更新日:2020年4月13日
上海【浦東】【外灘】2大人気エリアをご紹介!
独自の進化を続けるアジアの大都市・上海。なかでも黄浦江を挟んで向き合う浦東と外灘は必ず訪れたい2大人気エリアだ。情報を仕入れて遊び尽くそう。
浦東 (プウドン/Pudong)
超高層ビルが林立する近未来的なエリア
近未来的な超高層ビル群がそびえ建つ浦東は、近代都市・上海を象徴するエリア。外資系の大型シティホテルも多く、上海の金融、ビジネスの中心地でもある。黄浦江沿いの遊歩道や浜江大道を歩けば、対岸の外灘のノスタルジックな風景も楽しめる。川沿いのレストランもおすすめ。夜は両岸がライトアップされて、ロマンティックな雰囲気になる。
1.浦東の見どころは?
今や上海の名物ともいえるランドマークタワーの展望台からの景観を楽しみたい。遠くまで林立する摩天楼が輝くゴージャスな夜景も必見。黄浦江沿いには、対岸の景色が楽しめる開放的なレストランもたくさんある。
2.浦東はどうやってまわる?
浦東エリアを横切るように、東西に延びる世紀大道沿いに、超高層ビルがそびえ建っている。黄浦江沿いでは、開放的な気分で散策やブランチが楽しめる。対岸の洋館群を見ながら歩き、上海気分を満喫しよう。
関連リンク
外灘 (ワイタン/Waitan)
美しい洋館が並ぶ租界時代の中心地
黄浦江西岸沿いに建ち並ぶ、租界時代の歴史的建築物が象徴的な外灘は、まさに上海の顔ともいえる観光名所。建物内に入る、眺望自慢のレストランやバーに立ち寄るのもいい。1本裏道に入った裏外灘には洗練されたレストランやカフェが続々とオープンし、注目を集めている。夜はライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれる。
1.外灘の見どころは?
建ち並ぶ洋館がいちばんの見どころ。アメリカの著名な建築家マイケル・グレイブス氏や、当時上海で最大規模を誇っていたパーマー&ターナー事務所などが手がけた建物はいずれも格調高く、租界時代を代表する建築美が堪能できる。
2.外灘はどうやってまわる?
洋館が連なるさまを見るなら、黄浦川沿いの外灘遊歩道や陳毅像周辺がベストスポット。建物の細部を見たい人は中山東一路の歩道へ。精緻な装飾が施された門扉や窓枠、重厚な石造りの壁などを間近で見ることができる。内部を改築したショップやカフェに立ち寄るのもおすすめ。
外灘〜浦東は黄浦江を渡って行ける!
【渡し船で渡る】
輪渡と呼ばれる渡し船。いくつかある路線のなかで、外灘から浦東に移動するには「東金線」が便利。
1.チケットを買う
乗場(渡口)の横にチケット売場がある。料金(2元)を出し、必要枚数を指で示せばコイン切符を出してくれる。交通カードを持っているなら直接改札口へ。
2.乗船から下船まで
改札を抜けると待合いコーナーやゲート前で船の到着を待つ。船によってはバイクや自転車などの乗物と一緒に乗船でき、乗ったままの状態で乗船する人も多いのでぶつからないように注意が必要。約5分で対岸に到着。
【海底トンネルで渡る】
外灘と浦東を結ぶ全長646.7mの海底トンネルを走るゴンドラ。イルミネーションがきらめいて、まるで遊園地の乗物に乗った気分が楽しめる。
観光隧道
中山東一路300号(外灘側入口)、021-5888-6000、9:00~20:00、無休
片道50元(往復70元)、二、十号線南京東路駅から徒歩10分
Bund Sightseeing Tunnel #9, by securecat, CC BY-SA
1.チケットを買う
外灘側は和平飯店の向かいに水色のアーチ型の入口がある。浦東側は浜江大道のすぐ近く。それぞれ入口上部に観光隧道と大きな文字で書かれていて、わかりやすい。チケット売場は地下道途中にある。
2.乗車から下車するまで
ゴンドラに乗りトンネルを移動。レーザー光線のようなイルミネーションや迫力あるBGMはまるで宇宙ステーションにいるかのよう。乗車してから5分ほどで到着。英語のアナウンスに従って下車していく。浦東側に到着した場合は、地上に上がるとすぐ目の前に東方明珠塔がそびえている。
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