更新日:2020年4月13日
上海の洋館カフェ アンティークに囲まれながらティータイム!
上海ならではのティータイムを過ごすならココがおすすめ。租界時代の住人になった気分で、優美なひとときを満喫しよう。
レトロ感ある華やかなインテリアが印象的なカフェ ザ・ネスト(THE NEST/窝)
旧フランス租界地区の巨鹿路にある、1930年代に建てられたヴィクトリア調イギリス建築・巨鹿花園敷地内に移転。2017年6月に再オープンした。店内の家具は上海のアンティークでそろえられ、レトロ感が漂う雰囲気。上海の喧騒に疲れたり、静かに休息したいときなどに訪れてみたい店。
ヨーロッパのカフェのような外観
雰囲気あるインテリア
豪華なアンティークに囲まれたお店の中で、おいしいスイーツとコーヒーでゆっくりティータイムを
ここがオールド
ヨーロッパの香り漂う1930年代のオールド上海のイメージ。調度品や壁の絵画、ステンドグラスの窓などセンスのいいアンティークが印象的なカフェ。
ホールケーキや一部のケーキは、日本でも有名な「シェ・シバタ」のもの。奥のケーキは45元、手前は42元
ザ・ネスト
- 現地名:
- 窩•珈琲 THE NEST
- 住所:
- 巨鹿路786弄66号1F(住宅地の敷地に入り一番奥)
- アクセス:
- 地下鉄二、七号線静安寺駅から徒歩10分
- TEL:
- 021-5212-3950
- 営業時間:
- 11:30~21:30
- 定休日:
- 無休
関連リンク
ロマンティックな洋館カフェでくつろぐ 夏朶 丁香店(シアドゥオ ディンシャンディエン/夏朵 丁香店)
旧フランス租界エリアに建つ洋館カフェレストラン。李鴻章(1823~1901年)が晩年の愛人・丁香のために建てた欧米式の別荘と花園の敷地に隣接する。異国情緒が漂う老房子は店内もロマンティック。イタリアンレストランとパティスリーも併設している。「丁香」は中国語でライラックも意味する。
華山路と復興路が交差する場所に建つ
日の光が明るく差し込む店内。夜は照明を抑え、ムードいっぱいに
ここがオールド
木の階段や卓上のランプなど、租界時代を思わせる異国情緒にあふれる。すぐそばにある丁香花園を散策するのもおすすめ。
アフタヌーンティーは併設のレストランでも味わえる
夏朶丁香店
- 現地名:
- 夏朵 丁香店 Chartres
- 住所:
- 華山路855号
- アクセス:
- 地下鉄十号線上海図書館駅から徒歩15分
- TEL:
- 021-6212-8085
- 営業時間:
- 11:00(土・日曜9:00)~23:00
- 定休日:
- 無休
- Webサイト:
- http://www.chartresrestaurant.com
落ち着いてリラックスできるカフェ 一月花園(イーユエフアユエン/一月花园)
フランス租界にある、2階建ての古い洋館をリノベーションしたカフェ&レストラン。門をくぐり細い路地を入ると、爽やかな風を感じさせる南仏をイメージした庭に出る。おしゃれなインテリアの室内もよいが天気のよい日はテラス席もおすすめ。コーヒーから、本格的な食事まで楽しむことができる。
おしゃれな門構え
ここがオールド
門構えからして雰囲気ある老房子のたたずまい。イスやテーブルをはじめとして、家具などインテリアもレトロ感あふれる。
螺旋階段を上ると高くて、ユニークな天井がお目見え
1階と2階では印象が異なるインテリア。アフタヌーンティーセット(218元/2人)もある
柚憶初恋 45元 とスイカと生ハムのサラダ 68元
コーヒーとともにアンティークを味わう 古董花園(グウドンホアユエン/古董花园)
孫中山故居のすぐ近くに建つ一軒家のカフェ。もともとは家具店。店内にはアーティストでもあるオーナーが上海で集めた銀器や香水瓶など、1920~30年代のアンティークが美しく配されている。家具や骨董は購入することも可能。天気の良い日はテラス席や裏庭でのティータイムもおすすめ。
閑静な思南路に建つ
2階の店内。ゆったりとしたスペースでお茶をすることができる
人気のティラミス 42元、コーヒー 30元。アフタヌーンティーセット 88元~もある
ここでしか見つからないレアな骨董品も
ここがオールド
オールド上海の貴重なアンティークが随所に飾られ、見ているだけでも楽しい。気に入ったものがあれば購入することもできる。
古董花園
- 現地名:
- 古董花园
- 住所:
- 思南路44号甲
- アクセス:
- 地下鉄一、十号線陝西南路駅から徒歩12分
- TEL:
- 021-5382-1055
- 営業時間:
- 11:00~23:00(休前日、土・日曜、祝日は~翌0:30)
- 定休日:
- 無休
- Webサイト:
- http://www.antique-cafe.com
老房子(ラオファンズ)に隠された秘話
上海に現存する租界時代に建てられた古い住宅建築のこと。中国と西洋のテイストがうまく混ざり合ったデザインが多く見られ、美しいたたずまい。かつて著名人が住んだ建物も多数残っており、歴史ファンにはたまらない場所。
裏社会のボスが住んだ緑豊かな邸宅 杜月笙住宅(ドゥウユエションヂュウヂャイ)
中華民国時代にアヘン運送などで名を轟かせた裏社会のドン・杜月笙の旧宅。裏社会の人物であるため肖像画やプロフィールなどはまったく展示されておらず、レトロな建築スタイルが当時の面影をしのばせるのみ。現在は上海料理のレストラン「老洋房」の客室として使われており、食事をすれば自由に店内を見学できる。
緑の芝生と真っ白い外壁のコントラストが美しい。今や裏社会の気配は微塵もない
杜月笙の寝室として使われていた部屋。改装されているものの、間取りは当時のまま
杜月笙住宅
- 現地名:
- 杜月笙住宅
- 住所:
- 紹興路27号
- アクセス:
- 地下鉄九号線打浦橋駅から徒歩12分
- 営業時間:
- 11:00~14:00 17:00~22:00
- 定休日:
- 無休
近代の教育家・蔡元培が暮らした洋館 蔡元培故居(ツァイユエンペイグージュウ)
1920年代に教育家、革命家、政治家として活躍した蔡元培の住居。生前に使われていた家具や、教育で国を救った蔡元培の功績を紹介するパネルなどが学生向けに展示されている。車の入らない閑静なエリアにあり、周辺にはまだ住宅として使われている古い洋館も多い。庶民の生活が見られる散策スポット。
館内には当時使われていたタイプライターやスーツケースも展示されている
庶民的な住宅街の一角に位置する
蔡元培故居
- 現地名:
- 蔡元培故居
- 住所:
- 華山路303弄16号
- アクセス:
- 地下鉄二、七号線静安寺駅から徒歩10分
- TEL:
- 021-6248-4996
- 営業時間:
- 9:00~11:30 13:00~16:30
- 定休日:
- 月曜
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。
- 奥付:
- この記事の出展元は「まっぷる上海 蘇州」です。掲載されている電話番号、営業時間、料金などのデータは2017年6〜8月の取材・調査によるものです。いずれも諸事情により変更されることがありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。また、掲載の商品は取材時のもので、現在取り扱っていない可能性があります。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。