フランス【グルノーブル】チーズフォンデュが有名な街
最近日本でも、チーズフォンデュ専門店やラクレットが食べられるお店が増えてきましたが、今回はチーズ大国フランスの中でも特にフォンデュやラクレットが有名なオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域(Auvergn...
更新日:2020年4月13日
フランス中の美食が集まる。
石畳の旧市街と美食を楽しめる街 ローヌ・アルプ地方
ローヌ・アルプ地方の中心都市。南北ヨーロッパを結ぶ交通の要衝として、ローマ時代にはガリアの首都として、長い間栄えた。ソーヌ川沿いにある石畳の街並みが残る旧市街は、世界遺産に登録されている。旧市街には細い路地を結ぶように造られた建物内通路「トラブール」が多く見られ、内部の装飾や美しい中庭も見どころのひとつ。また、多くの食材にも恵まれた「美食の街」としても名高い。ブルジョワ料理と家庭料理が融合した新たな食文化が誕生し、庶民が質の高い料理を楽しむ美食の街へ発展した。
世界遺産である旧市街を囲むように、ソーヌ川が流れる
パリから約470㎞
電車で約2時間10分
パリのGare de Lyon リヨン駅からPerrache ペラーシュ駅までTGVで約2時間10分、1日15〜20本。
04-72-77-69-69
9:00(日曜、祝日10:00)〜18:00
1/1、5/1、12/25休み
www.lyon-france.com
ボージョレ、ローヌ、ブルゴーニュといったワインの産地に囲まれ、ブレス産の鶏肉やシャロレー牛の生産地に近いリヨンはまさに食の街。リヨン風ソーセージなどの内臓料理が有名で、「ブション」と呼ばれる大衆的なビストロで気軽に味わうことができる。
市街を一望する丘の上の寺院
フールヴィエールの丘に建つビザンチン様式の寺院。24年の歳月をかけて1896年に完成。寺院内には聖母マリアのモザイク画やステンドグラスが数多く施されている。
国内有数のコレクション
17世紀のベネディクト派修道院の建物を利用した美術館。ギリシャやローマ、エジプトなどの発掘品から、モネ、ドラクロワ、ルノワールなどの絵画まで幅広く展示する。
Musée des Beaux-Arts de Lyon - Rue du Président Edouard Herriot, Lyon, by ell brown, CC BY-SA
市庁舎前のテロー広場に面する
フランス最古のローマ遺跡
紀元前43年に建造。直径108mある円形の野外劇場で、約1万人の観客を収容できる。劇場脇にはガロ・ロマン時代の遺跡を展示する博物館もある。
美食の街を代表する人気店
店の真ん中をパッサージュが通るユニークな造り。週末の夜はオープンと同時に満席になるほどの人気店なので早めにでかけたい。
リヨンの郷土料理にぜひ挑戦したい
新鮮素材の魚料理が有名
有名なポール・ボキューズ氏がリヨン市内に展開するセカンド店の一軒。新鮮なシーフード料理が人気。ソーヌ川を見渡せるテラスからの眺めもよい。
素材にこだわった料理が魅力的
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。