更新日:2020年4月13日
タイの基本情報!バンコクなど人気の街とスポットを紹介!
金色に輝く寺院や賑わう市場、美しいビーチリゾートや古都の歴史と文化が残る街。魅力あふれるタイの見どころをエリア別にご紹介!
タイの基本情報
【国名】 タイ王国 Kingdom of Thailand
【政治】 立憲君主制
立憲君主制で、国王や王室は絶対的な存在。1782年以来、チャクリー王朝(ラッタナーコーシン王朝)が続く。2016年10月にラーマ9世(プーミポン国王)が崩御。ラーマ10世(ワチラーロンコーン国王)が即位した。
【国旗】「トン・トライロン」と呼ばれる三色旗
1917年に制定された。赤は国家、白は仏教、紺は王室を意味する。
【首都】バンコク
タイでは「クルンテープ」と呼ばれる。
【面積】約51万4000㎢
日本の約1.4倍の面積で、北はラオス、東はカンボジア、西はミャンマー、南はマレーシアと国境を接する。国内はバンコク都と75の県に分かれている。
【人口】 約6898万人(2016年推計)
【宗教】上座部仏教
国民の95%が上座部仏教の仏教徒。タイ全土に「ワット」と呼ばれる仏教寺院が約3万、約30万人の僧侶がいるといわれる。寺院は神聖な場所であり、僧侶も身分が高い人として敬われている。生活習慣やマナーも仏教と深くかかわるものが多い。タイの公用暦には仏暦が採用されている。
バンコク Bangkok
タイの魅力を凝縮した街
世界中から旅行者が集まるタイの首都。高層ビルが建ち並ぶなか、いかにもタイらしいきらびやかな金色の寺院が点在し、独特の景観をつくっている。街には人と車と屋台があふれる、東南アジアで最も活気のある街のひとつ。
ワット・プラケーオ
タイの守り本尊・エメラルド仏を祀る。
国内最高格式の寺院
ワット・ポー
バンコク最古の寺院。
巨大な寝釈迦仏で有名
ワット・アルン
川沿いの寺院
大小5つの仏塔がそびえる。
チェンマイ Chiang Mai
「北方のバラ」と称される古都
バンコクに次ぐタイ第2の都市で、観光客もたくさん訪れる北部の中心地。13世紀にランナー・タイ王朝の王都となり、その栄華をしのばせる寺院などが点在する歴史の街。また、伝統的な手工芸が盛んだ。
チェンマイ・ナイトサファリ
動物を間近で見られる夜の動物園
ワット・プラ・タート・ドイ・ステープ
チェンマイ郊外にある大寺院。
黄金の仏塔が印象的
アユタヤー Ayutthaya
古都の栄枯盛衰をみる
17世紀に交易都市として栄華を極めたアユタヤー王朝の都。遺跡が多く残り、世界文化遺産にも登録されている。バンコクから日帰りで行けることもあり、人気の観光地。
ワット・マハータート
3代目の王が建立した寺院。
木の根に取り込まれた仏像の頭が残っている
スコータイ Sukhothai
タイ最古の王朝都市
13世紀、タイ民族が築いた王朝跡。旧市街に残る美しい仏像や寺院の遺跡は歴史公園として整備され、1991年にユネスコの世界文化遺産に登録された。
スコータイ歴史公園
公園に残された200以上の遺跡が、謎めいた雰囲気を漂わせている
カンチャナブリー Kanchanaburi
自然と鉄道が魅力の街
第二次世界大戦中に日本軍が建設した鉄道が残り、映画『戦場にかける橋』の舞台としても有名。ツーリスト車両が運行しており、乗車証明書など旅の記念品がもらえる。
クウェー川鉄橋
戦時中に建設された鉄道橋。全長250mほどで、橋内を歩くこともできる
素敵なビーチリゾートもあります
タイ南部には美しい海があり、アクティブに楽しんだり、のんびり過ごしたりできる。
プーケット Phuket
魅力満載! タイの楽園
プライベート・ビーチのあるブティックホテルや世界有数の一流リゾートが集まり、観光客に人気。オプショナルツアーも充実している。
どのビーチも透明度が高く、一年を通して観光客で賑わう
パタヤー Pattaya
気軽に行けるリゾート
バンコクから最も近いビーチリゾートで、日帰りでマリンアクティビティが楽しめる。夜はバーやショーで盛り上がろう。
バンコクから約2時間30分で行ける、人気のリゾート地
サムイ島 Koh Samui
極上の大自然が待っている
パウダーサンドのビーチと手つかずの自然が魅力。高級リゾートも多く、優雅なビーチリゾートが満喫できる。バンコクから飛行機で行けるのも便利。
by fotolia - © levranii
賑やかなビーチのほか穏やかに過ごせる静かなビーチも
ピーピー島 Koh Phi Phi
映画の舞台にもなった
プーケットの東方にあるビーチアイランド。多くの外国人旅行者が訪れるが、のんびりとした雰囲気。
by fotolia - © Galina
プーケットからツアーを利用して行きたい
ラン島 Koh Lan
パタヤーから日帰りで
パタヤー・ビーチの8㎞沖合に浮かぶ。海の透明度がグッと上がり、シュノーケリングなどのビーチアクティビティがおすすめ。
観光客も少なく静かに過ごせる
タイの世界遺産
3つの遺跡と2つの森林地帯。雄大な景色を見に行こう。
古都アユタヤー Historic City of Ayutthaya
14〜18世紀に400年以上続いたアユタヤー王朝の都。王朝時代の宮殿や寺院、仏像が点在。
【文化遺産】 1991年登録
スコータイの歴史上の町と関連の歴史上の町 Historic Town of Sukhothai and Associated Historic Towns
タイ族最古の王朝跡。同時代の周辺の町、シーサッチャナーライとカンペーンペットも世界遺産に登録されている。
【文化遺産】 1991年登録
バーン・チエン遺跡 Baan Chiang Archaeological Site
タイ東北部ウドンタニー県にある先史時代の遺跡。紀元前3000〜2000年頃の土器などが発掘された。
【文化遺産】 1992年登録
トゥンヤイ=フアイカーケン野生生物保護区 Thungyai-Huai Kha KhaengWildlife Sanctuaries
ミャンマーとの国境近く、約6000㎢の野生生物保護区。絶滅危惧種34種を含む貴重な生態系が残る。
【自然遺産】 1991年登録
ドンパヤーイェン=カオヤイ森林地帯 Dong Phayayen-Khao Yai Forest Complex
タイ中央部から東部のカンボジア国境まで広がる森林一帯。1000m級の山が多数連なる山岳地帯。
【自然遺産】 2005年登録
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- この記事の出展元は「まっぷるタイ・バンコク’18」です。掲載されている営業時間や表記などのデータは、2017年2〜3月の取材・調査に基づくものです。諸事情により、料金・価格など、掲載情報が変更になる場合もありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。
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