更新日:2020年4月13日
タイ・バンコク 買い物やマーケット散策が楽しめるチャルン・クルン通り
チャオプラヤー川と並走するチャルン・クルン通り。西洋近代化に沸いたラーマ4世時代に整備され、バンコク初の本格的道路で当時の在住外国人にニュー・ロードと呼ばれた歴史を持つ。
新旧が融合しながら発展する駅周辺
再開発が勢いを増すバンコクで、近年勢いがあるのがチャルン・クルン通り周辺のエリア。西洋近代化の波をいち早く受けたエリアでもあり、川沿いには1887年にバンコク初の西洋風ホテルとして建てられたマンダリン・オリエンタル・バンコクを筆頭に、ペニンシュラ・バンコクやシャングリ・ラなどの名だたる高級ホテルが建ち並ぶ。チャルン・クルン通りとシーロム通りが交差する角に位置する65階建てホテル、ルブア・アット・ステート・タワーの最上階にある屋外ダイニングバーからはバンコクの夜景が心ゆくまで楽しめる。BTSシーロム線スラサック駅で下車し、サトーン・タイ通りを西へ向かう。チャルン・クルン通りとの交差点を左折すると、船形の仏塔がユニークな寺院ワット・ヤーンナーワーがある。川手のサトーン桟橋には、2012年にオープンしたショッピング・スポットアジアティック・ザ・リバーフロントへのチャーターボートやチャオプラヤー・エクスプレスの乗場が。チャルン・クルン通りを北上しても見どころはいっぱい。バーンラック市場は庶民の胃袋を支える生活市場として終日人々でごった返す。露店を含め通りには多種多様な店が並び、タイの食文化を垣間見ることができる。
ショップハウス造りの商店や食堂がところどころに残り、街の風情を醸し出す
北側は閑静なショッピングストリート
道の両脇に建ち並ぶショップハウスに風情を感じながらしばらく北上すると、赤レンガが美しいロマネスク様式の大聖堂を持つアサンプション教会にたどり着く。この付近から街並は徐々に優雅な雰囲気へと変貌。バンコク中央郵便局を越え、さらに北側には大型ショッピングセンターのリバー・シティ・ショッピングセンターがあり、珍しいアンティークを扱う店などを覗くのも楽しい。
高層ビルも散見されるが、下町の雰囲気が残る
ワット・ヤーンナーワー (Wat Yannawa)
広い境内の真ん中にジャンク船をかたどった仏塔が置かれている第三級王室寺院。船の内部は見学可能。
ワット・ヤーンナーワー
- 現地名:
- Wat Yannawa
- 住所:
- 40 Charoen Krung Rd.
地図を見る » - アクセス:
- BTS シーロム線Surasakスラサック駅から徒歩13分
- TEL:
- 02-672-3216
- 営業時間:
- 9:00~18:00(本堂内の見学は~16:00)
- 定休日:
- 無休
②バーンラック市場 (Talat Bangrak)
下町の雰囲気が漂う庶民派市場。肉、魚、野菜、果物など東南アジア独特の食材が所狭しと並ぶ。
バーンラック市場
- 現地名:
- Talat Bangrak
- アクセス:
- BTS シーロム線Surasakスラサック駅から徒歩10分
- 営業時間:
- 7:00頃~11:00頃
アサンプション教会 (Assumption Church)
タイのノートルダムとして親しまれているカトリック教会。大聖堂内にあるステンドグラスがきれいと評判。
by fotolia - © pipop_b
アサンプション教会
- 現地名:
- Assumption Church
- 住所:
- 23 Soi Oriental, Charoen Krung Rd.
地図を見る » - アクセス:
- BTS シーロム線Surasakスラサック駅から車で7分
- TEL:
- 02-234-4592
- 営業時間:
- 7:30~17:00(土・日曜は~12:00)
- 定休日:
- 金曜、祝日
チャルン・クルン通り
- 現地名:
- Charoen Krung Rd.
ワット・ヤーンナーワー (Wat Yannawa)
バンコク唯一の船形の仏塔で有名
下部が船の形をしたユニークな仏塔で知られる。タークシン橋の南にあるこの寺院は、最新の大型船の登場を目にしたラーマ3世が、古くからタイで活躍していたジャンク船(中国の木造帆船)を後世に伝えるために建造したと考えられている。巨大な威容を誇る船形の塔の内部には、複数の仏像が安置されている。
やがてすたれていったジャンク船の墓標を思わせる
チャオプラヤー川沿いに建つ王室寺院
ワット・ヤーンナーワー
- 現地名:
- Wat Yannawa
- 住所:
- 40 Charoen Krung Rd.
地図を見る » - アクセス:
- BTS シーロム線Surasakスラサック駅から徒歩13分
- TEL:
- 02-672-3216
- 営業時間:
- 9:00~18:00(本堂内の見学は~16:00)
- 定休日:
- 無休
アサンプション教会 (Assumption Church)
国内カトリック教会の中心的存在
タイのカトリック教会の拠点。フランス人宣教師によって19世紀前半に最初の教会が建てられ、20世紀に入って大規模な聖堂が完成した。フランスのステンドグラス、イタリアの大理石を配した壮麗なロマネスク様式の建物。
by fotolia - © pipop_b
赤レンガが美しい建物。荘厳な内部装飾も圧巻だ
アサンプション教会
- 現地名:
- Assumption Church
- 住所:
- 23 Soi Oriental, Charoen Krung Rd.
地図を見る » - アクセス:
- BTS シーロム線Surasakスラサック駅から車で7分
- TEL:
- 02-234-4592
- 営業時間:
- 7:30~17:00(土・日曜は~12:00)
- 定休日:
- 金曜、祝日
ワット・パークナーム (Wat Paknam)
高僧の精巧な坐像を祀る瞑想寺
瞑想法で知られる高僧プラ・モンコン・テムニー師が再興。各国の修行僧を受け入れている。巨大な白い仏塔がそびえる。
日本の修行僧も受け入れ、千葉県成田市に分院がある
ワット・パークナーム
- 現地名:
- Wat Paknam
- 住所:
- Therdthai Rd.
地図を見る » - アクセス:
- BTS シーロム線Wongwian Yaiウォンウィアン・ヤイ駅から車で5分
- TEL:
- 02-467-0811
- 営業時間:
- 7:00~20:00
- 定休日:
- 無休
バーンラック市場 (Talat Bangrak)
ロビンソンの隣にある小規模な生鮮食品市場。並んでいるのは、鮮魚や精肉、野菜、果物、花など。軽く食事もでき、市民の食文化が覗ける場所だ。
バーンラック市場
- 現地名:
- Talat Bangrak
- アクセス:
- BTS シーロム線Surasakスラサック駅から徒歩10分
- 営業時間:
- 7:00頃~11:00頃
SHOPPING CENTER
ロビンソン (Robinson)
リーズナブルな商品が揃うデパート
手ごろな価格のファッション・アイテムやフードコートがあり、地元の人に愛されるデパート。地下にはスーパーのトップスも入っているので、おみやげ探しに立ち寄ってみてもよい。
バンコク内外に多くの支店を構える
ロビンソン
- 現地名:
- Robinson
- 住所:
- 1522 Charoen Krung Rd.
地図を見る » - アクセス:
- BTS シーロム線サパーンタクシン駅から徒歩10分
- TEL:
- 02-238-0052-61
- 営業時間:
- 10:30~22:00
- 定休日:
- 無休
- Webサイト:
- http://www.robinson.co.th
アジアティック・ザ・リバーフロント (Asiatique The Riverfront)
アジアティーク・ザ・リバーフロント
- 現地名:
- Asiatique The Riverfront
- 住所:
- 2194 Charoen Krung Rd.
地図を見る » - アクセス:
- BTS シーロム線 S6 サパーン・タークシン駅下車、サートーン桟橋から無料シャトルボートで15分
- TEL:
- 02-108-4488
- 営業時間:
- 16:00~24:00(店舗により異なる)
- 定休日:
- 無休 店舗により異なる
- Webサイト:
- http://www.asiatiquethailand.com
リバー・シティ・ショッピングセンター (River City Shopping Center)
アンティークの品揃えが豊富
ディナー・クルーズ船の発着点にもなっているる大規模ショッピングセンター。3・4階はアンティーク街で珍品や逸品の骨董品・美術品が集まっている。川を見渡せるレストランもある。
珍品の集まるアンティーク街は見るだけでも楽しめる
1〜2階にはブティックや雑貨などのショップが入る
リバー・シティ・ショッピングセンター
- 現地名:
- River City Shopping Center
- 住所:
- 23 Trok Rongnamkhaeng, Yota Rd.
地図を見る » - アクセス:
- MRT フアランポーン駅から車で5分
- TEL:
- 02-237-0077~8
- 営業時間:
- 10:00~22:00
- 定休日:
- 無休
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。
- 奥付:
- この記事の出展元は「トラベルデイズ バンコク」です。掲載している情報は、2016年3〜8月にかけての取材・調査によるものです。掲載している情報、商品、料理、宿泊料金などに関しては、取材および調査時のもので、実際に旅行される際には変更されている場合があります。最新の情報は、現地の観光案内所などでご確認ください。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。