更新日:2020年4月13日
香港の基本情報 人気エリアと主要スポット
ヴィクトリア・ハーバーを挟んで北側の九龍と南側の香港島に街が広がる。まずは全体像をつかんで滞在イメージを膨らまそう。
香港のプロフィール
正式名
中華人民共和国香港特別行政区
Hong Kong Special Administrative Region of the People’s Republic of China
区旗
中国への返還によって新たに制定された旗。中央の花はバウヒニア。
位置
中国広東省の南、珠江の河口付近にある地域。
人口
約734万人(2016年推計)
中国本土や外国の出身者が増えているため人口は増加傾向にあるが、近年は少子化が進んでいる。1960年前後に生まれた世代が多い。
面積
約1104㎢
九龍半島および200余りの島から構成されている。面積は東京23区の約2倍だが、区域の70%以上が山林で、人の居住に適した土地は少ない。
公用語
中国語、英語
日常会話は広東語が中心だが、半数近くの人は英語も使いこなす。中国本土との結びつきが強まった昨今は、北京語が使える人が急速に増加している。漢字は中国本土と異なる繁体字を使用。
政治体制
共和制
社会主義国である中国の領土だが、一国二制度のもと資本主義による経済運営がなされている。
宗教
仏教、道教、キリスト教(カトリック、プロテスタント)、イスラム教など
中国伝統の宗教や世界各国の宗教が信仰されている。無宗教の人も少なくない。
関連リンク
香港ってこんな街!
都会の風景と下町風情が混在
ハーバー沿いに建ち並ぶ高層ビル群の風景と、庶民の生活感にあふれた下町風情。対照的な2つの雰囲気が同時に感じられるのが、香港の最大の魅力だ。街のエリアは、地下鉄駅周辺を中心に大きく7つに分けられる。海と山に挟まれ、サイズ自体はコンパクトにまとまっているが、ホテルやショッピングモール、レストランなどが無数にひしめき合い、尽きることがない楽しみが詰まっている。
【関連リンク】
九龍(カオルーン)
ネイザン・ロードを中心に発展した街はレトロで華やか。北上していくにつれ、下町らしい庶民的な風景に出会える
尖沙咀(チムサアチョイ)
昼も夜も賑わう繁華街
ネオンの看板が賑やかなネイザン・ロードを中心に香港一の繁華街が広がり、レストランやショップも多く集まる。観光拠点として人気のエリア。
見どころ
・ネイザン・ロード
・尖沙咀プロムナード
・ガーデン・オブ・スターズ
ネイザン・ロードは香港で一番の繁華街
佐敦(ジョーダン)〜 油麻地(ヤウマテイ)
ローカルグルメが美味
ローカルな商店や飲食店、天后廟などがある、下町風情漂う街。地元の人々とのふれあいも楽しい。男人街は深夜まで人通りが絶えない。
見どころ
・男人街
旺角(モンコック) 〜 太子(プリンス・エドワード)
個性あふれるストリート
電気製品などの専門店街や女人街などのマーケットがある。金魚ストリートやバード・ガーデンなど一風変わった通りもこのエリアの魅力。
見どころ
・女人街
香港島(ヒョンゴンドウ)
中心は北部の海岸沿いで、巨大なオフィスビルやショッピングモールが林立。灣仔や上環には昔懐かしい街並みも残る
【関連リンク】
ハイレベルな香港の競馬場でレースを満喫!馬券の種類や買い方も紹介
上環(ションワン) 〜 中環(セントラル)
香港島きっての観光エリア
上環は骨董品やレトロなアイテムを販売する店が並ぶ風情ある街。中環はビジネスの中心地で、ショッピング施設も充実。
見どころ
・ミッドレベル・エスカレーター
ヴィクトリア・ピークから香港の街を一望
スター・フェリーと高層ビルのツーショット
金鐘(アドミラルティ) 〜 灣仔(ワンチャイ)
ビジネスの中心街はココ
金鐘は高層ビルが林立するビジネス街。灣仔は官庁街、商業地、住宅地が共存する地域で、昔ながらの香港の暮らしに触れることもできる。
見どころ
・ゴールデン・バウヒニア・スクエア
きらめくハーバー沿いの夜景にうっとり
銅鑼灣(コーズウェイ・ベイ)
ショッピングクルーズへGO
若者向けの店が集まる香港島随一のショッピングエリア。多彩なショッピングセンターのほか、グルメやナイトスポットも充実している。
見どころ
・ヴィクトリア・パーク
1841年に造られたハッピー・バレー競馬場
西環(サイワン)
MTR延伸で今注目の新エリア!
香港島の北西部に位置。素朴な下町の情緒が残るが、近頃はおしゃれな店が並ぶストリートなども出現中。香港大学の建築も見もの。
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