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まっぷるマガジン編集部

更新日:2020年4月13日

ミュンヘン旧市街を歩いて回れる見どころは?

歴史ある建造物や教会から庶民の台所の市場まで、歩ける範囲に見どころがキュッと集まった旧市街は、ゆっくり歩いて回りたい。

フラウエン教会 Frauenkirche

玉ねぎ形の屋根の2つの塔がそびえる
15世紀後半に建てられた、後期ゴシック様式の教会。ミュンヘンの象徴ともいえる玉ねぎ形ドームの塔は、北塔100m、南塔99mで、16世紀に建設された。

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by fotolia - ©Asvolas

玉ねぎ形ドームの2つの塔はミュンヘンのシンボル的存在

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Frauenkirche, Munich, by hannibal1107, CC BY

精巧なステンドグラスも見逃せない

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堂内に多くの光が差し込むハレンキルヘという様式

悪魔の足跡 Teufelstritt

教会の入口を入ってすぐのところの床に、人間の足跡とほぼ同じ大きさの黒い足跡がある。教会の完成式典の前夜、悪魔が忍び込んだときについた足跡だという伝説が残されている。

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霊廟 Mausoleum

ヴィッテルスバッハ家46人の霊廟がある。写真は黒大理石でできたルートヴィヒ4世の墓所。

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フラウエン教会(ミュンヘン)

現地名:
Frauenkirche
住所:
Frauenplatz 12
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アクセス:
Sバーン・UバーンMarienplatzマリエンプラッツ駅から徒歩3分
TEL:
089-2900820
営業時間:
7:00~20:30(冬季は~20:00)※ミサ中は見学不可
定休日:
無休 

マリエン広場/新市庁舎 Marienplatz / Neues Rathaus

多くの人々が集まるミュンヘン観光の起点
街の中心にある広場。周辺には飲食店も多く、旧市庁舎やペーター教会などの観光地、買い物エリアへも便利な立地。広場に面する新市庁舎はネオ・ゴシック様式で、ルートヴィヒ1世の命により1867〜1909年に建造された。屋上へはエレベーターを乗り継いで登れる。

旧市庁舎 Altes Rathaus

後期ゴシック様式の木製の丸天井が見どころ。1470〜80年にかけて建造された。内部はおもちゃ博物館。

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金の聖母像 Mariensäule

1638年スウェーデン軍の占領から解放されたことを記念し建てられた柱。三日月の上に幼子を抱くマリアが立つ。

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by fotolia - ©Lucky Dragon

仕掛け時計の人形の華麗な動きを見る!!

毎日11時、12時、5〜10月の17時に動く仕掛け時計(グロッケンシュピール)。騎馬試合や職人の踊りなど、1568年のバイエルン大公の結婚式を祝う内容だ。

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聖ペーター教会 St. Peterskirche

見事な眺望を誇る街で最古の教会
ミュンヘンで最も古い教区教会で、「年寄りペーター」という愛称で親しまれている。11世紀に建てられて以来、改築のたびに建築様式が変わったため、ゴシック、ルネサンス、バロック様式が混在することで知られる。

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こんな風景が広がります!

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by fotolia - ©Asvolas

塔の約300段の階段を上った先にある展望スペースは、ミュンヘンでもっとも眺望が美しい場所といわれている。

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IMG_2344 - München - St Peterskirche, by thisisbossi, CC BY-SA

内部の大祭壇は1730年に造られたもの。第二次世界大戦で破壊されたが、1954年に再建された

聖ペーター教会

現地名:
St. Peterskirche
住所:
Rindenmarkt 1
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アクセス:
Sバーン・UバーンMarienplatzマリエンプラッツ駅からすぐ
TEL:
089-210237760
営業時間:
9:00~12:00、14:00~16:00(火~木曜は~12:00)※ミサ中は見学不可、塔は9:00~18:30(土・日曜、祝日は10:00~、閉館は19:00、冬季は~17:30、土・日曜、祝日は10:00~17:30、閉館は18:00)

聖ミヒャエル教会 Jesuitenkirche St. Michael

バイエルン王ルートヴィヒ2世が眠る
1597年、反宗教改革の一環で建設されたイエズス会の教会。切妻屋根を持つ後期ルネサンス様式の豪華な建築だ。

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荘厳な空気に包まれた教会内部。内陣の下には、ノイシュバンシュタイン城を建てたルードヴィヒ2世の棺も安置されている

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ファサードには、歴代の支配者の彫像が飾られている

聖ミヒャエル教会

現地名:
Jesuitenkirche St. Michael
住所:
Neuhauserstraße 6
地図を見る »
アクセス:
Sバーン・UバーンMarienplatzマリエンプラッツ駅から徒歩4分
TEL:
089-2317060
営業時間:
8:15~19:00(月・金曜は10:00~、火曜は~20:15、日曜は7:00~22:00)
定休日:
無休 
Webサイト:
http://www.st-michael-muenchen.de

ヴィクトゥアリエンマルクト Viktualienmarkt

庶民の市場で買い物&ちょい飲み
昔ながらのオープンマーケットが並ぶ市場。野菜や果物のほかワイン、チーズ、ハム・サラミ製品など、商品は多種多様。簡単な食事も可能で、夏季にはビアガーデンもオープンする。

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地元の人や観光客で、市場はいつも賑わっている

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近郊の農家で育てられた新鮮な旬の野菜が、毎日店先に並ぶ

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蜂蜜やキノコの専門店もあり、おみやげ探しにもぴったり。掘り出し物が見つかるかも……

ヴァイスヴルストとプレッツェルで朝ごはん

市場の周りのソーセージ屋。内部には小さなイートインスペースもあり、地元の人はそこでヴァイスヴルストとプレッツェルを気軽に食べていく。

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さまざまなソーセージがショーウィンドーに並ぶ

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名物のヴァイスヴルストは、皮を取って食べるのがお作法

街なかミニinfo

旧市街入口のカール門

1302年の記録に登場する歴史ある門。ミュンヘン中央駅と旧市街の中間に位置しており、ここから東は歩行者天国となっている。

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ノイハウザー通り

西のカールス広場からマリエン広場に延びる歩行者天国。デパートやブティック、みやげ物店が並ぶミュンヘン最大のショッピング街へ、ぜひ立ち寄りたい。

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ミュンヘンの象徴・“小僧さん”

ミュンヘンは6〜7世紀に修道僧たちが川のほとりに築いた集落がもとになった街。そのため市名の由来となった“ミュニヘン(小僧)”の紋章は街のあちこちで見られる。また、ビールの街としても名高いミュンヘンだが、もともとは中世の時代に修道院でビール造りが盛んだった名残と考えられている。

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観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。

奥付:
この記事の出展元は「まっぷるドイツ ロマンティック街道」です。掲載されている電話番号、営業時間、料金などのデータは2017年6月〜8月現在のものです。いずれも諸事情により変更されることがありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。また、掲載の商品は取材時のもので、現在取り扱っていない可能性があります。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。