【パリ】ヴィンテージショップ&古着屋めぐり!
今回紹介したいのは、観光名所を回る旅行とはまた一味違うパリめぐり。パリにはたくさんのヴィンテージショップが存在します。人と同じなんてつまらないと、オリジナルであることを重要視するパリジャンたちの多くは...
更新日:2020年4月13日
話題の新店から、地元で愛される名店まで。美食の街で腕を磨いたシェフが作る、とっておきのひと皿をどうぞ。
シェフがすごい、と評判
パリでの食事、真っ先に訪れたいのはやっぱりビストロ。古き良きパリの薫りが漂う老舗から、一流レストランで修業を積んだ気鋭のシェフのネオ・ビストロまで、一挙ご紹介!
※シェフたちはつねに研究を重ね、新メニューを作り続けています。そのため料理は日々入れ替わりますので、ご注意ください。
パリで最も古いビストロのひとつ
1908年創業で、古き良きパリをほうふつとさせるビストロ。南西部の伝統料理が味わえる。厨房を守るのはピエール・ソグラン氏。シェフがクラシックな味を追求したカスレやフォアグラに挑戦したい。
予算ⓁⒹ€50.50〜
Menu一例
前菜卵の赤ワイン煮ブルゴーニュ風
メインカスレ
デザートイチゴのパフェ、ピスタ−チ風味のサバイヨンソ−スがけ
有名ビストロが並ぶ通りにある
店の名物・カスレは、ぜひとも味わいたい一品
名作映画の舞台で本格フレンチ
マルセル・カルネ監督による映画『Hôtel du Nord(北ホテル)』の舞台になった場所が、2013年ビストロとして生まれ変わった。新鮮な素材にこだわりを持つシェフの料理と気さくなサービスが評判を呼び、瞬く間に人気店に。当時の雰囲気が漂う店内も必見。
予算Ⓛ€14.50〜 Ⓓ€30〜
Menu一例
前菜サーモンのマリネ 泡立てマスタードクリーム添え ミニパンケーキと
メインオレンジソースの仔アヒルのフィレ ジャガイモピューレと
古き良き時代のパリを感じられる店内
シェフのシリル氏と責任者のマニコフスキー氏。2人は一流レストランの元同僚
厳選されたサーモンマリネは脂がのりまろやかな口溶け。ふわふわのマスタードクリームは甘みを引き出す名脇役
表面はカリッと、中はふっくらと焼き上げられた、肉汁たっぷりの仔アヒルはオレンジソースで
素朴な味に確かな実力が光る
下町情緒あふれる20区で、29 年間腕をふるう女性シェフ、ラケルさん。自分が食べたい毎日の食事として作られた料理はいたってシンプル。しかし素材の持つ力が最大限に生かされ、食材ひとつひとつの魅力が彼女の手によって輝きを増す。
予算Ⓛ€19〜 Ⓓ€38〜
Menu一例
前菜豚のハーブ風味
メインタラのフライパン焼き ソース・ヴィエルジュ
デザートアプリコットのはちみつ漬け バニラ風味
エスニックな店が多く、若者にも人気の20区にある
香り豊かなハーブソースが、塩、火加減ともに絶妙な豚の甘みをひき立てる。シェフの食材への愛情が伝わる逸品
トマトの酸味がほどよく残されたヴィエルジュソースは生タラと相性抜群
肉好きが愛する肉料理の名店
元精肉店のオーナーが開業した肉料理専門店。狭い店内はいつも肉好きの人でいっぱい。新鮮なタルタルステーキや絶妙な焼き加減のヒレ肉、牛肩ロースステーキなどに、これまた美味なフライドポテトを合わせて堪能したい。
予算 ⓁⒹ€35〜
Menu一例
前菜生ハム・メロン(夏季のみ)
メインヒレ肉ステーキ
デザート ムース・オ・ショコラ
モンパルナス地区の南西にある
こぢんまりとした家庭的な店内
熟したメロンとイベリコ生ハムの組み合わせは、前菜に
ヒレ肉の分厚いステーキは、お店の人気メニュー。ブルゴーニュのヴェズレー産の赤ワインを合わせて
ネオ・ビストロの先駆的存在
平日夜の予約は半年先まで満席、予約不可の昼は長蛇の列だという。以前は星付レストランで働いていたシェフの、食材を美しく料理する手腕は見事。昼はピークをはずせばすぐに入れることも。
予算Ⓛ€25〜 Ⓓ€60〜
Menu一例
前菜フォアグラ、プルーン添え
メインx炭火焼ポークとレンズ豆の煮込み
デザートクレーム・ショコラ季節の果物のソース
昼はアラカルト、夜は1コースのみの完全予約制
平日の昼と土・日曜、祝日がブラッスリー、平日夜はレストラン
有名シェフも通う新時代ビストロ
2012年オープンの大人気店。モダンな料理のベースはクラシックで深い味わい。 それもそのはず、シェフのトミー・グセ氏はタイユヴァン、ル・ムーリスなどで腕を磨いた実力派。洗練された空間、確かな料理、良心的なねだんとあれば連日満席もうなずける。
予算Ⓛ€20〜 Ⓓ€42〜
Menu一例
前菜ほぐし牛テール、カボチャの種、カブのピクルス、コリアンダー添え
メインタラのフィレ、ポレンタのカリッと焼き、アッケシソウ、ラディッシュ
淡い緑色の外観。広場に面したテラス席も人気
甘みのある芳醇な赤ワインで煮たやわらかい牛テール。いくつもの食感、香り、味わいが口に広がる
皮をカリカリに焼いたタラのポレンタ添えに、セロリのクリームソースが相性抜群
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