ウィーンの見どころ＆エリアガイド 世界屈指の芸術の都！　

ウィーンはどんな街？

優雅さ漂う音楽の都で中世の王朝文化にふれる
ハプスブルク王朝の都として繁栄し、華麗な独自の文化をはぐくんだウィーン。リンク（環状道路）に囲まれた旧市街は、中世の面影が随所に残る絶好の散策スポット。ハプスブルク家の栄華を物語るホーフブルク（王宮）をはじめ、多くの教会などが美しい街並みに点在している。シュテファン寺院周辺の小路を散策するのも楽しい。　

また19世紀に建てられた装飾的な世紀末モダン建築も目をひく。周辺には、モーツァルトやベートーヴェンなど音楽家ゆかりの地や伝統的なカフェも多く、古き良きウィーン文化を堪能できる。

ウィーンの基本データ
●オーストリアの首都
●人口 約178万人
●面積 415㎢
●市外局番 01

観光案内所（旧市街）
住所　Albertinaplatz
時間　9：00〜19：00
休み　無休
URL　www.wien.info

治安情報
治安は比較的良い。ただし、ケルントナー通りやシェーンブルン宮殿内などの人混みでは、スリや置き引きに注意。また深夜の人の少ない駅などは、極力近づかないようにすること。

知っておきたい、ウィーンの見どころ　お楽しみPOINTベスト5

①歴史　ハプスブルク家ゆかりの地

10世紀、フランク王国がこの地に軍事拠点を築いたことが街の始まり。1273年に神聖ローマ帝国の君主となったルドルフ1世は、オーストリアの地を得る。

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♪ホーフブルク（王宮）
♪シェーンブルン宮殿
♪シュテファン寺院

②音楽　音楽家ゆかりのスポット

モーツァルトやベートーヴェンなど偉大な音楽家をはぐくんだウィーン。音楽を愛したハプスブルク家の庇護のもと、音楽を楽しむ社会的背景ができあがった。

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♪モーツァルトハウス・ウィーン
♪シューベルトの生家
♪ハウス・デア・ムジーク

③建築　世紀末モダン建築を訪ねる

19世紀末、グスタフ・クリムトを中心にユーゲント・シュティールと呼ばれる、自由な表現方法をめざした集団が誕生し、新しい芸術が街に開花していった。

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♪分離派会館
♪マヨリカハウス&メダイヨン・マンション

④カフェ　カフェから知るウィーン文化

1658年、アルメニア人のデオタドが、時の皇帝、レオポルト1世の許可を得て、ウィーン初のカフェを開店。カフェ文化が隆盛を迎えるのは1820年代から。

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♪ツェントラル
♪ザッハー
♪デーメル

⑤食べる＆買う

街はこうなっている！エリアガイド

リンクと呼ばれる環状道路は一周約4㎞。トラムを利用して効率よくめぐりたい。

世界遺産
ハプスブルク帝国の遺産が数多く残る旧市街は2001年に世界遺産（文化遺産）登録された。

ハプスブルク家の居城　旧市街 ホーフブルク（王宮）周辺 Hofburg

リンク内西側は比較的落ち着いた雰囲気。ホーフブルク（王宮）をはじめ、新王宮、乗馬学校、図書館、博物館などがあり、一大観光スポットとなっている。

2つの尖塔は街の象徴　旧市街 シュテファン寺院周辺 St. Stephansdom

シュテファン寺院から南に延びるケルントナー通りは街いちばんのショッピング街。寺院の裏側は石畳の路地や古い館が軒を連ねる、古き良きウィーンの街並みだ

歴史的建造物が点在　リンク Ring

リンクシュトラーセと呼ばれる約4㎞の環状道路は、旧市街を囲んでいた城壁を撤去した跡地。一周約25分で走る「ウィーン・リングトラム」に乗って景色を眺めるのも楽しい。

大観覧車で知られる遊園地　プラーター Prater

ホイリゲで有名な街　グリンツィング Grinzing

上宮と下宮からなる離宮　ベルヴェデーレ宮殿 Schloss Belvedere

ハプスブルク家の夏の離宮　シェーンブルン宮殿 Schloss Schönbrunn

ウィーンの交通手段

市内の移動はトラムと地下鉄を利用するのが便利だ。市内の公共交通機関のチケットは共通なので、フリーパス券を購入するのがおすすめ。

タクシー Taxi

バス Autobus

地下鉄 U-Bahn

トラム Straßenbahn