永遠の都イタリアローマ観光で外せないスポット7選
イタリアのローマは「永遠の都」と表現される美しい街。世界中の観光客が訪れるローマは街の至る所に古代ローマ時代から様々な年代の史跡が残されています。初めてローマを訪れる方はどこから訪ねるべきか迷ってしま...
更新日:2020年4月13日
スペイン広場やナヴォーナ広場など観光エリアの店は相場も高め。食堂など気軽な店は下町のトラステヴェレに多い。
かつてローマは階級の差が激しく、一般庶民にとって肉は貴重な食材だった。そのため、残った肉や魚の尻尾、内臓などを利用し、おいしく食べられるようにと工夫を凝らした調理法が伝統料理の礎となっている。
高級食材店のイートイン
カンポ・デ・フィオーリ界隈の高級食材店ロショーリのレストランでは、ローマ定番パスタもハイレベル。素材を吟味したアマトリチャーナやカルボナーラ、カチョ・エ・ペペ(チーズと胡椒のパスタ)は目から鱗のおいしさ。
予算ⓁⒹ€40〜
カリカリに炒めたグアンチャーレ(塩漬け豚ほほ肉)と卵黄のソース。ペコリーノチーズをかけると濃厚な味わいになる。パスタは噛みごたえがあるリガトーニがローマ好み
薄いパリパリ生地のピッツェリア
ナヴォーナ広場に近い旧市街に位置するリストランテ&ピッツェリア。テラス席もあり、夜遅くまでノンストップでピッツァが食べられるので街歩きの途中に立ち寄りたい。パンも自家製で提供。
予算ⓁⒹ€15〜
トマトソース、モッツァレッラ、バジリコとシンプルなだけに店の技量がわかる
1枚ずつ職人がていねいに焼き上げる。具だくさんで見た目も楽しい
伝統の内臓料理はおまかせ
レストランがある下町テスタッチョ地区にはその昔屠畜場があり、そこで働く人々が新鮮な内臓を料理屋に運んで調理してもらったことから伝統的に内臓料理が盛ん。そのほかシンプルなパスタ、季節の野菜料理も魅力的。
予算ⓁⒹ€30〜
乳飲み仔羊の骨付肉を鉄板でさっと焼いたもの。指がやけどする(スコッタディート)ほどのアツアツを食べる
さっぱりしたローマの季節野菜、プンタレッレは付け合わせにぴったり
地元客でいつも賑わう
昔ながらの雰囲気が残るローマの下町テスタッチョで長く地元客に愛されるトラットリア。パイヤータやコーダ・アッラ・ヴァッチナーラなど、ローマを代表する郷土料理がおいしい。
予算ⓁⒹ€35〜
とろとろに煮込んだ牛テールを酸味の利いたトマトソースでさっぱりといただく。たっぷりセロリもうれしい
ワゴンに並んだ前菜から好きなものをセルフでチョイス
煮込み料理が人気の老舗
ルネサンス時代から同じ場所、同じ名前で営業しており、ローマ最古のレストランとして知られている。店が現在の形態になったのは1863年。長い歴史を生かした伝統料理が評判を呼んでいる。
予算ⓁⒹ€35〜
薄切りの仔牛肉を生ハムと一緒にソテー。バターやレモン、マルサラ酒で味付けして食べる定番料理。こちらはポルチーニ茸をのせたオリジナル・バージョン
こちらも定番前菜の揚げ物ミックス。花ズッキーニ(左)とアーティチョーク(右)
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