【パリ】ヴィンテージショップ&古着屋めぐり!
今回紹介したいのは、観光名所を回る旅行とはまた一味違うパリめぐり。パリにはたくさんのヴィンテージショップが存在します。人と同じなんてつまらないと、オリジナルであることを重要視するパリジャンたちの多くは...
更新日:2020年4月13日
パリっ子気分でお買い物を楽しみたいなら蚤の市やマルシェへ。たくさん並ぶ品物のなかから、自分だけのとっておきを見つけたい。
陳列方法はいろいろだが、恐ろしく高価なこともあるので、断りなく商品に触らず、ひと声かけてから手に取ろう。
商品は年月を経たものが多いだけに、繊細で壊れやすいものもある。触るときはていねいに扱うこと。
「儀式」のひとつとして、電卓やジェスチャーを使って値切ってみよう。相手の態度を見て、無理せず引くことも大切。
訪れる時間
蚤の市は朝が早く、昼頃には片づけが始まる。また10時頃からツアーバスが到着し混雑し始める。
スリに注意!
蚤の市にはスリが多い。お金や財布は不用意に見せず、カメラやネックレスなどを首から下げるのもやめよう。
クレジットカード
基本的には現金のみ。固定店で高価な骨董などを購入する場合は使えることもあるが、スキミングなどに十分な注意が必要。
手ごろな生活雑貨がそろう
60ほど並ぶ露店は日用雑貨や食器類をメインに、家具、絵画から古着やバッグまでそろい、路上や卓上に雑多に置かれている。身近な生活雑貨が多いうえ価格設定も庶民的なため、地元パリジャンが最も好むローカルな蚤の市だ。
店舗数 ★★★
安さ ★★★
見やすさ ★★★★★
2500店を超えるブロカントが集まる
100年以上の歴史をもち、複数の露店とマルシェからなる。ヴェルネゾンは雑貨、セルペットは家具、ドーフィヌは絵画やアクセサリーと、エリアにより品ぞろえが異なる。
店舗数 ★★★★★
安さ ★★
見やすさ ★★★
基本的には手ぶらでOKだが、買い物袋を持っていくと、マルシェ上級者のマダムのような気分が味わえるかも。
まずは歩こう。気に入ったもののねだんを比べ、混んでいる店もチェック。人気店なら食品の鮮度も良いはず。
自分で欲しい分だけ袋に取る店と、店の人が取ってくれる店がある。まわりの人のやり方を参考にしよう。
精算前に、ねだんを確認しよう。生鮮食品は㎏単位でのねだん表示が多いが、多くの店で1個から対応可能となっている。
袋に入れた品物を量り、重さで計算。チーズなどは、欲しい量を伝えると、店頭で切り分け袋に入れてくれる。
支払いは基本的に現金で行なう。言われた額がわからなくても、見当をつけて渡せばおつりがもらえる。
訪れる時間
マルシェの賑わいを堪能したいなら、店が出そろう朝9~10時頃がおすすめ。
スリに注意!
すれ違う人のなかにはスリが紛れているかも。開放的な雰囲気に油断せず、貴重品はしっかりガードしよう。
パリ市内で一番人気の市場
毎週日曜にはパリ最古のビオ(自然食品)市が開催。野菜や果物のほかオーガニック素材の天然酵母のパンやジャム、日用品など商品はさまざま。
開催
火・金曜 7:00〜14:30 日曜 ビオ市9:00〜15:00頃
観光客でも入りやすい
リシャール・ルノワール通りで開かれるパリ最大のマルシェ。約400mの長さにわたって生鮮品から惣菜、お菓子、花、衣料品、雑貨、家具の店が連なる。
開催
木曜 7:00〜14:30 日曜 7:00〜15:00
ランチタイムの屋台が人気
1615年開設のパリで最古のマルシェ。ランチタイムになると多国籍の屋台が10台程度集まり、昼食をとるパリジャンたちで賑わう。行列覚悟で訪れたい。
開催
火〜金曜 8:30~20:30(木曜は〜21:30)日曜 8:30〜17:00
屋根付、常設で便利
アリーグル広場の屋根付の常設市場マルシェ・ボーヴォーを中心に、アリーグル通りまで連なる。野菜や果物、花などが安く、広場では蚤の市も開催。
開催
火〜土曜 9:00〜13:00、16:00(土曜15:30)〜19:30日曜 9:00〜13:30
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。