電圧とプラグ

香港の電圧は220V、周波数は50 ㎐。日本とは電圧が違うため、日本の電気製品の使用には変圧器が必要だが、デジタルカメラなどの精密機器には240Vまで対応可能なものが多いので、取扱説明書で確認しよう。
プラグは3つ穴のBFタイプが多いが、形の異なるものも混在している。変圧器と変換アダプタの貸し出しをしているホテルも多い。

飲料水

水道水は日本と同じ軟水で飲用可。心配な人はミネラルウォーターを購入しよう。

トイレ

公衆トイレ(厠所、洗手間)があまりない。
安心なのがホテルのトイレ。入口のスタッフにチップを払って利用する。デパートも有用。

トラブル・対策 Q&A

Q:パスポートをなくした場合は?

A:警察で紛失(盗難)証明書を発行してもらい、  日本総領事館で手続きをする

急いで警察へ行き、紛失証明書を発行してもらう。次に日本総領事館へ届け出て、新しいパスポートを申請する。申請には、警察で発行してもらった紛失証明書、写真(縦4.5㎝、横3.5㎝)2枚、戸籍謄(抄)本、手数料が必要。

帰国を急ぐ場合は「帰国のための渡航書」を申請するが、日本に直接帰国することが条件。もし紛失したパスポートが見つかっても、すでに失効しているので注意しよう。まずは総領事館の担当者に相談を。

なお、マカオでパスポートを紛失した場合も、同様に香港の日本総領事館に連絡する。

在香港日本国総領事館 [TEL]2522-1184

Q:クレジットカードをなくした場合は?

A:カード会社の緊急連絡先に電話し、 無効手続きをする

一刻も早くカード会社に連絡し、カードの無効手続きをする。

次に警察で紛失証明書を発行してもらい、発行会社のサービスデスクなどで、再発行の手続きを行なう。

Q:航空券の保管は?

A:eチケットだから問題なし。印刷すれば安心

現在ほぼすべての航空会社で電子システムによる予約管理を行ないチケットレスサービス「eチケット」を採用している。

航空会社のカウンターで予約番号を告げパスポートを提示すれば搭乗券を発券してくれる。予約した際にeチケットの控え(旅程確認書)が送られてくるので、スマホ画面で提示できるようにしておこう。

万一の電源切れやスマホの紛失にそなえ、印刷しておくとなお安心。くれぐれもパスポートは絶対になくさないように。

Q:病気になってしまったら?

A:急病のときはすぐに救急車を呼ぼう。また、 飲み慣れている薬を日本から持参しておこう

国際都市・香港の医療技術は世界的に見てもレベルが高く、安心して治療が受けられるが、海外での医療費は高額になることが多いので、海外旅行保険に加入しておくと安心だ。

具合が悪くなったら、加入している保険会社の現地サービスセンターか宿泊ホテルのフロントに連絡を。

一般的な薬はスーパーマーケットなどで販売しているが、日本とは処方の基準が異なるので、服用は慎重に。使い慣れたものを持参するほうが無難だ。持病のある人は英文の処方箋を用意しておこう。

24時間サービス (警察・消防・救急) [TEL]999

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奥付:
この記事の出展元は「トラベルデイズ 香港 マカオ」です。掲載している情報は、2016年9月〜2017年1月の取材・調査によるものです。掲載している情報、商品、料理、宿泊料金などに関しては、取材および調査時のもので、実際に旅行される際には変更されている場合があります。最新の情報は、現地の観光案内所などでご確認ください。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。