↓修道院を出たら、道を西側へ
8.ファニル塔
牢獄として利用された
島の入口のすぐ西側に建つ、円錐形の屋根を付けた見張り塔が印象的。地理的な条件から要塞化した。フランス革命の際には、政治犯などの牢獄として使用されたという歴史をもつ。
潮が引くと海の上から全体を見渡せる
島の西側を守った塔。堅牢そうで、牢獄に使われたのも納得
ファニル塔
- 現地名:
- Tour des Fanils
↓さらに島の西へ向かうと見えてくる
9.ガブリエル塔
頑強な西の見張り塔
1524年に建設された西側の見張り塔。当時の最新兵器であった大砲にも耐えうる強固な構造で、敵の攻撃を許さなかった。現在は灯台の役目を果たしている。名前は、設計をした建築技師のガブリエル・デュ・ピュイに由来する。
万全の防衛設備で襲撃に備えた
17世紀には高台に風車が設置され、ファニル塔を守る重要な役割を担っていた
ガブリエル塔
- 現地名:
- Tour Gabriel
〜カフェ&レストランでひと休み〜
カフェ・ラ・メール・プラール
湾沿いにたたずむカフェ
おしゃれなカフェのたたずまいながら、料理は本格的。カフェでひと息つくのもいいし、ランチやディナーに、新鮮なシーフード料理もおすすめ。
開放感のあるテラスがここちよい
カフェ・ラ・メール・プラール
- 現地名:
- Café la Mère Poulard
- 住所:
- Grande Rue
地図を見る » - アクセス:
- 大通り門から徒歩6分
- TEL:
- 02-33-60-14-08
- 営業時間:
- 12:00~14:30、19:00~21:00
- 定休日:
- 無休
ラ・ヴィエイユ・オーベルジュ
修道院と海を望むテラス
巡礼者の宿屋だったところで、歴史的建築物に指定されている。海に面したテラスが気持ちよく、修道院も仰ぎ見られるロケーション。伝統料理も充実。
サラダやオムレツからムール貝、仔羊料理などメニューも充実
ラ・ヴィエイユ・オーベルジュ
- 現地名:
- La Vieille Auberge
- 住所:
- Grande Rue
地図を見る » - アクセス:
- 大通り門から徒歩6分
- TEL:
- 02-33-60-14-34
- 営業時間:
- 11:00~19:00(冬季は~18:00)
- 定休日:
- 12/24・25
もっと知りたいモン・サン・ミッシェル
島の博物館へ
歴史や周辺の環境を学べば、散策がより面白くなる。鑑賞は共通チケットがお得。
歴史博物館
島の歴史を知るために
修道院が監獄として使用されていたときの牢獄の様子などを、ろう人形でリアルに再現している。
アルケオスコープ
島の歴史をショー形式で紹介
島の歴史や建築を、イラストや模型、映像などを使用したショー形式で説明する。ショーの時間は20分。
海洋環境博物館
船の模型の展示が見もの
戦争や漁業用など250のアンティークの船の模型を展示。潮の満ち引きなどを説明した映像もある。
海洋環境博物館
- 現地名:
- Musée de la Mer et de l'Écologie
- 住所:
- Grande Rue
地図を見る » - アクセス:
- 大通り門から徒歩5分
- 営業時間:
- 10:00~17:30
- 定休日:
- 11~3月は不定休
ティフェンヌの館
中世の生活様式を垣間見る
14世紀のフランスの大元帥のゲクランと、その妻で占星術家だったティフェンヌの館を公開している。
ティフェンヌの館
- 現地名:
- Logis Tiphaine
- 住所:
- Rue Principale
地図を見る » - アクセス:
- 大通り門から徒歩8分
- 営業時間:
- 9:30~18:00(7・8月は~19:00)、11~3月の土・日曜11:30~21:00
- 定休日:
- 11~3月は不定休
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。
- 奥付:
- この記事の出展元は「まっぷるフランス」です。掲載されている電話番号、営業時間、料金などのデータは2015年12月〜2016年1月の取材・調査によるものです。いずれも諸事情により変更されることがありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。