更新日:2020年4月13日
ハワイ歴史的場所 パールハーバーへ出かけよう
安倍首相がオバマ前大統領とともに訪問したニュースが記憶に新しい、歴史的スポット。しっかりと見学したいなら、ツアー参加がおすすめ。日米の歴史や平和の尊さに思いをはせてみて。
パール・ハーバーで何が起こったの?
日本軍が仕掛けた奇襲
日中戦争時、中国での利権争いなども絡み、日本はアメリカから経済制裁を受けていた。さらなる軍事制裁の恐れから、1941年に日本軍は真珠湾軍港(パール・ハーバー)への先制攻撃を行う。
アメリカと日本が本格的に開戦
作戦は成功したものの、日本からの開戦通告が手違いによって攻撃後になされてしまう。日本の先制攻撃はアメリカ国民の怒りを買ってしまい、これが太平洋戦争の引き金になったといわれる。
関連リンク
①アリゾナ記念館へ ボートクルーズで出航 所要60分
真珠湾攻撃により沈んだ戦艦アリゾナの上まで船で移動。アリゾナからオイルが流れ出る様子を見ることができる。オイルは「アリゾナの涙」と呼ばれている。
特攻隊の傷跡が残る
1945年、鹿児島沖を航行中だったミズーリに特攻隊が突入。今でも右舷の鉄板がへこんだ跡を確認することができる
USS Arizona Memorial, Pearl Harbor, Hawaii, 2014, by Design Feast, CC BY-ND
アリゾナ記念館は真珠湾攻撃の犠牲者を追悼するための施設
②アリゾナ資料館で勉強 所要30分
資料館では、真珠湾攻撃に関する資料や模型を展示。暗号解析のスペシャリストが日本軍の暗号を解析する過程などについても詳しく知ることができる。
アリゾナ記念館
- 現地名:
- U.S.S. Arizona Memorial
- 住所:
- 1 Arizona Memorial Dr.
地図を見る » - アクセス:
- ザ・バス20・42番
- TEL:
- 808-422-2771
- 営業時間:
- ビジター・センター7:00~16:30(ボートに乗って行く戦艦アリゾナへのツアーは8:00~13:00)
- 定休日:
- 無休
- Webサイト:
- http://www.nps.gov/valr
③大迫力の戦艦ミズーリを見学 所要60分
太平洋戦争や湾岸戦争で出動した戦艦ミズーリ。役目を終えた今は、記念館として一般公開されており、降伏文書調印式の様子が船内の随所に展示されている。
【関連リンク】
戦艦ミズーリ記念館
- 現地名:
- Battleship Missouri Memorial
- 住所:
- 63 Cowpens St.
地図を見る » - アクセス:
- ザ・バスA・42番で約1時間10分。ワイキキから車で約30分
- TEL:
- 808-455-1600
- 営業時間:
- 8:00~17:00(9~5月は~16:00)
- 定休日:
- 無休 感謝祭、クリスマス、元旦
- Webサイト:
- http://ussmissouri.jp
④飛行体験ができる太平洋航空博物館へ 所要45分
復元された航空機による真珠湾攻撃のジオラマや、当時の航空機を展示。戦闘シミュレーターなどのアトラクションも体験できる。
太平洋航空博物館パールハーバー
- 現地名:
- Pacific Aviation Museum Pearl Harbor
- 住所:
- Hangars 37&79, Ford Island 319Lexington Blvd.
地図を見る » - アクセス:
- ザ・バス20・42番、パール・ハーバー・ビジター・センターから専用シャトルバスを利用
- TEL:
- 808-441-1000
- 営業時間:
- 9:00~17:00(チケット売場8:00~16:00)
- 定休日:
- 無休
- Webサイト:
- http://www.pacificaviationmuseum.org/jp
⑤ボーフィンパークで潜水艦を学ぶ 所要20分
アメリカの潜水艦に関する歴史や当時の装備品、兵器システムを見ることができる。野外パークでは、実際に使用されたミサイルも展示。
USS Bowfin, Pearl Harbor Historic Sites, Oahu, Hawaii, by Ken Lund, CC BY-SA
潜水艦の展示模型は、細かいところまで再現されている
このツアーに参加! 真珠湾まるごとヒストリカルツアー
太平洋戦争のきっかけとなったパール・ハーバーの史跡を巡るツアー。公認の日本語ガイドと一緒に各記念館や博物館を回りながら、歴史を振り返ろう。
催行時間 毎日6:00〜13:00頃(一部祝日を除く)
料金 $120(3〜11歳は$105)
【関連リンク】
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。
- 奥付:
- この記事の出展元は「まっぷるホノルル’18」です。掲載されている電話番号、営業時間、料金などのデータは2017年2〜5月の調査・取材によるものです。いずれも諸事情により変更されることがありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。また、掲載の商品は取材時のもので、現在取り扱っていない可能性があります。
- その他:
- ※レストランやバーなどでは、乳幼児の入店ができない場合があります。本誌では子どもに関する情報を掲載しておりませんので、ご利用の際は事前にご確認ください。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。