オーストラリアの世界遺産８. ウルル - カタ・ジュタ国立公園

オーストラリア大陸の中央部に位置する荒涼とした砂漠の中に、突如として出現する巨大な岩。アボリジナルが「ウルル」と呼ぶ、世界最大級の一枚岩、エアーズ・ロックだ。そこから30㎞離れた場所には、36の巨大な奇岩が集まるカタ･ジュタ（オルガ岩群）がある。両者はウルルｰカタ・ジュタ国立公園にあり、1987年に世界遺産に登録された。

オーストラリアの世界遺産９. 西オーストラリアのシャーク湾

パースから北へ約860kmのところにあるシャーク・ベイには、世界に2カ所しかない貝殻のビーチ、その名もシェルビーチが広がっている。地球最古の生物ストロマトライトの大群生や、野生のイルカが毎朝ビーチにやってくるモンキー・マイアなどもあり、貴重な生態系を保護する目的で世界遺産に登録されている。

オーストラリアの世界遺産10. ガリ（旧フレーザー島）

世界最大の砂の島。砂丘の上には熱帯雨林が群生する。島のほぼ全域がグレート・サンディ国立公園に指定されている。

オーストラリアの世界遺産11. ハード島とマクドナルド諸島

パースの南西約4100㎞。ミナミゾウアザラシやペンギンなども生息する。約80％が氷河に覆われたハード島には活火山がある。

オーストラリアの世界遺産12. マッコーリー島

島の固有種ロイヤル・ペンギンをはじめ、何百万羽ものペンギンが暮らすコロニーになっている。

オーストラリアの世界遺産13. パーヌルル国立公園

1982年まで世に出なかった秘境。ストライプ模様の奇岩群はアボリジナルの言葉で「バングル・バングル」（砂場）と呼ばれる。

オーストラリアの世界遺産14. 王立展示館とカールトン・ガーデン

王立展示館は1880年開催の万国博覧会の会場として建てられたヨーロッパ建築の建物。

カールトン・ガーデンは街の北東に広がる、1856年開園の広大な庭園。敷地内に建つ王立展示館とともにユネスコ世界文化遺産に登録されている。