スペイン【アンダルシア】の知られざる生活
スペインで一番世界遺産(UNESCO)の多いアンダルシアは、スペインらしい建造物が1番残っていると言われています。 イスラム文化とローマ人の歴史が今も残るところ。 日本からのツアーなどでは、あっとい...
更新日:2020年4月13日
せせらぎと美しい花に酔う、麗しきアルハンブラの2つの庭園。
花が咲き乱れる王たちの夏の離宮
アルハンブラ宮殿の城壁の外、谷を挟んだ対岸に位置し、ナスル朝の王たちが夏を過ごした離宮。暑いアンダルシアの夏を涼しく過ごせるように、庭園にはつねに緑や花が咲き誇り、噴水や池で涼を演出している。
イスラム・スペイン様式を代表する庭園。長方形の池の周囲に色とりどりの花が咲き誇り、優雅な空間をつくり上げている。
アセキア(水路)との名のとおり、水が主役
上部の庭園へ続くこぢんまりとした空間。1本の巨木が立ち、糸杉のパティオとも呼ばれる。
伝説では、アベンセラヘス一族の虐殺を引き起こした密会が行なわれたのがここ
長い階段の手すりに水路が彫られており、耳にここちよい涼しげな音をたてながら水が流れる仕組みになっている
各所で花々が咲き乱れる
優美な塔が階段状の傾斜地に立つ
ゆるやかな傾斜地に階段状に配された庭園があり、アルバイシン地区を見下ろす展望台には、美しい貴婦人の塔が立つ。かつては周囲に宮殿や貴族の住居などが並んでいたという。
涼しげな緑と水の奥に、優雅なたたずまいの塔が立つ。正面の柱廊がパルタルという名称の由来となった。
バラ園など、美しい花々に出会える庭園
ヘネラリフェ方面へ続く城壁沿いの道には、いくつかの塔が立っている
貴婦人の塔からはアルバイシンの街並みを見下ろせる
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