マリエン広場 Marienplatz
ミュンヘン観光の起点となる広場
マリエンプラッツ駅を降りると目の前に広がるミュンヘン観光の拠点。金の聖母マリア像の記念柱がシンボルで、周辺には新市庁舎や聖ペーター教会などの見どころをはじめ飲食店も多く、買物にも便利なエリア。
新市庁舎に面し、Sバーン、Uバーン両方の駅がある
マリエン広場
- 現地名:
- Marienplatz
- アクセス:
- Uバーン・SバーンMarienplatz マリエンプラッツ駅から徒歩1分
新市庁舎 Neues Rathaus
そびえる尖塔の仕掛け時計は必見
ルートヴィヒ1世の命により建てられた新ゴシック様式の建物で、そびえる尖塔と、その中央には32体の等身大の人形が踊る、ドイツ最大の仕掛け時計がある。仕掛けが動く時間になると、多くの人が広場に集まってくる。
11:00、12:00、17:00の1日3回、各約10分間動く仕掛け時計は、観光客にも大人気
新ゴシック様式の建物は尖塔が印象的だ
新市庁舎
- 現地名:
- Neues Rathaus
- 住所:
- Marienplatz 8
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- Sバーン・UバーンMarienplatzマリエンプラッツ駅からすぐ
- TEL:
- 089-23300
- 営業時間:
- 入場自由、塔10:00~19:00(10~4月は~17:00)
- 定休日:
- 10~4月の土・日曜、祝日
聖ペーター教会 St.Peterskirche
見事な眺望を誇る街で最古の教会
ミュンヘンで最も古い教会。11世紀に建てられて以来、増改築をするたびに建築様式が変わったため、ゴシック、ルネサンス、バロックが混在した造りになっている。塔の上ではぐるりと360度、街を眺めることができる。
約300段の階段を上って展望台へ
「年寄りペーター」の愛称で親しまれている
第二次世界大戦で破壊されたが1954年に再建された
聖ペーター教会
- 現地名:
- St. Peterskirche
- 住所:
- Rindenmarkt 1
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- Sバーン・UバーンMarienplatzマリエンプラッツ駅からすぐ
- TEL:
- 089-210237760
- 営業時間:
- 9:00~12:00、14:00~16:00(火~木曜は~12:00)※ミサ中は見学不可、塔は9:00~18:30(土・日曜、祝日は10:00~、閉館は19:00、冬季は~17:30、土・日曜、祝日は10:00~17:30、閉館は18:00)
旧市庁舎 Altes Rathaus
木製の丸天井が見どころ
1470~80年にかけて建築された歴史的建造物だが、第二次世界大戦で大部分が破壊され、のちに修復されて美しい姿を見せている。木製の丸天井は後期ゴシックの至宝として名高く、一見の価値あり。内部はおもちゃ博物館になっている。
マリエン広場の東端に建つロマンティックな建物
旧市庁舎(ミュンヘン)
- 現地名:
- Altes Rathaus
レジデンツ Residenz
バイエルン王家の華麗な暮らしがうかがえる広大な宮殿
バイエルンを統治したヴィッテルスバッハ家が1809~1918年にかけて住んでいた宮殿。建物は14~19世紀にかけて造られたもので、王宮、旧王宮、大広間の3つの館からなる。音楽や芸術を好んだ王家の、130室にも及ぶ部屋には、豪華な調度品や宝飾品があふれている。内部は博物館や宝物館、劇場として公開されており、世界最大のフレスコ画をはじめ、先祖代々の肖像画など、見どころ満載だ。
広大な内部は4つの博物館と劇場になっている
マックス・ヨーゼフ1世像
マクシミリアン1世の像。バイエルン王国のシンボルとして、マックス・ヨーゼフ1世の愛称でミュンヘン市民に親しまれている。
バイエルン州立歌劇場
芸術を愛したマクシミリアン1世が1811~18年にかけて建てたオペラ劇場。毎年7月にオペラ・フェスティバルが開催される。
祖先画ギャラリー
ヴィッテルスバッハ家の歴代当主121人の肖像画が壁一面にずらりと並んだギャラリー。金色の豪華な装飾が施された立派な肖像画が並ぶ様子は圧倒的。
グロット宮殿
インドや東南アジアの神々を彷彿させる像などが、びっしりと埋め込まれた貝殻で装飾されたアジア風の雰囲気漂う異色の宮殿。
ライオン
レジデンツの入口に立つ楯を持つライオン像。地元ではこの楯に触ると幸せになるといわれ、道行く人たちがよくなでていく。ぜひ真似してみたいもの。
アンティカリウム
ルネサンス様式の丸天井に描かれた世界最大のフレスコ画。その下には古代ローマの彫像が並んでいる。
建物の中にはいくつもの美しい庭園がある
芸術を愛したヴィッテルスバッハ家
12世紀から20世紀にかけて、バイエルン地方を支配した一族。1806年にバイエルン王国が誕生すると、その君主としてミュンヘンに都が置かれた。ルートヴィヒ2世をはじめ、歴代の国王は芸術を奨励。19世紀半ばになると、ミュンヘンの街には美しい建築物や美術館が並び「イーザル湖畔のアテネ」と称されるようになった。
ミュンヘンのアート散策はアルテ・ピナコテークから
レジデンツ(ミュンヘン)
- 現地名:
- Residenz
- 住所:
- Residenzstraße 1
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- UバーンOdeonsplatzオデオンスプラッツ駅から徒歩3分
- TEL:
- 089-290671
- 営業時間:
- 9:00~17:00(閉館は18:00)、10月下旬~3月は10:00~16:00(閉館は17:00)※季節により異なる
- 定休日:
- 無休
テアティナー教会 Theatinerkirche
壮麗なバロック様式の教会
1663年に着工され、6年の歳月をかけて完成した、ドイツにおける最高のバロック様式と評される美しい教会。内部は水漆喰で塗られ、白一色の荘厳な雰囲気に満ちている。
鮮やかな黄色い外観はひときわ目立つ
テアティナー教会
- 現地名:
- Theatinerkirche
- 住所:
- Theatinerstraße 22
地図を見る » - アクセス:
- UバーンOdeonsplatz オデオンスプラッツ駅からすぐ
- TEL:
- 089-2106960
- 営業時間:
- 8:30~13:30、15:00~16:30(金曜は13:00~16:00、土曜は9:00~12:00)※礼拝中は入場不可
- 定休日:
- 日曜、祝日
- Webサイト:
- http://www.theatinerkirche.de
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- 奥付:
- この記事の出展元は「トラベルデイズ ドイツ」です。掲載されているデータは、2015年12月〜2016年3月の取材・調査によるものです。掲載している情報、商品、料理、宿泊料金などに関しては、取材および調査時のもので、実際に旅行される際には変更されている場合があります。 最新の情報は、現地の観光案内所などでご確認ください。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。