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まっぷるトラベルガイド編集部

更新日:2024年6月5日

【完全版】シドニー「オペラ・ハウス」を徹底解説!シドニー観光の必見スポット!

世界文化遺産に登録されているオペラ・ハウスは、シドニーで最も人気のある観光名所。

「20世紀を代表する傑作」と言われ、オーストラリアのシドニー観光では必見のスポットです。

今回は、オペラ・ハウス内の施設や歴史を徹底解説!

外観を眺めるのはもちろん、ぜひ中に入って観劇も楽しんでみてください!

シドニーのオペラ・ハウスとは?


豪州を代表する近代建築は帆のような白亜の大劇場
14年もの年月をかけて1973年に完成したオペラ・ハウスは、2007年に世界文化遺産に登録された。美しい曲線を描く屋根には105万6000枚ものタイルが貼られ、内装には地元産の御影石などを使用。館内の6つの施設で多くの公演を開催しており、世界的に有名なオペラ・オーストラリアやシドニー交響楽団の本拠地でもある。公演日程を確認して、ぜひ鑑賞したい。

オペラ・ハウス
住所:Bennelong Point, Sydney
交通:シドニー・トレインズ/サーキュラー・キー駅から徒歩10分
HP:www.sydneyoperahouse.com

オペラ・ハウスの中はどうなっているの?


6つの劇場を持ち、さまざまなジャンルの公演が行なわれるオペラ・ハウス。スターシェフのいるレストランやユニークなおみやげがそろうショップもある。内部の施設を事前にチェックして足を運びたい。

オペラハウスの内部施設① コンサートホール


館内で最大の2679人を収容するホール。世界最大の機械式パイプオルガンがあり、シドニー交響楽団などの各種コンサートが行なわれている。

オペラハウスの内部施設② ジョーン・サザーランド


1507人を収容するシアターは、 客席にせり出したオーケストラピットを備える。オペラのほか、バレエもここで上演。

オペラハウスの内部施設③ ドラマシアター


544人を収容。回り舞台を備える。シドニー・シアター・カンパニーなどの演劇、ミュージカルの公演に利用。

オペラハウスの内部施設④ ザ・スタジオ


小規模なホールで、舞台と客席のアレンジにより約300席を用意。現代舞踊や演劇など、多様な演目に対応。

オペラハウスの内部施設⑤ プレイ・ハウス


全398席。客席との近さが特徴。室内楽用に設計されたが演劇にも使われ、シェイクスピア劇なども上演される。

オペラハウスの内部施設⑥ ウッツォン・ルーム


ウッツォンのデザインを再現し、木材やカラフルなフラワープリントで装飾されているおしゃれな空間。多目的なイベントに使われる。

オペラハウスの内部施設⑦ ベネロング

オペラ・ハウス内の高級レストラン。オペラ鑑賞の前後に楽しむコースメニューもある。

ベネロング
住所:オペラ・ハウス入口横
営業時間:17:30~20:45(土曜12:00~14:00、日曜12:00~15:30)
休業日:月・火曜

オペラハウスの内部施設⑧ オペラ・バー

目の前にハーバー・ブリッジを眺めながら乾杯できるバー。毎晩ライブ演奏あり。

オペラ・バー
住所:オペラ・ハウス地下コンコース
営業時間:11:00~23:00(金・土曜〜24:00、日曜〜22:00)
休業日:無休

オペラハウスの内部施設⑨ ウェルカム・センター・ショップ


地下にあるギフトショップ。デザイン性の高いグッズを幅広くそろえている。

ウェルカム・センター・ショップ
住所:オペラ・ハウス地下コンコース
営業時間:9:00〜17:00
休業日:無休

オペラ・ハウスの歴史を知りたい!


オペラ・ハウスは、建設が始まると構造上の欠陥や予算のオーバーなど多くの問題が明らかになった。問題解決のため、ニュー・サウス・ウェールズ州とウッツォン氏は何度もセッションを重ねたが、ついに決裂。その後はオーストラリアの建築家4人が引き継ぎ、約14年の歳月と巨額の費用を投じて完成した。

オペラハウスの歴史:1956年

まだ無名だったウッツォン氏は応募当時38歳。いきなり国外デビューを果たした


1940年代、ニュー・サウス・ウェールズ州立音楽院の校長ユージン・グーセンスが大型コンサートホールの建設を提案し、デザインコンテストを開催。233点の応募からデンマークの建築家ヨーン・ウッツォンの、船の帆や貝殻の群れをほうふつとさせる斬新なデザインが選ばれた。

オペラハウスの歴史:1959年

建設中の様子。膨大な費用がかかり、工期も大幅に遅れた


建設開始。工事が進むにつれ、技術の難しさや予算の見積もりの甘さなど、次々に問題が露呈。最終的に工事は14年にわたり、総額A$1億200万もの費用がかかった。

オペラハウスの歴史:1973年

落成式に登場したエリザベス女王。盛大なセレモニーとなった


ついにオペラ・ハウスが完成。こけら落としには、英国の女王エリザベス2世が来場。ベートーヴェンの第九が演奏された。

オペラハウスの歴史:2007年

今ではシドニーのシンボルとして、多くの観光客が訪れる


20世紀を代表する建築物と認められ、世界文化遺産として登録。高度な建築技術を駆使して造られた劇場は世界中で知られている 。

オペラ・ハウスで公演を鑑賞しよう


オペラやコンサートなど、さまざまなイベントが一年中行なわれている。これらのスケジュールは公式サイトに掲載されており、オンラインで予約することもできる。滞在中にオペラや演劇を鑑賞したくなったら、ボックス・オフィスでチケットを購入しよう。

オペラ・ハウス・ボックス・オフィス
住所:オペラ・ハウス1階
営業時間:9:00〜17:00
休業日:無休

オペラ・ハウスのガイドツアーに参加しよう

模型などを見ながらわかりやすく解説


歴史背景や建築に関する解説が聞けるシドニー・オペラ・ハウス・ツアーや、舞台裏を見学するバックステージ・ツアーを催行。ツアーでは一般立入禁止エリアも見学することができる。食事付きのプラン(A$65.80〜)もある。

料金:A$32〜(日本語ツアーの催行 11:00、13:30、14:30、15:30/所要30分〜)
※事前のオンライン予約がおすすめ

シドニーに行ったらオペラ・ハウス観光はマスト!

今回はオーストラリア、シドニーの代表的観光スポットであるオペラ・ハウスをご紹介しました。外観もさることながら、内装の優美さや、オペラやコンサートの公演も必見です!

この他にも、オーストラリアには注目スポットが盛りだくさん。ぜひ事前にチェックして、楽しいオーストラリア旅行にしてくださいね。

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