路線バス

上海市内を網羅している路線バス。早朝から深夜まで、5〜10分間隔で運行。運賃は市内なら一律2元で、交通カードも使える。2017年2月からは、専用レーンを走るトロリーバスも登場。延安路沿いを走る71路バスは、外灘などへのアクセスにも便利だ。

路線バスの乗り方

❶バス停を探す

書店やキオスクなどで「上海市交通図」を購入するか、検索サイトでバスの路線番号を調べ、そのバスが走る道路へ行ってバス停を探す。

❷乗車料金を払う

前から乗車し、運転手のすぐ横にある料金箱に乗車料金を入れるか、交通カードをセンサーにタッチする。

❸下車する

車内が混雑している場合は、なるべく早くドアの前に近づいておこう。のんびりしていると降りられない場合もあるので注意。

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つり銭が必要ないように支払いたい。スリに注意

鉄道

上海のターミナル駅は、上海駅と上海南駅、そして蘇州や杭州などに向かう高速鉄道の発着駅である上海虹橋駅の3つ。切符は窓口か自動券売機で購入する。高速鉄道の切符を購入する際はパスポートが必要なので忘れずに。

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高速鉄道や動車(新幹線型車両)が早くて便利

鉄道の乗り方

❶切符を買う

駅の售票処内にある当日切符売場カウンターに並び、行き先と出発時刻、座席や寝台席などを示す席の種類(硬座・軟座・硬臥・軟臥)を紙に書いて係員に見せる。

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行き先などを簡体字で書いてカウンターに出すのが確実

❷待合室へ

ひとまず改札が開くまでは待合室で待機。軟座のチケットを持っている場合は軟座専用の待合室へ。チケットを係員に見せてそこで待つ。乗車のサインが出たら改札へ。車両ごとに待機している車掌にチケットを見せて車内に入る。

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広々とした上海南駅

❸乗車から下車まで

目的の駅を乗り過ごさないよう、時刻表などを見て到着時刻をあらかじめ確認しておこう。軟臥の場合は、車両に乗り込む際に車掌にチケットを渡し、代わりに座席札を受け取って中へ。下車駅に近づくと車掌がコンパートメントへやって来て、札とチケットを再度交換する。時刻表を見るのに自信のない人は、軟臥を選ぶと安心だ。

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揺れも少なく快適

マナーと注意点

列車内での盗難は多いので要注意。席の種類は硬座=硬い椅子、軟座=軟らかい椅子、硬臥=硬い寝台、軟臥=軟らかい寝台。

タクシー

上海のタクシー事情はかなり良くなったが、タクシー会社によってサービスの違いがある。人気が高いのは「大衆」で、水色を基調としたツートンカラーの車体が目印。「強生」「錦江」も評判がいい。空港や駅前で強引に客引きしている場合は、トラブルに巻き込まれる危険があるので、くれぐれも相手にしないこと。

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大衆タクシーが一番人気

タクシーの乗り方と料金

❶タクシーをつかまえる

タクシーは街なかのほとんどの場所で拾うことができるが、人民広場や南京東路周辺など交通量の多い繁華街では決まった場所でしか停車できないので注意。その場合は、近くのタクシー乗場やホテルの前まで歩いて、そこから乗車する。

❷ドアは自分で開閉する

中国のタクシーは日本と違って、ドアは手動。降りてからも閉めておかないと、事故につながるので注意。

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自分でドアを開ける

❸メーターをチェックする

まれにだが、メーターを使わないで、法外な料金を要求してくるドライバーがいる。そういう場合はすぐ下車すること。

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メーターはしっかりチェックを

❹下車する

目的地に着いたら、表示された代金を支払ってレシートをもらおう。車内に忘れ物がないかしっかり確認を。

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降りたらドアを閉めること

●料金

基本料金(3㎞まで14元)以降、1㎞ごとに2.5元ずつ加算。23時以降は、深夜の割増料金が30%加算される。電話でタクシーを呼ぶと、別途4元が必要。

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渋滞が起こるラッシュアワーの利用は避けたい

マナーと注意点

タクシーを利用する場合、目的地の住所と名前を事前に紙に書いておき、運転手に渡すとよい。助手席に座る場合は、シートベルトの着用も忘れずに。

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