香港旅行前に知っておきたい基本情報あれこれ　時差、お金、マナー

時差

時差は1時間。日本が午前10時なら香港は午前9時といったように、日本のほうが1時間進んでいる。

ビジネスアワー

一般的なビジネスアワーは9時〜18時（月〜金曜）、9〜13時（土曜）、日曜と祝日は休み。

主要銀行

9時〜17時（月〜金曜）、9時〜13時（土曜）

一般郵便局

9時30分〜17時（月〜金曜）、9時30分〜13時（土曜）

デパート

英国系デパートは10時〜22時頃まで。中国・香港系は10〜22時営業のところが多い。

気候と服装

温帯夏雨気候の香港は、日本と比べて夏の期間が長く、気温・湿度ともに高いのが特徴。

春は3月〜5月中旬で暑さ・寒さは厳しくないが、湿度が比較的高い。夜は冷え込むこともあるが、薄手のジャケットがあれば十分だ。

5月下旬〜9月中旬は夏。とくに7〜8月は35℃近くまで気温が上がり、とても蒸し暑い。屋外では日よけ用に日傘か帽子を用意しておこう。一方でレストランの店内やホテルなどは冷房がよく効いているので、上着を持っていくこと。
この時季は台風シーズンでもあるので注意が必要だ。台風警報は1、3、8、9、10の5段階（10が最高）。暴風雨警報は、黄、赤、黒（黒が最高）の3段階。台風警報が8以上、暴風雨警報が黒の場合はホテルからの外出はひかえよう。

9月下旬〜12月上旬頃が秋。好天に恵まれることが多く、湿度も低く過ごしやすい。半袖と薄手のジャケットで過ごせる。12月中旬〜2月が冬。最低気温が10℃以下になることもあるが、極端な寒さはめったにない。

通貨

香港の通貨は香港ドル（HK$）。HK$1は１００香港セント（HK¢）。
硬貨と新HK$ 10札は政府が、それ以外の紙幣は香港上海銀行（香港上海匯豐銀行 HSBC）、スタンダード・チャータード銀行（香港渣打銀行 Standard Chartered Bank）、中国銀行（中国銀行香港 Bank of China 〈Hong Kong〉）の3つの銀行がそれぞれ発行。
そのため、券面のデザインが異なる紙幣が同時に流通しているが、金額ごとに色みが統一されている。2018年末以降、新デザインの紙幣が順次、発行されており、新しくHK$1000、HK$500紙幣が発行された。旧デザインの紙幣もそのまま使える。

両替

香港ドルへの両替は、日本でも空港内の銀行などでできるが、レートは良くないので現地でするのが得策。両替できるところは多いが、場所によってかなりレートや手数料に差が出るので、注意したい。

空港の両替所・自動両替機

ほかに比べ、レートはあまり良くない。到着時に両替する際は、空港からホテルまでの交通費など必要最低限に。

銀行

Foreign Exchangeという表記がある銀行で両替可能。レートは良いが、1回につきHK$ 30〜50程度の手数料がかかる。多額の現金をまとめて両替するには便利。

両替所

尖沙咀や銅鑼灣など繁華街に多い。手数料を取る店はほとんどないが、店によってレートが異なるため事前にレート表を確認して比較しよう。
尖沙咀の重慶大厦の1階にはたくさんの両替所があるが、レートはまちまちなので必ず確認を。

ホテル

大きなホテルなら、たいがい24時間対応してくれる。概してレートは良くないので、どうしても必要な場合にとどめたい。

ATM

クレジットカードや国際デビットカードなどがあれば、現地通貨を引き出せる。
空港や街なかには24時間稼働のＡＴＭも多くて便利。暗証番号（PIN）の入力が必要。

国際デビットカード

日本の口座の預金を、海外の提携ATMから現地通貨で引き出せるサービス。加盟店での支払いにも利用できる（1回払いのみ）。手数料や限度額などは各金融機関へ問い合わせを。