更新日:2020年4月13日
【ハンガリー基本情報】 年間の気候&イベント
世界で最も美しい首都のひとつともいわれるブダペストの在する国は、ヨーロッパの東端に位置するハンガリー。旅の前に国の基本情報や魅力を押さえておきたい。
ハンガリーの基本データ
国旗
1848年の独立戦争の際に公式に制定された。赤は力(血)、白は平和(忠誠心)、緑は希望を表すとされる。
国名
ハンガリー
Hungary
面積
約9.3万km2
日本の面積の約4分の1に相当。
人口
約984万人(2016年4月推計)
国歌
賛称(神よマジャル人を祝福し賜え)
Himnusz(Isten, áldd meg a magyart)
首都
ブダペスト(人口約176万人)
公用語
ハンガリー語(マジャル語)
言語学的にはウラル語族のフィン-ウゴル語派に属している。
民族
86%以上がハンガリー人(マジャル人)。
ほかにロマ人、ドイツ人など。名前を正式に表記したとき、ヨーロッパで唯一、姓のあとに名がくる国民。
政体
共和制
元首
アーデル・ヤーノシュ大統領(2012年5月〜)
元首は大統領で、議会によって選出されている。最大与党はフィデス党(2016年8月)。議会は一院制。
選挙権
18歳
宗教
カトリック約39%、カルヴァン派約12%
初代国王の時代から広まったローマ・カトリック派が全体の半分以上を占める。
経済
名目GDP総額 1206億ドル(2015年)
関連リンク
ハンガリーの1年
大陸性の気候で、旅行に最適な季節は5〜9月。夏は日照時間が長く日差しも強いが、湿度が低いため過ごしやすい。冬はかなり冷え込むので防寒対策をしっかり用意しておきたい。
掲載している日程は2016年10月〜2017年9月のものです。※のある祝日は、年によって異なりますので、事前にご確認ください。また、祝日&イベントで、名称が赤文字のものは国定休日です。
気温は月平均気温、降水量は月降水量の平年値(ブダペスト)。気象庁のデータに基づきます
by fotolia - ©Bogdan
1月 Január ヤヌアール
【祝日&イベント】
1月1日 元日
1月1日 ニューイヤーコンサート
【気温 ・ 降水量】
-0.4℃、30㎜
2月 Február フェブルアール
【気温 ・ 降水量】
1.4℃、27㎜
3月 Március マールツィウシュ
【祝日&イベント】
3月15日 1848年の革命と自由戦争記念日
【気温 ・ 降水量】
6℃、31㎜
4月 Április アープリリシュ
【祝日&イベント】
4月16日 ※復活祭
4月17日 ※復活祭翌月曜
4月8日〜24日 春の音楽祭
【気温 ・ 降水量】
11.8℃、39㎜
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5月 Május マーイウシュ
【祝日&イベント】
5月1日 メーデー
5月5日〜7日 春のジャズ・フェスティバル
【気温 ・ 降水量】
16.8℃、63㎜
6月 Június ユーニウシュ
【祝日&イベント】
6月4日 聖霊降臨祭
6月5日 聖霊降臨祭翌月曜
6月6〜21日 ドナウ・ワールドカーニバル
【気温 ・ 降水量】
19.8℃、64㎜
7月 Július ユーリウシュ
【祝日&イベント】
6月12日〜8月30日 ブダペスト・サマー・フェスティバル
7月7日〜9日 ヴィシェグラード国際宮殿祭
【気温 ・ 降水量】
22℃、57㎜
8月 Augusztus アウグストゥシュ
【祝日&イベント】
8月20日 初代国王聖イシュトヴァーンの日
【気温 ・ 降水量】
21.5℃、56㎜
9月 Szeptember セプテムベル
【祝日&イベント】
9月初旬 国際ワイン祭
【気温 ・ 降水量】
16.6℃、45㎜
10月 Október オクトーベル
【祝日&イベント】
10月23日 1956年の革命と自由戦争記念日
10月初旬〜中旬 秋祭
10月7日〜23日 現代アートフェスティバル
【気温 ・ 降水量】
11.1℃、35㎜
11月 November ノヴェムベル
【祝日&イベント】
11月1日 万聖節
【気温 ・ 降水量】
5.1℃、49㎜
12月 December デツェムベル
【祝日&イベント】
12月24日 クリスマスイブ
12月25日 クリスマス
12月31日 ハンガリー国立歌劇場舞踏会
【気温 ・ 降水量】
0.5℃、39㎜
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気候と服装
冬(11〜3月)
長い冬の到来。日照時間が短く、厳しい寒さ。かなり冷えるので、厚手のコートやセーター、マフラー、ムートンブーツなど、防寒対策は念入りに。温泉で暖まり、寒い冬を楽しむのもよい。
春(4〜6月)
朝晩はまだ冷え込むので、ストールなどの羽織るものがあると重宝する。6月は若干雨が多くなるため、フード付の上着や折りたたみ傘を用意しよう。
夏(7〜8月)
日照時間が長くなり、かなり日差しが強いため、十分な日焼け対策を。一方、湿度が低いため、日陰との体感温度差が高く、薄手の羽織るものがあると便利。
秋(9〜10月)
8月下旬頃から短い秋が訪れる。徐々に日中でも寒く感じる日が多くなるため、寒暖の差に対応できるようセーターや上着を持っていきたい。
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- 奥付:
- この記事の出展元は「まっぷるウィーン プラハ・ブダペスト」です。掲載されているデータは、2016年5〜8月の取材・調査によるものです。掲載している情報、商品、料理、宿泊料金などに関しては、取材および調査時のもので、実際に旅行される際には変更されている場合があります。 最新の情報は、現地の観光案内所などでご確認ください。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。