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まっぷるマガジン編集部

更新日:2020年4月13日

マラッカのおすすめスポット&プラナカン文化を知る

歴史的な見どころはもちろん新しい観光スポットも続々登場中。ひと味違うマラッカの絶景を楽しみたい

古都のパノラマが楽しめる マラッカ・タワー Menara Taming Sari Melaka

全面ガラス張り、66人乗りの円盤型展望台がゆっくりと回転しながら高さ80mまで上昇。マラッカの街やマラッカ海峡を一望できる。

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市内でひときわ高い塔

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ショップハウスが建ち並ぶチャイナタウンは赤茶屋根の統一感が美しい

マラッカ・タワー

現地名:
Menara Taming Sari Melaka
住所:
Jl. Merdeka, Bandar Hilir
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アクセス:
オランダ広場から徒歩10分
TEL:
06-288-1100
営業時間:
10:00~23:00(ラマダン期間中は~22:00)
定休日:
無休 

海峡の景色のなかに溶け込む マラッカ海峡モスク Masjid Selat Melaka

市街中心部の南に造られた人工島に建つモスク。海に突き出して浮遊しているような姿が美しい。タクシーで訪れよう。

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夕日の絶景スポットでもある

マラッカ海峡モスク

現地名:
Masjid Selat Melaka
住所:
Taman Pulau Melaka
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アクセス:
オランダ広場から車で15分
営業時間:
見学自由(礼拝時は不可)

大きな帆船が目印の海の博物館 海洋博物館 Maritime Museum

ポルトガルがマラッカ侵攻に使用したキャラック船の原寸大レプリカがあり、中に入ることができる。2号館では海洋の歴史を紹介。

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海洋博物館

現地名:
Maritime Museum
住所:
Jl. Quayside
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アクセス:
オランダ広場から徒歩8分
TEL:
06-283-0926
営業時間:
9:00~17:30(金~日曜は~19:00)
定休日:
無休 

マレーシア独立の歴史がわかる 独立宣言記念館 Proclamation of Independence Memorial

マレーシアの独立前年の1956年に、この建物の前で初めて独立が宣言された。現在は独立に関する記録や資料などを展示している。

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独立宣言記念館

現地名:
Proclamation of Independence Memorial
住所:
Jl. Parameswara, Banda Hilir
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アクセス:
オランダ広場から徒歩11分
TEL:
06-284-1231
営業時間:
9:00~17:30
定休日:
月曜 スクールホリデー期間は開館

プラナカンの華麗なる文化を知る

独自の文化をはぐくんだプラナカンはマラッカが発祥。街中でその美に触れることができる。華やかな世界をより楽しむために、簡単な知識を仕入れておこう。

プラナカンって何?

大航海時代にマラッカに渡ってきた中国人男性と現地人女性との結婚によりできた家族の子孫で、男性を「ババ」、女性を「ニョニャ」と呼ぶ。交易で財をなした人々が多く、商機を求めてペナンやシンガポールにも移り住んだ。18世紀以降は裕福な中国系の一家を総称してプラナカンと呼んだこともあり、その定義も曖昧になり、今では生粋のプラナカンは非常に少ない。代わりに彼らが残した華麗な文化が注目を浴びている。中国の伝統文化をベースに、マレーやヨーロッパの文化を融合させた独特の生活スタイルで、プラナカン様式とも呼ばれる。

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プラナカンタイルはおもにヨーロッパで焼かれていた

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洋風の額に飾られた先祖の写真

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中国の伝統家具にヴィクトリア調のライトがマッチしている

建築様式と生活空間 

裕福なプラナカンの邸宅はタウンハウスと呼ばれ、外観は洋風の装飾が施されている。造りは2〜3階建てで中央に吹き抜けの中庭があり、床に敷きつめられた花模様のタイルやシャンデリア、洋風家具などはヨーロッパからの輸入品が多い。

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中国家屋の構造に洋風の装飾が施されている

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中庭には南国の暑さをやわらげる効果がある

料理と食材 

プラナカンの料理は「ニョニャ料理」と呼ばれ、新鮮な香辛料がふんだんに使われている。中華とマレー料理を融合させた料理が多く、辛さや甘酸っぱさ、スパイシーさが際立つメニューも。だが一度ハマるとクセになる味覚だ。

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和菓子のような味わいのクエ・ラピス

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ハーブを多用したニョニャ料理は滋味に富む

工芸品とファッション 

プラナカン女性であるニョニャたちは贅沢で手の込んだ装身具を好んで身につけた。繊細な刺繍が施されたクバヤというブラウスに宝石をちりばめた金のブローチ、舶来ビースで作ったサンダルなど、いずれも美意識の高さがうかがえる。

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パステルカラーが美しい陶器類はおみやげに人気

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職人技が光るハンドメイドのビーズサンダル

観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。

奥付:
この記事の出展元は「まっぷるオーストラリア’18」です。掲載されている営業時間や定休日などのデータは、2017年6月〜8月の取材・調査に基づくものです。諸事情により変更になる可能性がありますので、ご利用の際には最新の情報をご確認ください。また、掲載の商品は取材時のもので、現在取り扱っていない可能性があります。 本誌中の料金、価格の単位は「RM(リンギ・マレーシア)」で表示しています。2017年8月現在、RM1=約27円です。 休業日は、イスラムのハリラヤ(祝祭)、中国の旧正月などの祝祭日や臨時休業を除いた定休日のみを表示しています。 ホテル、スパの料金などには税、サービス料が別途追加される場合があります。 ショップやレストラン、ホテルとの個人的なトラブルに関して、弊社では責任を負いかねますのでご了承ください。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。