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まっぷるマガジン編集部

更新日:2020年4月13日

上海のレトロ茶館 アンティークな空間でゆっくりくつろぐ♪

アンティークな空間で、円卓を囲んでゆったりくつろぎたい。さまざまな茶葉やお茶請けを味わえるのも楽しみ。

中国茶の作法

ていねいに淹れられた香りと味を楽しもう

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大可堂普洱会所でプーアル茶を淹れてもらおう。茶壺(急須)は香りが出る紫砂壺を使用

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茶器を湯で洗いながら温めていく。最初は茶壺の中に湯を入れる

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茶海(ピッチャー)から茶杯(茶碗)へと順に湯を移していく

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茶葉を茶壺に入れる。大可堂普洱会所のプーアル茶の場合は8ɡ

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湯を茶壺に注いでからすぐに茶海に移す

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茶海の湯を茶壺の上からかけて香りを出す。湯を捨てることで茶葉のホコリを除く

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再び100℃の湯を茶壺に注いで蒸らしたあと、濃度を一定にするため茶海に移す

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茶挟を使い、茶杯の湯を移しながら捨てていく

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茶海に入った茶を均等に茶杯に入れる

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香り高いプーアル茶のできあがり。まずは香りや色を楽しんでから味わってみよう

優雅な洋館で過ごすプーアル茶のひととき 大可堂普洱会所(ダークータンプーアルフエイスオ)

プーアル茶に特化した茶館。建物は政府高官の住まいだった1933年築の洋館。ミニマムチャージは1人150元だが、お茶請け4種が料金に含まれ、ゆったりと時間を過ごせる。ワンタン30元などの食事メニューもある。おみやげ用の「迷你沱」88元がお得。

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広々としたスペースに重厚な家具が置かれたティーサロン。2、3階は個室

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スタッフのお茶を淹れる手際も見事

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昆明茶廠7581 460元
雲南省の15年もののプーアル茶。ぜひ芝生の庭が見える窓際の席で味わいたい

大可堂普洱会所

現地名:
大可堂普洱会所
住所:
襄陽南路388弄25号
アクセス:
地下鉄一、十号線陝西南路駅から徒歩15分
TEL:
021-6467-6577
営業時間:
10:00~翌2:00
定休日:
無休 
Webサイト:
http://www.dkt-puertea.com

豫園の喧騒に疲れたらなごみの空間で一服 春風得意楼(チュンフォンドーイーロウ/春风得意楼)

上海老街に位置する茶館。もともとは清代末期創業の老舗で、1995年に移転。店長を含む4名のスタッフは中国茶の資格試験「茶叶審評」をパスし、知識が豊富。

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観光地にありながらも値段は比較的リーズナブル。旧正月にだけ出る元宝茶40元も有名。

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スタッフの施さんは日本語が上手で解説もわかりやすい

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台湾茶などに使う磁器の茶器。茶器や茶葉の販売もしている

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茉莉仙子 40元 (左)
ジャスミンの若菜とユリの花のお茶
金蓮花茶 35元 (右)
のどに良いとされる花茶。黄色が美しい

春風得意楼

現地名:
春風得意楼
住所:
方浜中路337号
アクセス:
地下鉄十号線豫園駅から徒歩8分
TEL:
021-6373-4860
営業時間:
10:00~18:00
定休日:
無休 

歴史の古い茶館で江南の美を堪能 湖心亭茶楼(フウシンティンチャーロウ)

1855年に開業した、上海で最も古い茶館のひとつ。荷花池に浮かぶように建ち、豫園観光のシンボル的存在。かつてはエリザベス女王をはじめ国賓が来訪したことも。雰囲気のよい2階席の窓から眼下の九曲橋を眺めながら、江南の銘茶龍井茶68元~を。

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江南の伝統建築

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清朝時代をしのばせる優雅な時間が流れる

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茉莉仙子 60元 は人気のジャスミン茶

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西湖龍井茶(極品茶)138元
国賓にも出された杭州の緑茶。豫園の景色とともに味わおう

湖心亭茶楼

現地名:
湖心亭茶楼
住所:
豫園路257号
アクセス:
地下鉄十号線豫園駅から徒歩7分
TEL:
021-6355-8270
営業時間:
8:00~21:00
定休日:
無休 

戦前の上海を再現した素朴レトロな隠れ家茶館 老上海茶館 (ラオシャンハイチャーグワン/老上海茶馆)

骨董品店を経営するオーナーがプロデュースするレトロな茶館。BGMは蓄音機から流れる歌声。店内には古いポスターや地図、オルガンなどが置かれている。ポットや茶器までアンティークで揃えているのはさすが。使い込まれた急須で飲むお茶は味わいも深い。

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窓際が客席、壁側は骨董品展示コーナー

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店員さんが目の前で淹れてくれる

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大紅袍 80元
やさしく素朴な風味のウーロン茶。茶葉農家と提携し、いちばん良いものを仕入れているそう

老上海茶館

現地名:
老上海茶馆
住所:
方浜中路385号
アクセス:
地下鉄十号線豫園駅から徒歩8分
TEL:
021-5382-1202
営業時間:
9:00~21:00
定休日:
無休 

旧フランス租界の洗練されたティーハウス 宋芳茶館 (ソンファンチャーグワン/宋芳茶馆)

フランス人オーナーによる中国茶とフランスのお茶がそろうティーハウス。中国の農村からヒントを得たというブルーのロゴやインテリアが印象的。約70種類あるお茶のうち、中国茶は40種。オーナーみずから産地に出向いて質の良い茶葉をセレクトしている。

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1階では茶葉を販売。50ɡから購入できる

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鳥かごが下がる2階席。3階でもお茶が飲める

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ティールームでは中国茶に合う自家製のケーキも食べられる。メニューは変更あり。

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上海之夢(Shanghai Dream)100元
チェリー、ルバーブ、ワスレナグサの紅茶。フレンチティーはポットで、中国茶は紫砂壺で出されることが多い

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おみやげに人気のTea Associateは3種類の茶葉がセット

宋芳茶館

現地名:
宋芳茶馆
住所:
永嘉路227号甲
アクセス:
地下鉄一、十号線陝西南路駅から徒歩12分
TEL:
021-6433-8283
営業時間:
10:00~19:00
定休日:
無休 
Webサイト:
http://www.songfangtea.com

雅なクラシカル空間でゆったりとくつろぐ 得和茶館 (ドーホーチャーグワン/得和茶馆)

広い店内には池や橋、クラシックな家具が配されており、昔に迷い込んだかのような錯覚を覚えさせる。コーナーごとに趣が異なり、好みの席でくつろげる。上質な中国茶がそろうほか、お茶請けやおつまみの種類も豊富。

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落ち着いた心地よい空間

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八宝茶 108元
8種の花や果実が入っていて、女性に大人気

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奥付:
この記事の出展元は「まっぷる上海 蘇州」です。掲載されている電話番号、営業時間、料金などのデータは2017年6〜8月の取材・調査によるものです。いずれも諸事情により変更されることがありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。また、掲載の商品は取材時のもので、現在取り扱っていない可能性があります。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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