【パリ】ヴィンテージショップ&古着屋めぐり!
今回紹介したいのは、観光名所を回る旅行とはまた一味違うパリめぐり。パリにはたくさんのヴィンテージショップが存在します。人と同じなんてつまらないと、オリジナルであることを重要視するパリジャンたちの多くは...
更新日:2020年4月13日
1930年代から、パリの文化の中心として芸術家たちを魅了し華やかに栄えた。今やパリ有数のショッピングエリアでもある。
アクセス
散策を始める最寄り駅はⓂ12号線リュ・デユ・バック駅。エリア内には、ショッピングに便利なⓂ10・12号線セーヴル・バビロヌ駅、100軒近くのギャラリーが軒を連ねるセーヌ、マザリン、ボナパルト通りが近いⓂ4号線サン・ジェルマン・デ・プレ駅、Ⓜ4・6・12・13号線モンパルナス・ビアンヴニュ駅もある。
こんな街です
【賑やかながらも知的で最もパリらしい地区】
サン・ジェルマン・デ・プレ教会を中心に、おしゃれで知的な街並みが広がるエリア。かつてサルトルやボーヴォワールらが集い、熱く議論を交わしたという伝説的な文学カフェも点在し、今も地元のセレブや観光客らで賑わい、客足が絶えない。また、人気ブランド店や19世紀半ばに創業した老舗デパート、ル・ボン・マルシェなども軒を連ね、散策がてらショッピングも楽しめる。
【所要時間の目安:約4時間20分】
START リュ・デュ・バック駅 Ⓜ12号線→12分
1.奇跡のメダル聖堂 (見学時間 30分)→25分
2.サン・ジェルマン・デ・プレ教会 (見学時間 30分)
3.サン・ジェルマン大通り (10分)
4.サン・シュルピス教会 (見学時間 30分)→57分
5.トゥール・モンパルナス (見学時間 1時間)→5分
GOAL モンパルナス・ビアンヴニュ駅 Ⓜ4・6・12・13号線
人々を真理へと導くといわれるメダルを求め、世界中から信者が訪れる。
白と青が基調の堂内
メダルの表面(右)と裏面(左)。€0.40〜4
この地区のシンボル的存在で、パリ最古の教会。19世紀までに何度も改修されたが、部分的に11世紀に建築された当時の壁なども残っている。内部の右手奥にデカルトの墓石など興味深い史跡もある。
ロマネスク様式の建物は、壁が厚く窓があまり大きくない。そのため内部は、ほの暗く幻想的な雰囲気
フランス最古という鐘塔を持つサン・ジェルマン・デ・プレ教会はパリでは数少ないロマネスク建築
1930年代以降は通りに並ぶナイトクラブやブラッスリーに哲学者や作家たちがあふれていた。現在は、当時の面影を残すカフェと、エンポリオ・アルマーニやソニア・リキエルといったブランド店などが軒を連ねるブランド・ストリートになっている。
セーヌ川の南を並走する通り
カフェテラスは大勢の客で賑わう
ドラクロワの壁画があることで有名な教会で16世紀に建立。その後、新古典主義様式の正面入口は6人の建築家により修復が重ねられた。内部には世界有数の規模のパイプオルガンもある。
130年以上かけて完成した教会
人気小説『ダ・ヴィンチ・コード』の舞台にもなった
1973年に建設された、高さ209m、59階建ての高層ビル。最上階の展望台からはパリの街並みを360度のパノラマビューで楽しめる。
通りから見える高層ビル
ロマン派の巨匠ドラクロワの晩年の住居兼アトリエを利用した小美術館。画家自身が愛した小作品のほか、リトグラフや手紙などの個人的な品も残っている。
静謐な時間が流れる
1994年にオープン。カルティエ財団が支援する現代アートの企画展専門の美術館だ。テーマを設定した現代作家の個展やグループ展、音楽や舞踏まで展示内容は幅広い。
ガラス張りのモダンな建物
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