【パリ】ヴィンテージショップ&古着屋めぐり!
今回紹介したいのは、観光名所を回る旅行とはまた一味違うパリめぐり。パリにはたくさんのヴィンテージショップが存在します。人と同じなんてつまらないと、オリジナルであることを重要視するパリジャンたちの多くは...
更新日:2020年4月13日
郵便、映画にチョコレート。さまざまな博物館が小路の奥に。見逃せないミュゼを紹介。
室内装飾、ファッション、デザインルーヴルの一角にある総合美術館
ルーヴル宮殿のマルサン翼には、装飾芸術美術館、モード&テキスタイル博物館、広告博物館の3つのミュゼがあり、装飾芸術協会の総合美術館として共通のチケットで3館を鑑賞することができる。入口脇のショップはデザイン系の書籍が充実。
3つのミュゼが入る建物
中世から現代までの調度品や工芸品、インテリアを時代別・様式別に展示。約15万点もの所蔵品のなかから、約6000点を公開する。国王の居室を再現した部屋などもある。各時代の生活様式を比較でき、室内装飾の歩みを実感できる。
ルイ・フィリップの寝室
7階60、70年代のフロアでは椅子を集めた展示が見どころ
16世紀以降の華やかなドレスや宝飾品、生地、織物などファッションに関するコレクションを約8万点所蔵する。ソニア・リキエル、ルイ・ヴィトン、クリスチャン・ラクロワなど、デザイナーに焦点を当てた企画展を中心に開催。
3カ月単位で展示している
新聞や雑誌の広告、販促グッズなど世界中から膨大な数の広告資料が集まる。メインの所蔵品は18世紀中頃から現在までの広告ポスター。年に数回テーマを決めて 企画展にて展示する。各時代の風潮や嗜好がよくわかって面白い。
十数万点の広告資料のなかから、多彩な展示を開催
フランスにおけるユダヤ人の歴史
東欧と北アフリカ地域のユダヤ関係資料などをもとに作られた美術工芸品のレプリカを展示。現代にいたるまでのユダヤ社会の発展をたどる。
パリのユダヤ人の歴史がわかる
ロココ調の豪華な装飾を持つ博物館
ジャンヌ・ダルクの手紙、ナポレオンやマリー・アントワネットの遺言など、フランス史に残る人物の歴史的価値の高い古文書などを展示する。
鋳造複製と模型で見る建築史上の傑作
中世建築の名作を良い状態で後世に残すため、鋳造複製したものを展示したのが始まり。複製といっても再現レベルは高く、12世紀の建築の複製品から近現代建築の模型まで、フランス建築史上の傑作が至近距離にずらりと並ぶさまは壮観だ。
忠実に再現された教会の彫刻装飾の精巧さに瞠目する
貴族の館でパリの歴史に触れる
カルナヴァレ館には18世紀半ばまでの、ブルティエ・ド・サンファルゴー館には18世紀以降の展示品がある。古代から20世紀までの発掘品やブルボン朝時代の家具、肖像画、作家の愛用品など、貴重な歴史的資料が保存されている。
調度品や装飾品も数多く展示されている
美しいクリスタルでの食事も楽しみ
フランス王室御用達でもあった高級クリスタルメーカー、バカラ社の美術館。展示を楽しんだあとは併設レストランへ。バカラの器で食事を。
18世紀の邸宅を利用した美術館
映画の歴史を名画鑑賞で体感する
2005年に開館。4万本のフィルムを所蔵し、映画機材、ポスター、衣装など多彩なアイテムを陳列する。3つのホールでテーマ別に映画も上映。
シネマテーク・フランセーズ内にある
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