南フランス【コートダジュール】のどかな街さんぽ
世界中から観光客が集まる、いわずと知れたバカンスの目的地・コートダジュール。南フランスでの休暇中に少しだけ、大都市の喧騒から離れてローカルな南フランスの暮らしに触れてみませんか?ここでは、ニース、カン...
更新日:2020年4月13日
海上貿易の拠点として地中海の恩恵を受け、繁栄してきたフランス第2の都市マルセイユ。漁師たちの声が飛び交う旧港周辺を歩けば、飾らない南仏に出会うことができる。
パリの空港からMarseille-Provence マルセイユ・プロヴァンス空港まで約1時間20分。マルセイユ・プロヴァンス空港からマルセイユ市内のSt-Charle サン・シャルル駅まで、シャトルバスまたはタクシーで約30分。
パリのGare de Lyon リヨン駅からマルセイユ市内のサン・シャルル駅までTGVで約3時間20分。本数は1日20本前後。
4 la Canebière
0826-500-500
9:00〜19:00 日曜、祝日10:00〜17:00
1/1、12/25
www.marseille-tourisme.com
丘の上から見たマルセイユの街。古い街並みと青い海の対比が美しい
START●ジョリエット駅
↓ 徒歩10分
ヨーロッパ地中海文明博物館 (見学時間●90分)
周辺のパニエ地区は下町情緒あふれる旧市街。散策も楽しい
↓ 徒歩10分+フェリー20分
イフ城 (見学時間●30分)
イフ島にはビーチが広がり、夏季にはレストランも営業する
↓ フェリー20分+バスと徒歩で15分
ノートル・ダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ大聖堂 (見学時間●30分)
展望台からマルセイユの街と地中海のパノラマを楽しもう
↓ バスと徒歩で20分
GOAL●マルセイユ・サン・シャルル駅
小説の舞台となった洋上の城
マルセイユの沖合いに浮かぶ島、イフ島にある城。1531年にマルセイユを守る砦として築かれ、17世紀には牢獄として使われるように。デュマの小説『モンテ・クリスト伯』の舞台としても知られ、物語に登場する独房や、抜け穴などが紹介されている。
独房や集団で入れられた牢獄があり現在は見学できる
丘の上に建つ街のシンボル
1214年に修道士ペトロが、守護聖母に捧げる小聖堂を建立。1864年に現在のローマ・ビザンチン様式の大聖堂が完成した。高さ46mの鐘楼の上にはイエスを抱いたマリア像があり、街と港を見守っている。
旧港や地中海を見守るように建つ
優雅な外観が印象的なミュージアム
1860〜70年代に造られた給水施設。現在は、左手が南仏の芸術家による近代の作品を展示する美術館、右手がプロヴァンスの動植物に関する自然博物館になっている。
翼を広げたような姿が美しい宮殿
地中海の多様性に触れる
斬新な建物が目をひく2013年オープンの博物館。常設展スペースでは、地中海文明を築いた人々の暮らしや農業に焦点を当て、オブジェや映像などで紹介している。
Villa Méditerranée et Mucem 091, by voyages provence, CC BY
リュディ・リチョッティ氏の設計による建築も必見
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