韓国の巨大ショッピングテーマパーク ~第1弾~
2016年9月にソウル市の東に位置する河南市(ハナム市)に初めてオープンし、そして今年8月にはソウル市北西部に位置する高陽市(コヤン市)へオープンした、巨大ショッピングモール“スターフィールド”。これ...
更新日:2020年4月13日
1988年の夏、ソウルオリンピックの舞台となった広大な敷地は公園として整備され、市民の遊び場、憩いの場になっている。夢村土城やソマ美術館、彫刻公園など見どころも少なくない。
広大なオリンピック公園をぐるっと歩く
蚕室周辺には、世界最大級の屋内テーマパークやホテル、デパートを備えたロッテ・ワールド、東京ドーム30個分といわれる広大なオリンピック公園などがあり、観光客にも人気のエリアだ。
地下鉄8号線の夢村土城駅から、オリンピック公園の見どころを訪ね歩きたい。夢村土城駅の1番出口から出ると目の前には、公園のシンボルともいうべき平和の門が見える。巨大な門を仰ぎながら、公園内を進むと、世界161カ国の国旗が並び、左手にはレンタサイクルの窓口、そしてインフォメーションセンターがあるので、ここで日本語の地図を入手しておきたい。突きあたりの平和広場まで行ったら、右方向に歩いてソマ美術館へ向かう。
周辺には世界の 5 大彫刻公園のひとつに数えられる彫刻公園が広がり、ソウルオリンピックに参加した国の彫刻家の作品が展示されている。体育館や競技場は公園の東側に点在しているが、ソマ美術館や屋外の彫刻を見学したら、夢村湖の東側から公園の中央を歩いて、夢村土城をめざす。また、やや遠回りになるが夢村湖沿いを歩けば、小高い丘から近代的なオフィスビルや高層マンションが建ち並ぶ蚕室の街の様子を一望できる。
【関連リンク】
屋内外でさまざまなアトラクションが楽しめるロッテ・ワールド
公園の緑を眺めながら、古代遺跡を訪ねる
夢村土城は、北から来る外敵の侵攻を防ぐために、古代百済時代に自然の丘陵を利用して造られた城壁で、小高い丘になっている。公園内の「土城の道」と呼ばれる散策路を歩けば、公園内の緑を眺めながら、百済時代の竪穴式住居を保存している百済竪穴住居跡や夢村土城の木柵、そして古代の住居や古墳、遺跡模型や遺物を展示している夢村歴史館にたどり着く。夢村歴史館から東へ歩けば、地下鉄5号線のオリンピック公園駅だ。
地下鉄8号線 813 夢村土城モンチョントソン駅1番出口
↓ 1分
オリンピック公園のシンボルで高さ24m、屋根の幅62m。世界平和を象徴する巨大な門だ。
↓ 9分
モダンな外観で、作品の展示やドキュメンタリー上映のほか、文化イベントや子供参加プログラムも実施。
↓ 20分
百済時代に造られた防御のための城壁で、南北約730m、東西約540m。木柵や竪穴式住居跡が残る。
↓ 18分
夢村土城から出土した土器や武器、釣り針、石臼など、百済の文化遺物や模型を展示している。
↓ 27分
地下鉄5号線 P550 オリンピック公園駅3番出口
移動時間 約1時間15分
東京ドーム30個分の広大な公園
1986年のアジア競技大会と1988年のソウルオリンピックを記念して造られた総面積1421km2の広大な公園。かつて熱戦が繰り広げられた各競技場は国内外のアーティストのコンサート会場として利用されている。また200点余りの作品が展示されている彫刻公園や百済時代の宮殿跡である夢村土城、野外舞台や芝生広場などがあり、市民の憩いの場として親しまれている。
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広大な公園の周辺にはオフィスビルや高層アパートが建つ
平和の門を過ぎると左手にあり、公園内の地図が掲載された日本語のパンフレットもあるのでここで入手しておきたい。カウンターには日本語が話せるスタッフもいる。
オリンピック公園のシンボルで、高さ24m、屋根の幅62mの巨大な建造物。背後には世界161カ国の国旗が並び、世界平和を象徴する門だ。
国民体育振興公団により設立され、5つの展示室とビデオアートホールからなる。作品の展示やドキュメンタリー上映のほか、文化イベントや子供参加プログラムも実施。
百済時代、邑城として造られた防御のための小高い丘で、南北約730m、東西約540m。木柵や百済時代の竪穴式住居跡が残され、夢村歴史館では、ここから出土した土器や武器、釣り針、石臼など、百済の文化遺物を展示している。※漢城百済博物館にも遺物展示あり
公園は広大なので自転車があると便利。公園内には数カ所、自転車レンタル所がある。自転車は2人乗りから6人乗りのものも。
10:00~18:00
1時間5000W(土・日曜、祝日は8000W)
遊園地に博物館といろいろ楽しめる
ロッテグループが経営する、敷地面積約4万坪、施設の延べ床面積18万坪を誇る世界最大規模の室内型テーマパーク。室内・野外テーマパークをはじめ、アイスリンク、民俗博物館からホテルまで完備している。
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2つの遊園地エリアのほか、あらゆる施設が揃った、世界でも最大規模を誇るテーマパークだ。
小さな子供から大人まで楽しめるワンダーランド
石村湖に浮かんだ小島で、最先端のアトラクションが楽しめる野外テーマパーク。約16種類のアトラクションを筆頭に、公演ステージ、ゲームセンター、みやげ店などがある。
一年中楽しめるアイスリンク。初心者や練習したい人のための安全エリアと熟練者のための外周エリアに分かれている。1万5000W(入場料+貸し靴含む)
世界最大級としてギネスブックに掲載されたほどの充実した室内テーマパーク。
時代ごとに、当時の生活を再現した稀少な展示品や模型が並ぶ。週末には、サムルノリや演劇の公演も開催され、伝統工房街では伝統人形などの買物もできる。5000W
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。
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