【パリ】ヴィンテージショップ&古着屋めぐり!
今回紹介したいのは、観光名所を回る旅行とはまた一味違うパリめぐり。パリにはたくさんのヴィンテージショップが存在します。人と同じなんてつまらないと、オリジナルであることを重要視するパリジャンたちの多くは...
更新日:2020年4月13日
パリの3大墓地は、よく手入れされており、まるで公園のようだ。画家や音楽家、俳優や思想家などが数多く眠っている。彼らの遺した作品を愛するファンが花を手向けに来ることも珍しくない。
並木道を散歩しながら偉人を探す
胸像が配置されていたり、立派なモニュメントが建ててあったりと、死してますます個性豊かな芸術家たちの墓。映画監督のフランソワ・トリュフォーや、作家スタンダールの墓碑銘は有名。
入口脇に著名人の墓の場所を示した区画図があるので、確認してからまわりたい。くれぐれも墓地であることを忘れないようにしたい
小説家のエミール・ゾラの墓
作曲家のベルリオーズの墓
ユーモアのある墓参りがパリらしい
都会の真ん中でありながら緑豊かで明るい。フランスの国民的スター、セルジュ・ゲンズブールの墓には彼の曲にちなんで、メトロの切符が供えられている。マン・レイなど各界の巨匠が眠っている。
入口の事務所で地図をもらっておくと、散策に便利
歌手のセルジュ・ゲンズブールの墓には献花が絶えない
哲学者のサルトルと作家のボーヴォワールは並んで眠る
広大な敷地に世界的有名人が眠る
1803年にパリ市がこの土地を買い取り、墓地として整備した。パリでいちばん大きく、また重要な墓地で、この人なくしてはパリの歴史は語れないといった世界的著名人が多数永眠している。
起伏のある緑地が美しい。ピアフ、ワイルド、バルザックなど、生きざまや人柄を思わせる個性的で美しい墓の数々
作曲家ショパンの墓
画家のモディリアーニの墓
ボードレールやヘミングウェイなど、国内外の偉大な作家や詩人を魅了し、実際に数多くの作品の舞台にもなったパリ。彼らが住んだ家やゆかりの場所が、今も往時の面影をしのばせたまま市内各地に残る、文学ファンには夢のような街だ。歴史を散策できる施設を紹介する。
文化人として栄華を極めた時代の拠点
ユゴーが1832年から1848年まで、アデル夫人と4人の子供たちと暮らした家。住んでいた3階には、家族の肖像画が飾ってある。数々の名作が生まれた書斎は必見。
中国風サロンは独特の雰囲気
食堂は中世風の趣
晩年の静かな時を過ごした質素な家
パリで11回も引っ越したバルザックが、1840年から1847年まで過ごした場所。トルコ石で装飾した杖、金時計などの作家の愛用品、直筆の手紙などが所蔵されている。
彼にしては意外に慎ましい印象
当時はのどかな場所、パリの市壁外にあった
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