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まっぷるマガジン編集部

更新日:2024年7月12日

ソウルの交通 しっかり覚えて賢く移動!

ソウル市内の交通手段は、タクシーと地下鉄がメイン。日本と比べてソウルの交通手段はどれも割安で利用できるのが魅力。それぞれ乗り方のコツを覚えて移動に役立てよう。

タクシー(テクシ/택시)

料金が安く、日本より気軽に利用できる
街中を走っているのでつかまえるのが簡単。料金も安いので気軽に利用できる。オレンジ、白、銀の車体の一般タクシーのほかに、英語や日本語ができる黒い車体の模範タクシーもあるので好みに応じて活用をしよう。

タクシーの乗り方

➀タクシーをひろう

路上で手をあげてつかまえるのが一般的。タクシー乗り場で待ったり、1000W追加でホテルなどで呼んでもらう方法も。

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渋滞時や交代時間は乗車を拒否されることも。特に終電後は短距離では拒否されるので注意が必要。扉は手動なので自分で開けて乗りこもう

➁行き先を告げる

有名な観光スポットやホテルは、その名称を伝えれば通じることが多い。通じないときは、紙にハングルで書いて見せよう。

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走り出した際にメーターが動いているか確認を。作動していない場合は指をさして伝えよう※写真は値上がり前のもの

使える韓国語フレーズ
〜へ行ってください。
〜カジュセヨ
〜가주세요

➂支払い

目的地に着いたらメーターを見て運賃の支払いを。端数のおつりはチップと考え、返してくれないこともある。返してほしい場合は伝えよう。カードで支払う際は領収証をもらって必ず金額の確認をしよう。

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T-moneyが使えるタクシーがほとんど

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領収書が欲しいときは「ヨンスジュン チュセヨ(영수증 주세요)」

➃下車

下車するときも扉は自分で閉める。ぼったくりの心配がある場合は、ドライバーの名前と車のナンバーをメモしておこう。

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扉を閉め忘れることがないように注意。後方には十分注意して降りるようにしよう

模範タクシー

黒の車体で2000ccクラス。料金は3kmで5000W、以後164mで300Wか39秒ごとに200Wを加算。運転手は厳しい試験をパスし、道にも詳しい。ニセ模範タクシーもいるので注意。

初乗り/3km 5000W

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高級ホテルの前でよくみる

一般タクシー

1500cc以上の中型車。料金は2kmまでが初乗りで3000W。その後は142mか35秒ごとに100Wを加算。夜間(24:00〜翌4:00)や事業区域外は2割増しになるので覚えておこう。

初乗り/2km 3000W

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スピードを出す運転手もいる

地下鉄(チハチョル/지하철)

市内全域を網羅し、乗り方を覚えれば最も便利
初乗り運賃が1350W(T-moneyだと1250W)と安く、乗り方も慣れてしまえば簡単。次々に新路線が開通し、ますます便利に。ほぼ3分おきに5時30分〜24時頃まで運行している。土・日曜は平日よりも終電が早いので注意しよう。

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線ごとに色わけされているので色を目印に

地下鉄の乗り方

交通カードを購入するかT-moneyをチャージし、改札を通って乗車。目的の駅に着いたら下車し改札を出るなど、日本の電車と乗り方はほぼ変わらない。駅名も英語併記の場合が多く安心。

 

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1回用交通カード販売およびT-moneyチャージ機。改札の前に1〜2機ほどある

1回用交通カード 編

運賃のほか交通カードの保証金500Wを払って購入する。保証金は下車時に返還される。販売機は韓国語、中国語、英語のほか日本語表示もできるので、利用はそれほど難しくない。さっそくチェック!

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プラスチックの1回用交通カード。地下鉄でのみ利用できる

➀日本語表示を選択

画面下にある「日本語」を選択すると日本語表記に切り替わる。日本語のほか、韓国語、英語、中国語も選択できる。

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駅によっては、韓国語と英語のみという駅も。その場合は英語を選択するとよい

➁1回用を選択

画面中央左にあるオレンジの「1回用」を選択。英語や韓国語の表示で操作する場合も、タッチする場所は同じ。

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中央の緑のボタンは韓国在住のお年寄りなど一定の条件を満たした人のみ利用可

➂駅を選択

赤枠部分から駅のイニシャルのアルファベットを選ぶと、そのイニシャルの駅一覧が表示される。目的の駅を一覧から選ぼう。

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アルファベット順に表示されるので目的の駅が探しやすい。画面内にない場合は「次へ」を選択。右下の「路線検索」をタッチすると、日本語の路線図から駅名を探せる。駅コードから探すこともできる

➃人数「1枚」を選択

購入枚数の数字を選択。1人分を選択する場合は、「1枚」をタッチ。一度に5枚まで買うことができる。

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枚数を間違えた場合などは「取り消し」をタッチして選択しなおそう

➄表示金額のお金を投入

運賃にプラスして交通カードの保証金500Wが加算された料金が表示されるので、表示された料金を支払う。

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金額が大きく表示されるので、わかりやすい

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料金を投入すると、交通カードが出てくる。取り出し口が光るのでわかりやすい

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画面下にある料金投入口からお金をイン。小銭もOK

➅改札で交通カードをかざす

改札の交通カード専用パネルに交通カードをかざして改札を通る。日本のSuicaと同じような要領でしっかりとタッチして改札を通り抜ける。

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改札は自動改札のみで無人のところがほとんど
タッチしたことが確認できたら○が表示される

➆下車後、カード保証金返還機で保証金を受け取る

目的の駅に着いて改札を出たら、交通カードを返還。保証金返還機に交通カードを差し込むと、購入時に支払った保証金500Wも払い戻される。

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保証金返還機。改札を出てすぐのところに設置されている

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交通カードを差し込み口に入れるだけで保証金が払い戻される

T-money 編

地下鉄、バス、タクシーのほか、コンビニなどで利用できる交通系ICカード。チャージして使うので何度も乗る人には便利。購入はT-moneyマークのあるコンビニなどで。1枚2500W〜。
※下記はチャージの手順

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1回用交通カード使用時よりも100W引き。T-moneyの絵柄はさまざま

➀T-money「T」ボタンを選択

交通カード購入時と同様に「日本語」を選択し、日本語表記に切り替え、画面中央右にある「T」ボタンを選択。

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T-moneyカード上に表記されている「T」のマークと同じなのでわかりやすい

➁T-moneyを投入口へ

「Ticket Vending and Card Reload」と書かれた投入口へ、持っているT-moneyカードを入れて読み取りをかける。

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T-moneyカードは事前にコンビニや地下鉄駅などで購入しておこう

➂チャージ金額を選択し、支払い

チャージする金額を選択して、その金額に応じた現金を投入口にイン。チャージは1000W単位で、1回9万Wまで。

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チャージする金額を選んでタッチ。1000W〜チャージできる

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T-moneyは機械に入れたまま現金投入口からお金を入れる

※払い戻しについて

カードの残額が2万W未満(コンビニにより金額は若干異なる)ならT-moneyマークのあるコンビニで、5万W未満なら地下鉄駅サービスセンターにて、手数料500Wを差し引いた残額が返金される。

バス (ボス/버스)

上手に乗りこなせたら旅がより楽しくなる!
バスは大きくわけてソウル市民が使う市内バスと、観光客向けのシティツアーバスの2種類。市内バスの利用は旅行者にとってハードルが高いが、観光地を効率よく回るシティツアーバスは観光には便利。

 

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