯ごとに出てくるので、3杯も頼めばごはんの代わりにもなる。
ビールやワインなどのアルコールが基本。コーラもOKだが、コーヒーやフルーツジュースには付かない店が多い。
1杯ごとに違う、簡単なつまみが出される。基本的には店が出すものなので、料理は指定できない。店によっては驚くほどのボリュームが出てくることも。
肉とポテトの盛り合わせ
ソーセージのサンド
小皿のパエリア
街のあちこちにバルはあるが、とくに食べ歩きがしやすいのが、ヌエバ広場から延びるエルビラ通りと、市庁舎前のカルメン広場から延びるナバス通り。どちらも通り沿いや脇道にたくさんのバルが並び、連日観光客や地元の人で賑わっている。
タパスが出されるのは、店にもよるが昼と夜のごはんどき。スペインでは昼は14時、夜は20時頃がピークタイムなので、人気店は立ち飲みになることも。ゆっくりと楽しみたいなら、少し早めに。
紙ナプキンやレモンは、床に捨てるのがグラナダ流。ゴミの量で人気がわかるともいうが、テーブルにゴミ箱を置く店も増えている。
多くの人が出入りし店内が混み合っているので、荷物の置き引きには注意したい。
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