Chinese new year lanterns in chinatown by fotolia - © toa555

まっぷるマガジン編集部

更新日:2023年6月13日

台湾・台北旅行出発前に知っておきたい基礎知識!旅のQ&A

旅立つ前に気になることや基本的な情報を調べておきましょう。



出発直前や現地到着後にあわてないためにも、とくに初めて台湾を訪れる人はしっかり確認を。

台湾旅のQ&A 旅行前のプランニングにお役立ち情報

まずは旅の計画を立てるため、気になる疑問にお答えします!必要な持ち物や基本的な現地の言葉もチェックしておきましょう。

台湾のお金とレートは?

1元=NT$1=約4.5円(2023年6月現在)
※1万円は約2200元

台湾元、台湾ドル、ニュー台湾ドル、NT $など複数の表記があり、「元」や「ドル」と略されることも多いです。正式には新台幣。

紙幣や硬貨には「圓」が使われています。通貨コードはNTD。紙幣は5種類、コインは6種類あります。

物価はどのくらい?

日本の1/2〜同等程度
・バスの料金 15元〜(約70円〜)
・MRTの料金20〜150元(約90〜680円)
・タクシーの初乗り85元(約380円)
・カフェのドリンク60〜100元程度(約270~450円)
・夜市などの屋台料理 40〜100元程度(約180〜450円)
・しっかりめなディナー 300元程度〜(約1350円〜)
・ミネラルウォーター 15〜20元程度(約70〜90円)
・ビール(350㎖)30〜70元(約140〜320円)
・郵便料金(日本へ) はがき10元、手紙13元~(約45円、60円~)
・ホテル料金(1泊)高級7000元程度〜(約3万1500円〜)中級3000元程度〜(約1万3500円〜)

両替できる場所は?

台湾では、空港をはじめ、街なかの銀行や両替所でも、日本円を替えられます。

手間や営業時間を考えると、到着時に空港の銀行ですませてしまうのがスムーズ。外貨自動両替機も便利です。

ホテルやデパートでは、週末や夜でも両替できますが、レートはあまり良くないことも。両替時はパスポートが必要なので忘れずに

ATMはあるの?

都市部には24時間利用できるATMがたくさんあります。VISAやMasterCardなど国際ブランドのクレジットカードやデビットカードがあれば、キャッシングや引き出しが可能です。

ATM手数料やキャッシング利息がかかるので、確認しておきましょう。

クレジットカードは使えるの?

都市部のショップやレストランではクレジットカードが使えますが、小さな店や屋台、タクシーでは使えないことが多いです。VISA、MasterCard、JCBが比較的使いやすいです。

チップは必要?

台湾ではチップの習慣はありません。ホテルやレストラン、茶芸館などでも、通常はサービス料が含まれているので不要です。

なにか特別なことをしてもらったら、お礼の気持ちとして渡すとスマート。

時差はあるの?

日本時間からマイナス1時間

日本のほうが台湾より1時間早いです。日本の午前10:00は台湾の午前9:00。サマータイムはありません。

滞在日数は何日必要?

台北中心なら3泊でOK

台北の観光スポットは中心部に集中しているので、九份などの郊外を訪れるスケジュールでも、3泊くらいあればOK。

台南、高雄などの南部の街も、新幹線を使えば日帰りが可能です。日月潭や阿里山などを訪れる場合は、余裕のある日程にしましょう。

ベストシーズンは?

3〜5月と10〜11月

降水量が少なく、過ごしやすい気候の春と秋が、旅行向きのシーズンです。真夏日の続く6〜9月は、暑さと紫外線の対策が必須。台風の襲来にも注意が必要です。

12〜2月の冬は、小雨や曇りの日が多く、肌寒く感じることも。

服装は?

夏季

日本の夏服でOK。冷房が効きすぎていることもあるので、羽織れるものがあるといいでしょう。紫外線や熱中症対策も忘れずに。

冬季

台北などの北部では肌寒い日もあります。暖房のないホテルもあるため、セーターやコートなども用意しておくと安心です。

台湾は1年を通じて雨が多く、晴れていても通り雨が降ることも。折りたたみ傘を持ち歩きましょう。

ビザは必要?

短期の観光なら不要

パスポートの有効期間が滞在日数以上残っていること、帰国(出国)の航空券や乗船券を持っていることが条件です。

言葉は何が通じる?

中国語。無理なら筆談で

話されているのは北京語や台湾語。タクシーの行き先などは、漢字で書けば通じることが多いので、困ったときは筆談を活用して。

ホテルや観光客が多い店では、日本語が通じることもあります。

台湾の基本情報

インターネット事情は?

台北中心部をはじめ、無料Wi-Fiスポットも多く、ネット環境は良好です。

外国人向けの無料Wi-Fiサービス「iTaiwan」は事前登録不要で、観光施設や駅などの主要スポットで利用できます。

よく使うならWi-Fiルーターのレンタルや、携帯電話会社の海外パケット定額サービスが便利。日本で契約しているプランのデータ量を海外で使えるサービスもあります。

【おもな海外パケット定額サービス】
NTTdocomo 世界そのままギガ

ソフトバンク 海外あんしん定額

au 世界データ定額

【空港でレンタル可能なWi-Fiルーター】

羽田空港(東京国際空港) 携帯電話・Wi-Fiレンタル

成田国際空港サービス施設 携帯電話・Wi-Fiレンタル/SIMカード

関西国際空港 便利なサービス Wi-Fiルーター/SIMカード

桃園国際空港 携帯電話サービスカウンター

電圧とプラグは?

台湾の電圧は110V、周波数は60H z。プラグの形は日本と同じAタイプ。ドライヤーなどの一般的な家電はそのまま使えますが、念のため対応電圧や周波数を確認しておきましょう。

水道水は飲めるの?

水道水はそのまま飲まないほうが安全です。コンビニなどでペットボトルの水を買うか、ホテルの部屋にある湯沸かしポットで沸騰させましょう。歯磨きや洗顔くらいなら水道水で大丈夫です。

無料のウォーターサーバーもあちこちにあるので、マイボトルがあると便利です。

トイレ事情は?

基本的には日本と同じスタイルですが、紙を流せないトイレもあります。個室に紙用のゴミ箱が置いてあったら、そちらに捨てましょう。

トイレットペーパーがない公衆トイレもあるので、ポケットティッシュを用意しておくと安心です

たばこのマナーは?

台湾ではたばこの規制が厳しく、複数の人がいる屋内はほぼ禁煙です。

レストラン、ショップ、ホテルをはじめ、MRTやバス、タクシーなどの公共交通機関の車内、屋根のある駅の構内も禁煙。

屋外でも、バス停、台北駅などの周辺、商業エリア、コンビニの軒下などには禁煙エリアがあります。たばこは灰皿のある喫煙スペースで。

また、電子たばこと、台湾で認可されていない加熱式たばこの使用は禁止されています。日本からの持ち込みも禁止なので気をつけましょう。

治安は?

台湾の治安はそれほど悪くありませんが、観光客を狙ったスリや置き引き、ぼったくりや詐欺などの犯罪はあります。

タクシーは安心して利用できますが、深夜に女性ひとりで乗車するのは避けましょう。

カンタン♪中国語リスト

簡単なあいさつだけでも覚えてみると楽しい

866598

こんにちは・・・你好(ニーハオ)
こんばんは・・・晩安(ワンアン)
はじめまして・・・初次見面(チュウツーチエンミエン)
ありがとう・・・謝謝(シエシエ)
さようなら・・・再見(ツァイチエン)
はい・・・是的(シータ)
いいえ・・・不是(プウスー)
結構です・・・不用了(プウヨンラ)
すみません(謝罪)・・・對不起(トェイプチー)
わかりません・・・不明白(プウミンパイ)
わかりました・・・明白了(ミンパイラ)
書いてください・・・請寫一下(チンシエイーシア)
おいしい(食べ物)・・・好吃(ハオチー)
おいしい(飲み物)・・・好喝(ハオフー)
これをください・・・我要買這個(ウォヤオマイツェク)
いくらですか?・・・多少銭?(トゥオシャオチエン)
1・・・一(イー)
2・・・二(アル)
3・・・三(サン)
4・・・四(スー)
5・・・五(ウー)
6・・・六(リウ)
7・・・七(チー)
8・・・八(パー)
9・・・九(チウ)
10・・・十(シー)

筆談のススメ

ペンとメモが最強の武器!
「中国語の会話はハードルが高い!」という人には漢字での筆談がおすすめ。台湾で使われているのは繁体字(旧字体)で、日本の漢字とはすこし違いますが、簡単な内容なら筆談で通じます。

タクシーのほか、テイクアウトやチケット購入など、さまざまな場面で使えるので、ペンとメモ帳を持ち歩くと重宝します。

タクシーなら行き先、食べ物のテイクアウトなら商品名と個数を書けばOK。

トラベルカレンダー

気候やイベントをチェックして旅のシーズンを検討!
南国のイメージが強い台湾ですが、冬は北部を中心に冷え込む日もあるので防寒具を忘れずに。春節(旧正月)は大型連休で、ほとんどの店が休業するので気をつけましょう。

観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。

奥付:
「まっぷる台湾’18」が出展元となる記事に掲載されている営業時間や表記などのデータは、2016年10〜12月の調査・資料に基づくものです。諸事情により変更になる可能性がありますので、ご利用の際には改めて事前にご確認ください。
その他:
●料金、価格の単位は「元」で表示しています。2016年12月現在、1元=NT$1=約3.5円です。 ●ホテル、レストランなど一部施設では、別途サービス料がかかる場合があります。 ●休業日は、旧正月などの祝祭日や臨時休業を除いた定休日のみを表示しています。 ●原則として地名、店名などは漢字(中国語) で記しています。一部、英語表記があるものは、英語を併記しています。また、地名などのカナ表記については、日本語では表現しきれない微妙な発音もありますので、注意が必要です。カタカナ表記は中国語の発音を表しています。 ●クレジットカードの利用には、手数料がかかる場合があります。 ●「両」や「斤」は台湾の重さの単位で、1両は37.5g。1斤は16両で600gとなります。 ●各掲載物件の電話・FAX番号は現地の番号です。日本から電話をかける場合は国際電話となります。携帯電話の場合は各電話会社のホームページなどで確認してください。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。