【パリ】ヴィンテージショップ&古着屋めぐり!
今回紹介したいのは、観光名所を回る旅行とはまた一味違うパリめぐり。パリにはたくさんのヴィンテージショップが存在します。人と同じなんてつまらないと、オリジナルであることを重要視するパリジャンたちの多くは...
更新日:2020年4月13日
大聖堂に見守られる美しい街。深い森の中で優美な古城と出会う。
中世の空気漂う旧市街と大聖堂 ロワール地方
シャルトルはフランスの穀倉地帯、ボース平野の中心にある古都。古代ローマ以前には、ガリア民族の首都として繁栄を誇り、ガリアの宗教ドルイド教の聖地としても讃えられていた。その聖地信仰を引き継ぎ、4世紀中頃から聖母マリア信仰の巡礼地として栄えるようになった。重厚な石橋や数百年前の水車などが中世の名残を伝えている古い街並みが多く残されており、世界遺産に登録されているノートル・ダム大聖堂がこの街のシンボル。
街のどこからでも見える大聖堂。様式の異なる2本の塔が印象的
パリから約90㎞
電車で約1時間
パリのMontparnasseモンパルナス駅からChartresシャルトル駅まで急行で約1時間、各駅停車で約1時間15分。本数は1時間に1〜2本運行(日曜は本数が減る)。
02-37-18-26-26
10:00〜18:00(日曜、祝日は〜17:00) 5月〜9月中旬 9:30〜18:30(日曜、祝日10:00〜17:30)
1/1、12/25休み
www.chartres-tourisme.com
ステンドグラスに魅了される
シャルトル大聖堂と通称される世界遺産の聖堂。フランス国内のゴシック様式では最も美しいと評される。シャルトル・ブルーと呼ばれる内部のステンドグラスは必見。また聖堂内には聖母マリアの衣服も収蔵されている。
窓の数は172、総面積2600㎡に及ぶステンドグラス。なかでもブルーのマリアは必見
深い森の中にたたずむ壮麗な城 イル・ド・フランス地方
広大な森があり、歴代の王の狩猟地として有名だったフォンテーヌブロー。森の中心にあるフォンテーヌブロー城はもともと狩猟を楽しむ王族のために建てられたが、国王フランソワ1世の時代になると華やかなルネサンス様式の大宮殿へと改装され、以降ナポレオン3世の時代まで歴代の城主に愛された。街の中心はグランド通りで、レストランやショップが通り沿いに多く並んでおり、城は通りを少し先に行ったところにある。
パリから約70㎞
電車とバスで約1時間
パリのGare de Lyonリヨン駅からSNCF(国鉄)でFontainebleau Avonフォンテーヌブロー・アヴォン駅まで約40分。1時間に1〜2本。駅からバスでChâteauシャトーまで15分。
01-60-74-99-99
10:00〜18:00 5〜10月の日曜、祝日10:00〜13:00 14:00〜17:30 11〜4月の日曜、祝日10:00〜13:00
1/1、12/25休み
www.fontainebleau-tourisme.com
ルネサンス美術の大傑作
宮殿は歴代城主により増改築され、各時代の建築や芸術が結集している。とくに、フランソワ1世時代にダ・ヴィンチなどの有名画家や建築家が手がけた装飾の数々は必見。
by fotolia - ©aterrom
フランス・ルネサンスの発祥といわれ、見る人を圧倒する美術品や絵画が多く残るフォンテーヌブロー城。「白馬の中庭」に出る馬蹄鉄形の階段も特徴的
DSCF2332b.jpg, by Interzone00, CC BY-ND
フランソワ1世の回廊には、ダ・ヴィンチら高名な画家によって描かれた壁画が続く
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