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まっぷるマガジン編集部

更新日:2020年4月13日

ロンドン「ヴィクトリア&アルバート博物館」美術工芸品ギャラリー

ヴィクトリア女王の夫、アルバート公が尽力し1851年のロンドン万博での収益をもとに開館。元来装飾博物館と呼ばれていただけあり、絵画、彫刻、宝飾品や装身具など約450万点を収蔵する。145の趣の異なる展示室で絵画、彫刻や、家具、建築、服飾、装飾品などが展示されている。とくにインドの絵画、装身具、楽器の収蔵品は欧州最大級。現代デザインの祖とされるウィリアム・モリスの展示も必見。時代の潮流を反映した特別展も行なう。

センスの光る装飾品は女性必見のミュージアム

ローマ帝国時代から受け継がれてきた彫像やレリーフ

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ヴィクトリア&アルバート博物館

現地名:
Victoria & Albert Museum
住所:
Cromwell Rd., SW7 2RL
地図を見る »
アクセス:
South Kensingtonサウス・ケンジントン駅から徒歩5分
TEL:
020-7942-2000
営業時間:
10:00~17:45(金曜は~22:00)、最終入場は閉館15分前
定休日:
無休 
Webサイト:
http://www.vam.ac.uk

収蔵品のカテゴリー

収蔵品は多種多様でエリアごと、アイテムごとに分類。

西洋美術 Level 0〜4

絵画、版画や、16世紀イギリスを代表するミニチュアと呼ばれる、小さくて精巧な絵画など。

東洋美術 Level 1

中国、日本、インド、イスラムの芸術作品の展示。なかでも浮世絵など日本コレクションは英国最大級。

その他のコレクション Level 1,3,4, 6

イギリスを中心とするファッションや豪華な宝飾品のほか、英王家所蔵の陶磁器など多数を展示。

特別展

立体的な芸術作品からイギリスのイブニングドレス、ハリウッドスター着用の衣装など、多彩な企画展を開催。

ヴィクトリア&アルバート博物館鑑賞のコツ

部屋数が145もあるので、見たいものを先に決めてまわるのが効率的だ。

特別展は事前にWebでチェック

ファッションやアートの興味深い特別展が開催されているので事前にチェックしておきたい。過去にはアレクサンダー・マックイーンの回顧展が開催された。

Room40のギャラリーは必見

17世紀の衣服をはじめ、クリスチャン・ディオールやシャネル、バレンシアガなど、20世紀ヨーロッパを代表するデザイナーの作品まで、見ごたえのある展示。

V&Aショップは見逃せない

取り扱うアイテムが多岐にわたり、ポストカードも豊富。展示会に即したユニークな商品がお目見えすることも。おみやげにぴったりでぜひとも足を運びたい。

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建物自体も素晴らしい

ウェア(ハートフォードジャー州の町)の大ベッド The Great Bed of Ware

16世紀後半に作られた横幅が3mもある四柱で囲まれたベッド。少なくとも4組のカップルが眠れるほどの広さ。

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The Great bed of Ware, by VeronikaB, CC BY

仏頭 Head of the Buddha

アフガニスタン出土のガンダーラ様式で、化粧漆喰に彩色の跡がうかがえる。仏陀の特徴が忠実に表され、髪のうねり具合はヘレニズム様式に近い。

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©Victoria and Albert Museum, London

OO-IX 

日本美術コーナーのTOSHIBAギャラリー内には日本のカルチャーやアート作品が展示されている。陶器の独特な光沢を立体造形で表現した林茂樹の作品。

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©Hayashi Shigeki and Yufuku Gallery.Photograph copyright Victoria and AlbertMuseum, London

海神ネプチューンとその子トリトン Neptune and Triton

イタリア芸術家、ベルニーニの20世紀初頭の作品。戈(ほこ)を持った海神ネプチューンが、息子の半人半魚トリトンを従えた構図。力強い動きが表現されている。

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©Victoria and Albert Museum, London

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