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Avenue Montaigne, by gmontgomery10, CC BY

まっぷるマガジン編集部

更新日:2020年4月13日

パリの街角で素敵にショッピングを楽しむ!

海外ブランド本店でショッピングするもよし、マルシェで庶民の生活を体験するもよし。憧れのパリにやって来たなら、あなただけのアレンジで、楽しい買物を実現したい。

パリでショッピングを楽しむ

パリにはブランド・ブティックやデザイナーズ・ショップが非常に多い。通りごとの特徴を把握して、好みのエリアを訪れたい。時間のない人にはデパートやスーパーが心強い味方。おみやげから日用品までなんでも揃うので、まとめ買いができる。活気のあるマルシェ(市場)では肉屋や八百屋、雑貨屋などが出店し、パリジャンの日常生活を発信している。玉石混交の宝探しが楽しい蚤の市もおすすめ。

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営業時間

日本と違って、パリのお店は営業時間が短い。たいていは10:00~19:00まで。小さいお店などは、昼休憩を1~2時間とる。木曜日に21:00頃まで夜間営業をするところもある。

休みの日は確認を

日曜、祝日は一般的に休業。マレ地区中心部などは、日曜日も営業する店が多い。とくに気をつけたいのが、7月14日前後から8月末くらいまで、バカンスで休業に入ること。ただし、これは店によってかなりまちまち。普段地元民で賑わう店ほど休業する、といえそうだ。目的のお店が決まっているなら、旅行前に確認しておくほうがいい。

バーゲン時期

「ソルドSoldes」は、フランス語でバーゲンのこと。パリのバーゲンは年2回あり、1月上旬~と6月最終週~の各5週間。30~50%オフで買えるので、好きな店のバーゲン情報は確認しておきたい。

ショッピングのマナー

●あいさつ
パリのショッピングは「ボンジュール」で始まり、「メルシー」「オー・ル・ヴォワール」で終わる。たとえ何も買わなくても、入退店時に挨拶をするのは最低限のマナーとされる。

●商品を手に取る
客が勝手に商品に触るのは、非常に嫌がられる行為。気に入った商品があれば、「ジュ・プ・ヴォワール・スラ」(あれを見せてください)と声をかければ対応してくれる。

●高級ブティックへの入店
もともと貴族が顧客だった高級ブランド店は、客にも品位を求めるので、きちんとした格好で出かけること。サンダル履きでは入店を断られても仕方ない。

パリのショッピング・ストリート

エリアごとにがらりと表情を変えるパリで、自分のお気に入りのショッピング・ストリートを発見する。

フォブール・サントノレ通り Rue du Faubourg St-Honoré

パリ8区を東西に貫く通りには、一流ブランド店が建ち並ぶ
フランスを代表する老舗「シャネル」「イヴ・サンローラン」から、国際的ブランド「グッチ」「サルヴァトーレ・フェラガモ」まで、一流店がずらりと並ぶ。ウインドー・ディスプレイなどは最新のモードを意識しながらも、一段落ち着いた気品のある雰囲気。富裕層のマダムが高級車で乗り付けてショッピングをしているのがよく見られる。

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フォブール・サントノレ通り

現地名:
Rue du Faubourg St-Honoré

モンテーニュ大通り Av. Montaigne

洗練されたパリのエスプリを凝縮した、きらびやかな街
フォブール・サントノレ通りと合わせて2大ブランド・ストリートと称される、パリで最も華やかなエリア。「ディオール」「ニナ・リッチ」などフランス老舗の本店を筆頭に、世界中の一流ブランドが最新モードを競い合っている。高級ホテルの「プラザ・アテネ」、シャンゼリゼ劇場があるのもここ。最近はカジュアル・ブランドも進出。

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Avenue Montaigne, by gmontgomery10, CC BY

モンテーニュ大通り

現地名:
Av. Montaigne

エティエンヌ・マルセル通り Rue Étienne Marcel

オリジナルのスタイルを追求するおしゃれ好きにぴったり
ヴィクトワール広場から東に一直線に延びるストリート沿いには、有名ブランド「リーバイス」の直営店、こじゃれたセレクト・ショップ「カブキ」、個性あふれる古着専門店などがある。ファッションに感度の高い若者の多くがここを訪れるため、通り全体が元気で賑やか。おしゃれなカフェもそこここにあり、脇道探索をしても面白い。

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エティエンヌ・マルセル通り

現地名:
Rue Étienne Marcel

フラン・ブルジョワ通り Rue des Francs Bourgeois

貴族の住んでいた跡地に生まれたサブカルの発信地
マレ地区の中心を東西に貫くストリート。ユダヤ人街やゲイ・エリアができ、サブ・カルチャーも受け入れるリベラルな雰囲気が生まれた。結果、若者やマイノリティが集い、日曜日も営業しているため観光客にもたいへんな人気。周辺の小路にいたるまで、ブティックやカフェ、小物屋、ユダヤ料理のファラフェル屋がひしめき合っている。

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フラン・ブルジョワ通り

現地名:
Rue des Francs Bourgeois

サン・シュルピス通り Rue St-Sulpice

洗練されたテイストの雑貨が手ごろな価格で
サン・シュルピス教会に接する短いストリートは、雑貨好きにはたまらないエリア。インテリア雑貨はあらゆるテイストが手に入り、キャンドルや造花などちょっとしたおみやげを買うのにもぴったりだ。日用雑貨、レバノン雑貨などの個性的な店、その間にはパリ生粋のおしゃれブランド「マージュ」をはじめ人気ブティックが出店する。

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サン・シュルピス通り

現地名:
Rue St-Sulpice

観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。

奥付:
この記事の出展元は「トラベルデイズ パリ」です。掲載している情報は、2016年5〜7月にかけての取材・調査によるものです。掲載している情報、商品、料理、宿泊料金などに関しては、取材および調査時のもので、実際に旅行される際には変更されている場合があります。 最新の情報は、現地の観光案内所などでご確認ください。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。