【パリ】ヴィンテージショップ&古着屋めぐり!
今回紹介したいのは、観光名所を回る旅行とはまた一味違うパリめぐり。パリにはたくさんのヴィンテージショップが存在します。人と同じなんてつまらないと、オリジナルであることを重要視するパリジャンたちの多くは...
更新日:2020年4月13日
ワイン大国の首都、パリでは生産こそ行なっていないものの、フランス各地の名品が集結した優れた店が多い。日本にはない稀少ワインを手に入れにショップを巡るもよし、ワインバーで店主に好みのワインをすすめてもらうもよし、思い思いの楽しみ方を満喫したい。
店主がこだわって選んだワインを、グラスで注文できるところも多いので、気軽に訪れたい。
ナチュラルワインバーの草分け的存在
上質なワインを楽しめる気さくな居酒屋という雰囲気。置いてあるのはすべてナチュラルワインというこだわりで、常時400種類以上が揃う。酒の肴も充実、現在はシャトーブリアンなどの有名どころで修業したシェフたちが腕をふるう。
おつまみだけでなく、しっかりビストロ料理も楽しめる
オープンと同時に人がやって来る。旅行者でも気楽に入れる雰囲気だ
山小屋風バーでワイングラスを傾けよう
目立たない石畳の小さな道にあるにもかかわらず、連日満員御礼の大人気店。ワインはもちろん、おつまみ類も充実。よくメニューに登場するジューシーな田舎風テリーヌは、試す価値ありのおいしさだ。向かいには同系列のレストランもある。
ワインバーは予約を受け付けないのでオープンと同時に駆けつけたい
ワイン好きにはたまらないネオ・ビストロ
ナチュラルワインを多く取り扱う有名なワインカーヴがレストランスペースを設けてリニューアル、ワイングラスを傾けながら本格的な料理が楽しめると評判。メニューは食材の仕入れによる日替わりコースで、前菜のスープにはファンも多い。
約300種のワインだけでなく、缶詰などの食材も揃う
庶民的立ち飲みワインバーで一杯いかが
アリーグル市場のすぐそば、いつも立ち飲み客であふれる。樽ワインはお手ごろ価格で量り売り。安くておいしいワインと、楽しいおしゃべりの時間にみんなごきげんだ。パテも美味。店先に積み上げられたワインケースは、立派なテーブル代わり。
奥のカウンターで注文し、その場で支払う
気軽に入れるパリ風の立ち飲み屋
肉料理中心のタパスは€4〜10程度、カウンターのみの気楽なワインバー。本来は隣の超人気店「ル・コントワール・デュ・ルレ」の空席待ち用にオーナーのカンドボルド氏が開いたのが、現代人に大ヒットしたという逸話付。
気の利いたおつまみとワインで、つい長居する人続出
ワインとの出会いも一期一会。新しい出会いを求めてお店の人にも相談したい。
充実の品ぞろえを誇る老舗百貨店のワインセラー
ギャラリー・ラファイエット パリ・オスマン内のワインセラー。所蔵するワインは2500種類以上。ボルドーワイン、シャンパンを中心に、世界中のお酒がそろう。
ブルゴーニュワインのスペシャリスト
ブルゴーニュ地方に深い縁のあるオーナーが、日本人の奥様とオープン。アドバイスを受けながら購入できる。ワイン講習会も不定期で開催。
堂々とした老舗ワイン店の風格
ビオワインやヴィンテージものまで、壁一面にワインが並ぶ。1850年創業当時から、オーナーみずから厳選した生産者から直接買い付けている。
ヨーロッパ最大級のワインデパート
世界中から6500種類ものワインを集め、関連グッズも充実。日本人ソムリエも活躍している。ワインバーでは、買ったワインを飲むことができる。
より深くワインを楽しむなら、パリのワイン好きが集まるスポットを訪ねてみよう。
カーヴに保存されるワイン造りの道具
もともと修道院のワイン貯蔵庫だった建物を利用した博物館。洞窟のようなひんやりとした館内にワイン造りの道具や、古いグラスやボトルなどを展示。1グラスの試飲付だ。レストランも併設している。
ひっそりとしたパッシーの静かな通りにある
フランス中のワインが集まる秋の展示会
毎年11月に開催される大規模なワインの見本市。入場料を払えば各地のワインが試飲し放題だ。1本から購入可能で、おつまみ販売のブースもある。
秋には収穫祭が開かれる
パリで唯一現存するブドウ畑。面積は小さいながらもここのブドウで造ったワインは稀少なので高値がつく。
かつてモンマルトルにはブドウ畑が多かった
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