更新日:2020年4月13日
イタリア旅行 おすすめ都市&スポットはココ!
長靴形をした半島と周辺の島々からなる国。約150年前まで各地方が独立国家だったため街ごとにそれぞれの風習や文化が残っている。
【PROFILE】
国名 イタリア共和国 (Repubblica Italiana)
国旗 緑は国土、白は正義と平和、赤は愛国の熱血を表す。
面積 約30万1340㎢ 日本の約75%の国土。シチリア島とサルデーニャ島は四国よりもひとまわり大きいくらい。
人口 約6201万人(2016年7月推計)
言語 イタリア語 (地方の方言にかなり違いがある。)
民族 諸民族混合型 (ラテン、ゲルマン、ケルト、ギリシャなど、さまざまな民族が混合している。)
ローマ Roma
3000年の歴史が彩る古代の夢
古代ローマ帝国の繁栄を伝える巨大遺跡など、街を歩くだけで数々の遺産に出会える。とくにテヴェレ川の東側に歴史・文化的遺産が集中。カトリックの総本山、ヴァチカン市国には世界中から信者が訪れる。
気温は東京と同じ程度。夏はとても暑いが湿度は低くカラッとしている。9〜10月から雨が多くなる。一年を通して朝晩は冷え込むので服装に注意。
おすすめみやげ
かわいい雑貨やシックな工芸品、一流ブランドなど首都らしく何でもそろっている。
名物グルメ
臓物や豆類を使うシンプルな料理。カルボナーラなどのパスタ、ローマ風ピッツァ、アーティチョークなども名物。
アマトリチャーナ
塩漬け豚ほほ肉とトマトソースのパスタ
サルティンボッカ
セージの葉と生ハムをのせた薄切り仔牛肉のソテー
カルボナーラ
塩漬け豚ほほ肉と卵のソースで和え、チーズをかけるパスタ
【王道スポット】コロッセオ
世界遺産
巨大な古代ローマ時代の闘技場。建築技術の高さに驚く。
コロッセオ
- 現地名:
- Colosseo
- 住所:
- Piazza del Colosseo
地図を見る » - アクセス:
- メトロB線コロッセオ駅から徒歩2分
- TEL:
- 06-39967700
- 営業時間:
- 8:30~18:15(1/2~2/15、10/29~12/31は~15:30、2/16~3/15は~16:00、3/16~3/25は~16:30、9月は~18:00、10/1~28は~17:30)、閉場は各1時間後
- 定休日:
- 無休
- Webサイト:
- http://www.coopculture.it
フォロ・ロマーノ
世界遺産
古代ローマの都市遺跡を歩けば時間旅行している気分になる。
フォロ・ロマーノ
- 現地名:
- Foro Romano
- 住所:
- Via della Salara Vecchia 5/6
地図を見る » - アクセス:
- メトロB線コロッセオ駅から徒歩5分
- TEL:
- 06-39967700
- 営業時間:
- 8:30~18:15(1/2~2/15、10/29~12/31は~15:30、2/16~3/15は~16:00、3/16~3/25は~16:30、9月は~18:00、10/1~28は~17:30)、閉場は各1時間後
- 定休日:
- 無休
ヴァチカン市国
世界遺産
ローマ市内にある世界最小の国家。カトリック教会の総本山。
ヴァチカン市国
- 現地名:
- Stato della Città del Vaticano
- 住所:
- ヴァチカン市国(ローマ市内)
地図を見る » - アクセス:
- メトロA線オッタヴィアーノ/サン・ピエトロ/ムゼイ・ヴァチカーニ駅 オッタヴィアーノ出口から徒歩8分
関連リンク
南イタリア(カンパーニア州)
ナポリ Napoli
ティレニア海とヴェスヴィオ山を望む港町。中心街は世界遺産に登録されている。
カプリ島 Isola di Capri
青の洞窟で知られる高級リゾート。世界中のセレブがバカンスに訪れる。
アマルフィ Amalfi
アマルフィ海岸の中心地。丘に沿うように建つ白い家々が独特の景観をつくり出す。
ポンペイ Pompei
18世紀の発掘によってよみがえった古代都市。当時の生活ぶりを伝える遺跡が点在する。
ピサ Pisa
斜塔で世界的に有名な街。海運国としての栄華を今に伝える建造物が多い。
フィレンツェ Firenze
ルネサンス文化を伝える芸術の都
神話の女神フローラにちなんで名付けられた「花の都」。メディチ家の繁栄とともにルネサンス文化が開花し、その美しさから「天井のない美術館」とも呼ばれる。また、皮革製品や金銀細工など伝統工芸が継承されている。
盆地で夏は猛暑になるが、寒暖の差が激しく夜は肌寒くなる。冬は気温は低いが湿気があり、寒さはさほど厳しくはない。春・秋は過ごしやすいが朝夕に多少雨が多い。
おすすめみやげ
皮革製品や銀細工、マーブル紙の文房具をはじめ、伝統工芸技術を受け継ぐ職人が多い。
名物グルメ
食材の宝庫といわれ、肉や野菜を豪快に使ったトスカーナ料理が主流だ。
ビステッカ
フィレンツェ風ステーキ。味付けは塩と胡椒のみでシンプルに
リボッリータ
白いんげん、黒キャベツ、パンの煮込み
パッパ・アル・ポモドーロ
トマトと煮込んだパン粥
【王道スポット】ドゥオモ
世界遺産
美しいドームが目印の聖堂。ここから望む市街は格別。
ポンテ・ヴェッキオ
世界遺産
アルノ川に架かる橋。橋上には貴金属店が建ち並ぶ。
ウッフィッツィ美術館
世界遺産
世界でも最大規模のルネサンス美術品の所蔵数を誇る。
by fotolia - ©djevelekova
ウッフィッツィ美術館
- 現地名:
- Galleria degli Uffizi
- 住所:
- Piazzale degli Uffizi
地図を見る » - アクセス:
- シニョリーア広場から徒歩1分
- TEL:
- 055-294883
- 営業時間:
- 8:15~18:35(閉館は18:50)、チケット販売は~18:05(5/31~9/27の火曜は~21:35、閉館は22:00、チケット販売は~21:05)
- 定休日:
- 月曜(予約受付は日曜休)、一部祝日
- Webサイト:
- http://www.uffizi.it
ミラノ Milano
伝統と革新がフュージョンする
北部の経済や商業の中心地。世界のファッションをリードする街として名高く、最高級ブランドを発信している。ヴィスコンティ家などの貴族支配下で生まれたゴシックの大聖堂や、傑作『最後の晩餐』は世界中から愛されている。
寒暖の差が激しく、春・秋は東京と同じくらいの気温だが、朝晩は冷え込む。夏は気温が高いが湿度が低く過ごしやすい。冬の冷え込みは厳しい。
おすすめみやげ
世界から注目される最新スタイルのファッション・アイテムを手に入れたい。ショップ・クルーズを楽しもう。
名物グルメ
冬の寒さが厳しいので、生クリームやチーズを使った濃厚な味わいが好まれている。
ボッリート
牛すね肉を野菜とともに茹でたもの
ミラノ風仔牛のカツレツ
仔牛の肉をたたいて薄くのばし、フライパンで揚げる
オッソブーコ
仔牛の骨付すね肉をトマトと野菜で煮込む
【王道スポット】ドゥオモ
イタリア最大のゴシック教会。ステンドグラスも見どころ。
ドゥオモ(ミラノ)
- 現地名:
- Duomo
- 住所:
- Piazza del Duomo
地図を見る » - アクセス:
- メトロ1・3号線ドゥオモ駅から徒歩3分
- TEL:
- 02-72023375
- 営業時間:
- 9:00~18:00(閉館は19:00)
- 定休日:
- 無休
- Webサイト:
- http://www.duomomilano.it
スフォルツェスコ城
ミラノの名家、ヴィスコンティ家の面影が感じられる。
スフォルツェスコ城
- 現地名:
- Castello Sforzesco
- 住所:
- Piazza Castello
地図を見る » - アクセス:
- メトロ1号線ランツァ駅/1・2号線カドルナ駅から徒歩1分
- TEL:
- 02-88463700
- 営業時間:
- 7:00~19:30
- 定休日:
- 無休
- Webサイト:
- http://www.milanocastello.it
『最後の晩餐』
世界遺産
レオナルド・ダ・ヴィンチの代表作品。美しい壁画をじっくり見たい。
ヴェネツィア
カンツォーネが響く運河の街
アドリア海に浮かぶ、大小120以上の島からなる街で、かつて地中海随一の海洋国家だった。街を分断する大運河にはゴンドラやヴァポレットが浮かぶ。自動車も進入禁止なので、のんびり街歩きしたい。
緯度が高いので気温は低め。とくに冬はかなり冷え込む。運河沿いなので一年中湿度が高く雨も多い。秋から春の高潮対策にぬれてもいい靴を用意したい。
おすすめみやげ
ムラーノ島のヴェネツィアングラス、ブラーノ島のレース編み・仮面などが有名。
名物グルメ
スカンピ、クモガニなどアドリア海で獲れる新鮮な魚介を使ったヴェネト料理が名物。
イカ墨パスタ
イカ墨で和えたパスタ。刻んだイカを入れることもある
魚介のアンティパスト
さまざまな魚介をマリネや生でいただく
仔牛のレバーヴェネツィア風
玉ねぎと一緒に炒めた牛レバー。ポレンタを添える
【王道スポット】ゴンドラから眺める街
ゴンドラに乗って水路の両岸に広がる歴史ある街並みを堪能しよう。
サン・マルコ広場
壮麗な建物が集まる美しい広場。寺院や鐘楼はぜひ訪れたい。
リアルト橋
大運河に架かる橋のなかでも街のシンボル的な橋。 ※2016年11月現在工事中
リアルト橋
- 現地名:
- Ponte di Rialto
- アクセス:
- ヴァポレット1・2・A・N番リアルトから徒歩1分
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。
- 奥付:
- この記事の出展元は「まっぷるイタリア’18」です。掲載されている電話番号、営業時間、料金などのデータは2016年10〜12月の取材・調査によるものです。いずれも諸事情により変更されることがありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。料金・価格の単位は、ユーロ(€)で表示しています。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。