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まっぷるマガジン編集部

更新日:2020年4月13日

イタリア ショッピングのコツ 休日やセール時期など

イタリアの「素敵」をお買物

めくるめくようなブランド品の数々もいいが、イタリアが生んだ職人技が光る皮革製品、マーブル紙を使った文房具、雑貨、小物、さらには食料品など、どのアイテムも魅力的だ。

イタリアのショッピング

ローマやフィレンツェ、ミラノといった街には絢爛たるブランドショップが並ぶショッピング・ストリートが連なる。一方、靴やバッグなどの皮革製品をはじめ、雑貨や小物などさまざまな分野に職人技が生きていて、いずれも買物心をくすぐる魅力的な一品が見つかる。ただし、買物のマナーは日本のそれとは異なることもある。イタリア式ショッピングを極め、楽しい思い出になる買物をしたい。

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イタリアのショッピング・アドバイス

営業時間

たいていの店は営業時間が10:00~19:00頃。以前は12:00~15:00まで昼休みをとる店がほとんどだったが、最近はノンストップで営業している店も多い。デパートやブランド店などはとくにその傾向が強い。また、平日はノンストップで、日曜は昼休みをとって営業している店もある。夏季は土曜の午後、冬季は月曜の午前に休む店もある。

日曜、祝日、年末年始の営業

日曜、祝日は閉店していた店も、最近は営業するところが増加している。12月のクリスマスシーズンは24日までは日曜も営業している店が多い。24日の閉店は2、3時間早い。31日は早く閉めるか、一日中閉店する。元日は休業。

バーゲンセール

バーゲンセールはイタリア語でサルディ(Saldi)といい各自治体により期間が定められている。日本と同様、年2回1カ月ほど行なわれる。1月は7日頃から始まり、夏は7月の終わりか8月初めにかけて始まる。

ショッピングのマナー

●挨拶 
お店に入るときも出るときも、午前〜夕方前は「ブォンジョルノ」、夕方以降は「ブォナセーラ」と声をかけ、店員とのコミュニケーションを密にとる。イタリア語ができなくても態度で意思を伝える。

●商品を手に取る
勝手に黙って手に取ることは禁物。「見てもいいですか?」と声をかけることは当然だが、店員にこんな感じのものが欲しいと相談しながら買物をすると、コミュニケーションもとれ、探しているものも見つかる。その際、「気に入った」、「これはいらない」、などの意思表示ははっきりとする。

イタリアのショッピング・ストリート

本場ならではの品格あふれる雰囲気を存分に楽しみながら、ショッピングの喜びを味わいたい。

スペイン広場周辺 Piazza di Spagna

ローマを代表する観光スポットのひとつ、スペイン階段下に位置するスペイン広場を起点に西のコルソ通りを結ぶコンドッティ通りを中心に、並行するボルゴニョーナ通り、フラッティーナ通りなどにイタリアはもとより世界を代表する有名ブランドブティックが集まり、一大ショッピング・ストリートが形成されている。

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スペイン広場から続く通りには「永遠の都」の薫りが漂う

トルナブォーニ通り周辺 Via de’Tornabuoni

フィレンツェの中心部、ストロッツィ宮の前を南北に走るトルナブォーニ通りにはブルガリ、プラダ、グッチなどイタリアの一流ブランドをはじめ、フランスやアメリカの高級ブランド店が建ち並ぶ。この通りから西に延びるヴィーニャ・ヌオーヴァ通り沿いにもしゃれたブティックが連なる。こぢんまりした街で、ゆっくり買物を楽しみたい。

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ルネサンス美術と重ね合わせながら一流の品を探す

モンテナポレオーネ通り周辺 Via Montenapoleone

世界のファッションをリードするイタリアン・モードが生まれるミラノ。その中核をなすのが、モンテナポレオーネ通りを中心とした通りに連なるビッグネームだ。モンテナポレオーネと並行に北東側に延びるスピーガ通り、2本の通りを結ぶサンタンドレア通り、それに続くピエトロ・ヴェッリ通りなどに、ブティックがきら星のごとく軒を連ねる。

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豪華絢爛なブティックが競い合う

ブレラ地区 Brera

ドゥオモの北方、ブレラ美術館の周辺エリアがブレラ地区。華やかなモンテナポレオーネ通り周辺のようなブランド・ブティックは少ないが、セレクトショップ、雑貨やヴィンテージの店など個性的なショップが見つかる。入り組んだ石畳の小道は散策にもよく、ウインドーショッピングに足を止めながら、記念の一品を探してみたい。

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石畳の道を散策しながら、個性あふれる一点が見つかる

サン・マルコ広場周辺 Piazza San Marco

ミラノやローマのようにファッション・ブティックが連なる大規模な通りがあるわけではないが、サン・マルコ広場の周辺や、そこから西に延びるサン・モイゼ通り、3月22日通りにかけて高級ブランドの店が集まっている。ブランド店のほかに、ヴェネツィアならではのヴェネツィアングラスやカーニバルの仮面の店などもこの周辺に点在する。

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水の都で見つける極上のアイテムたち

観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。

奥付:
この記事の出展元は「トラベルデイズ イタリア」です。掲載している情報は、2014年10月〜2015年1月の取材・調査によるものです。掲載している情報、商品、料理、宿泊料金などに関しては、取材および調査時のもので、実際に旅行される際には変更されている場合があります。最新の情報は、現地の観光案内所などでご確認ください。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。