南フランス旅行に行こう! 〜 コート・ダジュール編
パリ、モン・サン・ミッシェルと共にフランス旅行の目的地として人気の南フランス。一口に「南フランス」と言っても、西は大西洋、東はイタリアに接しており、各地方によってその特色はかなり異なります。けれども日...
更新日:2020年4月13日
独立国家ながら、わずか1・95㎢と皇居の2倍ほどしかない小さな国。だが、1860年代にカジノや高級ホテルが完成して以来、世界の王侯貴族や富裕階級に注目される高級リゾート地となった。
パリの空港からニース・コート・ダジュール国際空港まで約1時間30分。空港から出る110番のシャトルバスでモナコまで約45分。
パリのGare de Lyon リヨン駅からNice Ville ニース・ヴィル駅までTGVで約5時間40分。そこからMonaco Monte-Carlo モナコ・モンテカルロ駅まで急行で約20分。
2a Bd. des Moulins,Monte-Carlo
92-16-61-16
03-3225-1175
9:00〜19:00 日曜、祝日11:00〜13:00
無休
www.visitmonaco.com
START●モナコ・モンテカルロ駅
↓ 徒歩15分
大公宮殿 (見学時間●30分)
宮殿前のパレ広場からの眺めも素晴らしい
↓徒歩2分
モナコ大聖堂 (見学時間●30分)
モナコ公妃グレース・ケリーも眠る神聖な場所。おごそかな気分で見学したい
↓徒歩30分
ル・カジノ・ド・モンテカルロ (見学時間●2時間)
究極の大人のエンターテインメントに挑戦。ばっちりおしゃれしてでかけたい
↓徒歩10分
GOAL●モナコ・モンテカルロ駅
モナコ大公が暮らす華麗な王宮
1215年にジェノヴァ人が築いた砦の跡地に建つルネサンス様式の宮殿で、現在も王宮として使われている。16世紀のフレスコ画が残る回廊や、幾何学模様に石を敷きつめた中庭など随所にアートが残る。
ルネサンス様式の宮殿になったのは18世紀。宮殿内を見学できるのは6〜10月のみ
宮殿前で毎日11時55分に行なわれる衛兵交代。多くの観光客が集まるので早めに見に行こう
大公妃グレース・ケリーが眠る
レーニエ大公と故グレース・ケリー妃が結婚式を挙げた教会で、歴代の大公と公妃の霊廟でもある。創建は1875年。ロマネスク・ビザンチン様式の装飾が美しく、とくにニース出身の画家ルイ・ブレアが描いた祭壇画が素晴らしい。
ミサは9~6月の毎週日曜10時から
F1グランプリのコースも堪能できる
街なかをめぐるガイド付観光列車。約30分でカジノ、王宮、港など主要スポットをまわり、F1グランプリのコースも走る。美しい紺碧の海と豪華絢爛な街並みを一度に堪能できる。
Av. St-Martin, Monte-Ville
92-05-64-38
10:00〜17:00
11月中旬〜2月中旬
海洋博物館前。Ⓑ1・2番 Monaco-Ville モナコ・ヴィル下車、徒歩5分
贅を尽くした大人の社交場
パリのオペラ座を手がけたガルニエの設計により1878年に建造された。「グラン・カジノ」とも呼ばれ、世界のセレブが集う豪華絢爛たる社交場。オペラハウスも併設している。
Monaco-002597B - Monte Carlo Casino, by archer10 (Dennis) 108M Views, CC BY-SA
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