アメリカ・シアトル!トランジット時間を使って小旅行!10時間の一人旅
今回ご紹介するのは、アメリカ・シアトル。ニューヨークやロサンゼルスと比べると、知らない人が多いのではないでしょうか。私もそのうちの一人でした。実際に行くまでは、シアトルといえば何か思い浮かべられないほ...
更新日:2023年5月22日
新型コロナウイルスの流行状況にともなって、変化しつづけているハワイの出入国手続き。
いざというときに慌てないよう、最新の手順をチェックして、スムーズな旅を楽しみましょう。
• CDC宣誓書
• CDCコンタクトトレーシング
• ESTA
• ICパスポート・帰りの航空券
※2023年5月現在
ハワイ(アメリカ)入国には、海外渡航用のワクチン接種証明書が必要です。ファイザーやモデルナをはじめ、日本で一般的なワクチンは2回接種、接種後14日以上経過が条件。18歳未満のこどもは免除可能ですが、現地で新型コロナの検査を受けるなどの条件があります。
ワクチン接種証明書は、接種券を発行した区市町村に申請します。「海外用」の申請には、有効なパスポート、接種券番号がわかる書類またはマイナンバーが必要です。
マイナンバーカードがあれば、デジタル庁の「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」で即日発行も可。海外用はパスポートの顔写真があるページの画像も必要です。
※デジタル庁以外のアプリは無効
空港でのチェックイン時に、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)関連書類の提出が必要です。航空会社のカウンターでももらえますが、事前にダウンロードして記入しておくとスムーズ。
◆CDC宣誓書
ワクチン接種についての宣誓書。2歳以上で、米国市民権や永住権のないすべての渡航者は、1人1枚ずつ提出します。2~17歳は、保護者が記入・提出する必要があります。
>詳細はこちら
※中国・香港・マカオへの渡航歴がある場合は別の書式
◆コンタクト・トレーシング(接触歴追跡)
感染症対策として、ハワイ滞在中の連絡先の提出が必要です。氏名、滞在中の住所と電話番号、Eメールアドレスなどを記入して提出。航空会社によっては、オンライン登録もOK。
>詳細はこちら
※2023年2月現在
90日以内の観光・ビジネスで、日本国籍なら、ビザ(査証)は不要ですが、ESTAの登録が必須。
2年間有効ですが、パスポートを更新した場合や、氏名などを変更した場合は、再登録が必要です。申請料$21。支払いはクレジットカードやPayPalで。
高額の手数料をとる偽サイトもあるので、公式サイトから申請しましょう。
帰国まで有効なICパスポート、ハワイ(アメリカ)出国用の航空券(Eチケット控え)
東京・大阪からホノルルへの所要時間 約6時間〜7時間
日本からハワイへの航空便は、ほとんどがホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港(HNL)に到着します。2023年2月現在、成田、羽田、関西、中部の4空港から、日本航空やANA、ハワイアン航空などがノンストップ直行便を運航。所要時間は往路が6〜7時間、帰路は気流の関係でプラス1〜2時間長くかかります。ほとんどの便が日本を夜に出発して、午前中のホノルルに到着するため、時差ボケになりやすいです。機内でなるべく睡眠をとっておきましょう。
直行便がない空港からは、国内空港などで乗り継ぎます。所要時間は、乗り継ぎ時間も含めて10~12時間程度。
直行便を運航するおもな航空会社
・ANA(NH) 0570-029-333 www.ana.co.jp
・日本航空(JL) 0570-025-031 www.jal.co.jp
・ハワイアン航空(HA) 0570-018-011 www.hawaiianairlines.co.jp
・ZIPAIR Tokyo(ZG) www.zipair.net
※2023年2月現在
①空港へ
出発2~3時間前を目安に、余裕をもって空港へ。ハワイ(アメリカ)への渡航は、必要な書類が多く、手続きに時間がかかることも。
②チェックイン
パスポート、航空券(eチケット控え)、CDC書類、ワクチン接種証明書などの必要書類を用意して、利用する航空会社のカウンターへ。大きな荷物を預けて、バゲージクレームタグと搭乗券を受け取ります。
機内への持ち込みが制限されている刃物や液体類は、預ける荷物の中に入れておきましょう。貴重品やモバイルバッテリーは手荷物に。
※2023年2月現在
③セキュリティチェック
機内へ持ち込む荷物のX線検査と、検査ゲートでのボディチェック。液体類や刃物など、機内へ持ちこめないものは、ここで没収されます。
④税関申告
海外ブランド品、高価な貴金属や腕時計などを外国へ持ち出す場合は、出国審査手前の税関で、「外国製品持出し届」を提出。
⑤出国審査
日本国のパスポート所有者は、パスポートと搭乗券を審査官に提示します。顔認証ゲートや出入国自動化ゲートを利用する場合は、端末でパスポートをスキャンして、顔写真の撮影や指紋を照合。
⑥搭乗ゲート
搭乗券やモニターでゲート番号を確認して、出発30分前を目安に搭乗ゲート前で待機。搭乗時にもパスポートのチェックがあります。
■液体物
100mℓを超える液体物(ジェル、クリーム、ペースト、スプレー含む)は機内持ち込み禁止。スーツケースなど、預ける荷物の中に入れましょう。
手荷物にする場合は、100mℓ以下の容器に入れて、容量1ℓ以下の透明なジッパー付プラスチック袋に入れます。1人1袋までOK。ペットボトル飲料、ゼリー飲料、調味料、漬物、缶詰、歯磨き粉、化粧水、ハンドクリームなども対象。
出国手続き後に免税店で購入した化粧品やお酒などは、容量にかかわらず持ち込み可能です。購入前に確認を。機内で必要になる離乳食や乳児用ミルク、医薬品も、検査員に申告すれば可。
■電子機器
リチウム含有量2g超のリチウム金属電池、ワット時定格量160Wh超のリチウムイオン電池を内蔵した電子機器(パソコン、携帯電話、カメラなど)は、持ち込みも預け入れも×
■バッテリー・予備電池
リチウム電池・リチウムイオン電池をつかったモバイルバッテリー、カメラの予備電池などは、預ける荷物には入れられません。持ち込みは、100Wh以下なら制限なし。100~160Whは1人2個まで。160Wh超のものは不可。
■刃物
はさみやカッター、ナイフなどの刃物、尖ったもの、棒状のもの、工具、スポーツ用品など、凶器になるものは機内持ち込み×。爪切り、T字型カミソリ、小さな化粧用はさみはOK
■ライター
1人1個まで。預ける荷物に入れるのは不可。オイルタンク式、葉巻用、プリミキシングライターは持ち込みも×。
>国土交通省「機内持込み・お預け手荷物における危険物の代表例」
①空港ターミナルへ
ホノルルに到着して、飛行機を降りたら、ターミナル2の2階にある入国審査場に向かいます。
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②入国審査
入国審査場に入ったら、係官の誘導に従って並びます。パスポートと帰りの航空券(Eチケット控え)を用意しておきましょう。滞在日数や目的など、簡単な英語の質問と、顔写真の撮影や指紋の採取があります。
③預けた荷物の受け取り
入国審査がおわったら、1階の手荷物受取所へ。搭乗便名が表示されたターンテーブルで、預けた荷物をピックアップ。破損や紛失時は、バゲージクレームタグを係員に見せて伝えます。
④税関検査
申告するものがある場合や、係官に検査を指示された場合は、税関で手続きをします。とくになければ出口へ。
■酒類
約1ℓ ※21歳以上
■たばこ
紙巻たばこ200本、または葉巻100本※21歳以上
■みやげ物
海外市価の合計が$100以内
■その他
$1万相当額を超える現金、小切手、有価証券などを持ち込む場合は、税関に申告する
※21歳未満の酒、たばこの持ち込みは禁止
肉類・肉製品
アメリカ産以外の肉、肉を含む製品。カレーやブイヨン、スープ、カップラーメン、スナック菓子などで、乾燥肉や肉エキスを含むものも×。肉を含まないプロセスチーズやソリッドチーズ、卵を含む加工食品などは可
■動植物
生の野菜やフルーツ、切り花、種子、球根、動物・野生生物の製品、昆虫などを含む
■常習性のある薬物や麻薬
麻薬、精神安定剤、鎮静剤、興奮剤、睡眠薬、抗うつ剤、咳止め薬など
■Visit Japan Web登録(推奨)
※2023年5月現在
①空港へ
出発2~3時間前を目安に、ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港へ。国際線チェックインはターミナル2の2階。利用する航空会社のカウンター近くで降車すると便利。
②預ける荷物のセキュリティチェック
スーツケースなど、機内に預ける荷物のセキュリティチェックを受けます。アメリカを出発するフライトでは、スーツケースに鍵をかけないよう指示されるので、ベルトを装着して、貴重品は入れないこと。
③チェックイン/出国審査
搭乗する便名の掲示があるカウンターで、パスポートと帰国の航空券(Eチケット控え)、ワクチン接種証明書(3回以上)または陰性証明書、Visit Japan Webの画面(推奨)を提示。パスポートと搭乗券、バゲージクレーム・タグを受け取ります。出国審査はとくにありません。
※2023年2月現在
④セキュリティチェック
機内に持ち込む荷物は、ハンドバッグを含め、すべてX線検査を受けます。ボディチェックでは、時計や鍵などの金属を感知するので、手荷物といっしょにトレーにのせます。日本出国時と同様に、液体物やライター、刃物の機内への持ち込みは制限されています。
⑤搭乗ゲートへ
出発30分前を目安に搭乗ゲートへ。ゲート番号は、直前に変更されることもあるので、モニターでも確認しましょう。
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