フランス【グルノーブル】チーズフォンデュが有名な街
最近日本でも、チーズフォンデュ専門店やラクレットが食べられるお店が増えてきましたが、今回はチーズ大国フランスの中でも特にフォンデュやラクレットが有名なオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域(Auvergn...
更新日:2020年4月13日
フランス国内でも人気の近代的なアート・シティ。
アートとともに進化を続ける文化都市 ロワール地方
ロワール川が大西洋へと注ぐ終着地ナントは人口27万人を抱えるロワール地方最大の都市。10〜15世紀はブルターニュ公国の首都として栄え、公国消滅後も貿易港として繁栄を極めた。近代以降は、製鉄や機械産業を中心とした工業都市として成長を遂げ、現在のナントは公国時代の面影を残す一方、近代的なモダン都市として、フランスで最も住みやすい街といわれる。機械仕掛けの象など、現代アートが都市に新たな魅力を与えているのも興味深い。
レ・マシーン・ド・リルのいちばんの人気者は、高さ12mの巨大な象。約50人の客を乗せ、島内を散策する
パリから約385㎞
電車で約2時間15分
パリのMontparnasse モンパルナス駅からNantes ナント駅までTGVで約2時間15分。本数は1時間1〜2本、1日約20本。
0-892-464-044
10:00〜18:00(日曜、祝日は〜17:00) 7・8月9:00〜19:00
1/1、12/25休み
www.nantes-tourisme.com
機械仕掛けの生物の世界
旧造船所が、クリエイター集団ラ・マシンの手によって遊園地に生まれ変わった。機械仕掛けの生き物が動きまわるアトラクションは大好評。HPより予約が可能。
機械仕掛けの海洋生物が回る幻想的なアトラクション、「海の世界のカルーゼル」
現代アートの発信基地
有名ビスケットメーカー「LU」の工場が、新進アーティストの展示会や演劇など、各種イベントが行なわれるカルチャー施設に生まれ変わった。プラスチックのユニークな塔が目印。※塔は2016年1月現在工事中(期間未定)
塔の中には手動式の回転装置も
レストランも併設
「SFの父」の博物館
『80日間世界一周』や『十五少年漂流記』などの冒険小説で知られる、作家ジュール・ヴェルヌの博物館。
没後100年に合わせて、2005年にオープンした
ナントを見守るランドマーク
15世紀後半にフランソワ2世が建設。アンリ4世はここで「ナントの勅令」を発令した。2007年に、ブルターニュ公国とナントの歴史がわかる博物館として開館。
庭園と内部の一部が見学可能
ブルターニュ最後の大公が眠る
15世紀に建設が始まったゴシック建築の大聖堂で、公国最後の大公フランソワ2世の墓がある。石棺には彫刻家ミシェル・コロンブ作による、死の床につく大公と天使をかたどったルネサンス彫刻が施されている。
ゴシック建築の威風堂々としたたたずまい
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