フランス【グルノーブル】チーズフォンデュが有名な街
最近日本でも、チーズフォンデュ専門店やラクレットが食べられるお店が増えてきましたが、今回はチーズ大国フランスの中でも特にフォンデュやラクレットが有名なオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域(Auvergn...
更新日:2020年4月13日
美しい街並みを訪ねて古き良きフランスに出会える小さな街へ
ジャンヌ・ダルク終焉の街モネで有名な大聖堂が見もの ノルマンディ地方
ノルマンディ公国の首都として栄えたルーアン。ローマ時代からセーヌ川を利用した水運の拠点として発展。ジャンヌ・ダルクが火刑に処された場所で、命日にあたる5月にはゆかりの広場や教会で彼女をしのぶ祭りが開催される。また、印象派のクロード・モネが、光の変化をとらえて連作を描いたノートル・ダム大聖堂をはじめ、ゴシック建築が多数残されている。旧市街には、ノルマンディ様式の木組みの家々が建ち並び、古都の風情も存分に感じられる。
ヴュー・マルシェ広場を囲むように木組みの建物が建つ
パリから約135㎞
電車で約1時間20〜30分
パリのSaint-Lazare サン・ラザール駅から急行でRouen Rive Droite ルーアン・リヴ・ドロワット駅まで約1時間20〜30分。
02-32-08-32-40
5〜9月 9:00〜19:00(日曜、祝日は9:30〜12:30 14:00〜18:00)
10〜4月 9:30〜12:30 13:30〜18:00
5/1、冬季の日曜、祝日
www.rouentourisme.com
世界的に有名な悲劇のヒロイン。田舎町で生まれたジャンヌは神の啓示を受け、16歳で従軍、百年戦争で指揮をとり、数々の戦いで勝利を収めた。しかし19歳のときに異端裁判にかけられ、ルーアンの街で火刑に処された。
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ジャンヌの名がついた教会
外観は海をイメージした独創的かつ近代的な造り。内部にあるステンドグラスは16世紀のルネサンス期に作られた貴重なものを使用している。
ルネサンスの時代の壮麗なステンドグラスが圧巻
斬新なデザインが目をひく外観
幾度も戦火に耐えた大聖堂
クロード・モネの絵画で有名なフランス・ゴシックの傑作。12世紀に建設が始まり、16世紀に完成した。度重なる戦火により修復を余儀なくされながらも、今にその雄姿を伝えている。
by fotolia - ©Alonbou
さまざまな時間帯で表情を変える様子を見てみたい
街のシンボル
ゴシック様式の鐘楼とルネサンス様式のアーチが組み合わされたもの。14世紀に造られたもので、1928年まで機能していたという。内部は、時をテーマにした見学コースになっている。
街の中心部にある
後期ゴシック様式の傑作
ゴシック・フランボワイヨン様式の代表的な建築。西側正面の聖書の一節を模した扉が見もの。教会の裏手には墓地があり、1348年に黒死病が流行したときの犠牲者が埋葬されている。
キリストと十字架、天使が頭上に
豊かな表情の天使のレリーフ
充実の印象派コレクション
絵画やデッサンから彫刻まで充実したコレクション。モネの『ルーアン大聖堂』や『ルーアン全景』をはじめ、ルノワール、ドラクロワ、モディリアーニ、マルセル・デュシャンなどの重要な作品も多数。「ジャンヌ・ダルクの部屋」も興味深い。室内はアンドレ・プットマンによる内装。
ルーアンゆかりの印象派の画家の作品を集めた「ルーアン派の部屋」も必見
ジャンヌが監禁されていた
ジャンヌ・ダルクが幽閉されていたという塔。1204年にフランス国王フィリップ・オーギュストにより建立。
中は見学できるようになっている
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