更新日:2020年4月13日
ワイキキウェスト!王朝とワイキキの史跡の街を散歩!
ワイキキとはハワイ語で「水が湧き出る」という意味。約200年前までワイキキ一帯は湿地帯で、海辺には王族たちの避暑地があったという。当時の面影を探しながら歩くのも風情がある。
ヤシの木と運河が街の歴史を物語る
ロイヤル・ハワイアン・センターB館とC館の間にある、ヤシの木やハワイ固有の植物が植えられたオープンスペースのロイヤル・グローブ(王家の庭園)。かつてこのあたりには1万本以上のヤシが茂り、王族たちの邸宅があったという。現在は無料のフラ・レッスンやエンターテインメントが催され、ワイキキで最も華やかな場所のひとつ。ここからカラカウア通りを横断し、メインストリートに別れを告げシーサイド通りへ。アラ・ワイ通りへ出たら左折してアラ・ワイ運河沿いを歩く。朝夕や週末、カヌーを楽しむローカルを見かけることが多いこの運河は、19世紀初めにワイキキ一帯のリゾート開発のため、湿地帯を埋め立てて建設されたもの。ジョギングや散歩を楽しむ人たちが行き交う通りからは、山側にかかる虹が見えることも多いので、見逃さないようにしたい。ナマハナ通りを左折するとクヒオ通りとカラカウア通りの交差点で「ハワイ日本人移民の父」と呼ばれるカラカウア王銅像が迎えてくれる。左折して少し戻り、サラトガ通りからフォート・デ・ラッシー・ビーチ・パークへ。緑の芝生が広がる園内の一角にアメリカ陸軍博物館があり、本物の砲台や戦車が展示されている。
アラ・ワイ運河
ワイキキとアラモアナを二分する運河。カヌーの練習に励むローカルを眺めながら散歩したり、ジョギングにもおすすめ。
アラワイ運河
- 現地名:
- Ala Wai Canal
- アクセス:
- カパフル通り側のワイキキ・カパフル図書館からアラワイ・ヨットハーバーにかけてのアラワイ通り沿い
アメリカ陸軍博物館
太平洋戦争、ベトナム戦争、朝鮮戦争などで実際に使われた戦車や大砲が展示されている。入館無料。
アメリカ陸軍博物館
- 現地名:
- U.S. Army Museum Hawaii
- 住所:
- 2131 Kalia Rd.
地図を見る » - アクセス:
- カリア通り沿い、フォート・デ・ラッシー公園内
- TEL:
- 808-955-9552
- 営業時間:
- 9:00~17:00
- 定休日:
- 日・月曜
- Webサイト:
- http://www.hiarmymuseumsoc.org
ロイヤル・グローブ
王族たちの別荘があった時代を再現した中庭。無料エンターテインメントも催される。
ロイヤル・グローヴ
- 現地名:
- The Royal Grove
関連リンク
ヨット・ハーバーに沈む夕日を堪能
博物館前からは、公園内の小道を抜けてビーチへアプローチ。海沿いの遊歩道をたどれば、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジのラグーンを半周してアラ・ワイ・ヨット・ハーバーへ続く。ここは、ワイキキ随一のサンセットが望めるスポット。目の前にハーバーを望むレストラン、チャートハウスで、夕日を眺めつつトロピカルカクテルを傾ければ、最高のひとときに。
【関連リンク】
アラ・ワイ・ヨット・ハーバー
アラ・ワイ運河の河口にあるハーバー。周辺がオレンジ色に染まる夕暮れどきに訪れたい。
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アラ・ワイ・ヨット・ハーバー
- 現地名:
- Ala Wai Yacht Harbor
街歩きコース
START ロイヤル・ハワイアン・センター→0分→ロイヤル・グローブ→8分→アラ・ワイ運河→20分→アメリカ陸軍博物館→25分アラ・ワイ・ヨット・ハーバー→GOAL アラモアナ通りバス停
移動時間 約55分
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- 奥付:
- この記事の出展元は「トラベルデイズ ホノルル」です。掲載している情報は、2014年8〜11月の取材・調査によるものです。掲載している情報、商品、料理、宿泊料金などに関しては、取材および調査時のもので、実際に旅行される際には変更されている場合があります。 最新の情報は、現地の観光案内所などでご確認ください。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。